機動戦士ガンダムUC 2 ユニコーンの日(下) (角川コミックス・エース 189-2)
- 角川書店 (2007年9月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047139701
感想・レビュー・書評
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・ガンダムだ。こりゃすっげえガンダムだ。ラスト50ページのガンダム的すぎる展開が超興奮する。よくここまで登場人物も人間関係も小道具もガンダムの基本を踏襲して書いてるなと感心しきり。
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上巻と合わせて映画館上映1話とほぼ同じ範囲を扱ってる。
基本的にストーリーは同じなのだけど、やっぱり映像では説明不足の部分が
多いのがよく分かる。逆に言うと説明なしでも映像で出来るだけ
表現しようとしてて、それはそれで映像もすごいね。
後は文章だと心理描写が入るのも大きい、というか映像では伏せられている
伏線に関する情報がかなり出てきてるのね。ネタバレ度がやや高い。
もう一つ気がついたのは、本編に直接絡まない飲酒とかドラッグとかの
表現は映像ではなくなってるのね。まあこれは妥当かも。
しかし文章で改めて読んでみると、ボーイミーツガールに長い演説に
戦闘機械と化した少女に世界を変える力を持っているけど具体的なことは
誰も知らないアイテム、ってやっぱり福井晴敏作品だなあ。
引き続き読んでいこう。 -
驚かされるのが、アニメを凌駕する戦場での悲惨で、惨すぎる死の描写です。,アニメでは、これをそのまま映像化してしまうと、全体イメージに影響を及ぼしかねないので、大幅にカットされているようです。,ラストでは、アニメと違ってフルフロンタルが登場します。
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前作「ユニコーンの日(上)」と合わせて、ガンダムUC第1話完結です。
面白いです。
この巻では、コロニー内で戦闘が始まり、主人公バナージがガンダムに乗り込み、敵方MSを撃退する、というガンダム第1話にふさわしいストーリーが展開します。
コロニーに構造が良く頭に入っていないので、ストーリーがコロニーのどこでどうやって展開しているのかとか、ちょっとわかりづらいところもありましたが、それを補ってあまりある迫力ある展開。素晴らしいです。
前作「ユニコーンの日(上)」が謎の始まり方(笑)をして、これは一体、、、と思ったのですが、その謎がゆるゆるとほどけていき、いろいろ腑に落ちていくところなど、とても良い感じです。
早く次読もう。(^_^;) -
一度目は偶然、二度目は自らの意志でオードリー・バーンと名乗る少女を助けるバナージ。
常にバナージを苛み続けてきた「ずれ」が、彼女の存在によって払拭されてゆく。
しかしオードリーは己の存在と役割のために彼を一方的に拒絶して去り、取り残されたバナージはふたたび寄る辺ない日常に戻って行くかに見えた。
しかしその夜、コロニー〈インダストリアル7〉は戦場となる。
すべては『ラプラスの箱』のために。
『箱』をネオ・ジオンの残党に譲渡しようとする、サイアムを創始者とするビスト財団。『箱』と、『箱』の譲渡を防ごうとする少女の奪還を図るネオ・ジオン。『箱』の流出を阻止しようとする地球連邦軍、その特殊部隊。
三つ巴の姦計の果てに繰り広げられることになったモビルスーツでの激しい戦闘は学校を、街を、コロニーを破壊し、人々を蒸発させる。
混乱の中でオードリーを探すバナージは、再び白いモビルスーツと遭遇する――。
やっと主人公バナージがガンダムにたどり着いた第2巻。
進行が遅いな…とか、いちいち表現が冗長だな…とか思いつつ、でもそれが後半のエピソードで効いてきてた(ノω・、)
よく考えたら1年間のTVアニメーションシリーズでは絶対できない時間と字数のかけ方をしてます。
主人公の成長を軸にした群像劇とするなら、この作家さんは結構良いのかもしれない。 -
☆$$つまらないのが、1巻に続く。変形シーンに期待(まだ未完状況で書いているため)
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やっと、アニメの最初の最初の話が終わりました。
1つ1つじっくり、表現されているので、
アニメよりもユニコーンの世界にどっぷりはまれます。
ただ、私には難しい表現が多く、本当に集中してよまないと
はいっていけません。
なので読むのに時間がかかります。
最後の方にやっとフルフロンタルが出てきました! -
ちょっと前半はあきたけどいつものパターンで
出てくるガンダムが強すぎる。。
まあ、長時間強いわけでは今回はないので
0083より問題ないけど。。(でも0083はおもしろかった) -
濃かったぁ~ これでDVD第1巻60分相当分終了。次巻も読むことにします。
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ビスト財団がどういった組織なのか、
なぜラプラスの箱を渡そうとしたのか……
そういったところはアニメではよくわからないけど、
小説を読むと丹念に描かれている。しかし、箱の正体は不明。