機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (10) (カドカワコミックスAエース)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047137462

作品紹介・あらすじ

それぞれエドワウ、セイラと名前を変え、テアボロ・マスのもとで穏やかな日々を送っていた兄妹。しかしザビ家からは刺客が放たれ、さらに母の急逝の知らせが届いた時、エドワウはある決意を固めるのだった。

感想・レビュー・書評

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  • 以前、購入して読んでいなかった『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 9巻~10巻』を読みました。

    我が家では、只今『機動戦士ガンダム』がブームなので、、、

    購入していたことを思い出し、8巻までを読み終わった息子と交代で読みました。

    -----story-------------
    ≪9巻≫
    「シャア」と「セイラ」、その知られざる過去とは--!
    宇宙世紀0068,サイド3で行われていた議会演説の真っ只中、議長の「ジオン・ズム・ダイクン」が壇上に倒れ息を引き取る。
    連邦による「ダイクン」暗殺説が流れ、サイド3は混乱の時代に突入した--。

    ≪10巻≫
    「シャア・セイラ」編、衝撃の後編突入!
    それぞれ「エドワウ」、「セイラ」と名前を変え、「テアボロ・マス」のもとで穏やかな日々を送っていた兄妹。
    しかし「ザビ」家からは刺客が放たれ、さらに母の急逝の知らせが届いた時、「エドワウ」はある決意を固めるのだった。
    -----------------------

    8巻まではアニメ版とほぼ同じ展開だったのですが、この9巻からはアニメでは描かれていなかった過去(1年戦争が始まるまでの歴史)が描かれていて、興味深く読むことができました。

    「ザビ」家による「ジオン・ダイクン」暗殺から、幼い「シャア」と「セイラ」が、どうやって地球に脱出したのか… その経緯が明らかになります。

    その物語に若い「キシリア・ザビ」や「ランバ・ラル」、「ハモン」も重要な役割で登場するし、、、

    「シャア」と「セイラ」の物語が軸なんですが、幼少の「アムロ」や少女時代の「ミライ」も登場して、それぞれの関連の理解できる内容になっています。

    この物語を読むと、後にホワイトベースで敵味方として偶然、再会した「ランバ・ラル」が「セイラ」を撃つことができなかったのは納得ですね。

    それにしても『機動戦士ガンダム』って、奥が深いですよねぇ。

    次が読みたくなりました。

  • シャア・セイラ編・後編。マス家時代の話。設定は色々とあったシャアの生い立ちをエピソードとして結び付ける試みはどこかでやってほしかっただけにファンとしては非常にうれしい展開だ。セイラのさみしさが増していくのが母との手紙や喪失体験などでしっかり描かれているのが良かったのだが、一方エドワウの方は描写が少なめなのが残念。彼がどんなことを感じながら変化していったのかがもう少しわかりやすく見たかったように思う。
    士官学校への入学までを描いている最後の展開は少々強引な気もするのだが、ここについてもどのくらいの意図があってエドワウがシャアとなったのかがもう少し知りたかった。
    同時にMS開発の系譜が見られることは実にうれしい限りである。

  • 映画はエドワウがテキサス・コロニーを出るまで。セイラが「お兄ちゃん」でも「兄さん」でもなく「お兄さん」呼びがデフォなことに驚きました。映画の補完的にピンポイントで読んでいるので、前後が読みたくなってしまい困っています(笑

  • シャア・アズナブルが誕生したお話でした。ファーストガンダムでシャアが『過去を捨てた男だ』というセリフがあったが、こういうことがあったからだと納得してしまった。。

  • シャアが徐々に本性を出してきたというか、狡猾で恐ろしく頭が良く、目的のために冷徹になれる人格が形成されてきた10巻。これまでファーストガンダムしか見たことがなかったので、正直シャアという人物にそこまでの思い入れを感じていなかったのだけど(何で皆あんなにシャアに夢中なんだ?と思っていた)、この9〜10巻を読んで、がぜん興味が湧いてきた。
    この後、ガルマ・ザビとの交流からの最後の裏切りのところまでがかなり気になってきた…。

  • まじでか。
    そんな…そんなそっくりさん入れ替わりが…。そして水着って…いいものですね…ほぼスク水なこのシンプルさ…好きだ…。いやそんなことはともかくとして、「シャア」「セイラ」の過去編に関わってちらちらガルマくんも顔出してくれるのとても嬉しかったです。

  • ジンバ・ラルとともに地球に逃れたキャスバルとアルテイシア。
    キシリアの手がドン・テアボロの家を襲撃。
    テアボロはシュウ・ヤシマの手引きでサイド5のテキサスコロニーを目指す。
    そこでアズナブル家の息子で、キャスバルとそっくりなシャアが登場する。
    シャアはザビ家の立ち上げたジオンの士官学校に入学するためサイド3を目指すが……。

  • 妹や養父と共に地球での生活をおくるキャスバル改めエドワウはザビ家の手先による襲撃を受けて移住したルウムのテキサスコロニーにて自分と瓜二つの少年シャア・アズナブルと出会う。シャア可哀想すぎる。史上初のMS、モビルワーカー01式がお披露目。自分がオリジンを読み始めたのはコイツ見たさからだったりするのだが期待以上の活躍をみせてくれた(乗りたかないケド…)。他、学生服姿のミライやぼーっとした表情でハロを大事そうに抱えるちびアムロも登場。

  • 車内で読む。読み始めると夢中で読んでしまいました。漫画として、素直に面白いです。

  • ダイクンの子であるキャスバルが、どうやってジオンの士官学校に潜り込めたのかの謎が、これで解けた。

    と云うか、ずいぶん荒っぽいことをする。

    もっとも、もっと荒っぽいことすんのはキシリアの方だけど。

    しかし、キャスバル。
    君の良心はどこにあるのだ?

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著者プロフィール

1947年北海道生まれ。66年弘前大学入学、学生運動の結果、除籍。上京後、アニメーターとなり「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」を生み出し、のちに漫画家に転身。
作品『アリオン』『クルドの星』『ナムジ 大國主』『虹色のトロツキー』『王道の狗』『天の血脈』『ヤマトタケル』『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』ほか
著作『原点THE ORIGIN』(岩波書店)ほか。

「2018年 『革命とサブカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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