機動戦士ガンダム UC (3) 赤い彗星 (角川コミックス・エース 189-3)
- 角川書店 (2007年12月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047150034
作品紹介・あらすじ
スペースコロニー"インダストリアル7"を襲ったテロ事件から半日、バナージとオードリーは地球連邦軍の戦艦"ネェル・アーガマ"に収容されていた。両者に絡みつく『ラプラスの箱』を巡る様々な思惑。その最中、「シャアの再来」と呼ばれる男、フル・フロンタルが赤いモビルスーツで強襲をかける。通常の3倍のスピードで追い迫る敵を前に"ユニコーンガンダム"に勝機はあるのか-。ガンダム・サーガ最新作、白熱のシリーズ第3弾。
感想・レビュー・書評
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アニメ版2話の2/3ぐらいに対応している。
ミノフスキー粒子影響下での超長距離戦闘とか、マニアックな記述が続くところは
「大元で大嘘付いてその上にきっちり理論構築する」というSFのパターンを
ちゃんと踏襲してる感じがして面白かった。
アニメでも3倍ネタとか入れてネタ度高かったけど、小説でもお約束は
入れてきた感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アニメ版では、次巻の「パラオ攻略戦」の前半を取り込んでいますが、原作はユニコーンVSシナンジュで終わります。
フル・フロンタルの台詞回しをみると、福井氏はシャアを描きたかったのだなあと、つくづく感じさせられます。
一方、この巻から挿絵を安彦氏に変わって別の方が描かれています。
友人は、「萎える」などと表現していましたが、気持ちは分からないでもないです。 -
タイトルの「赤い彗星」が示すとおり、まるでシャアのようなフル・フロンタル登場です。
他のMSの3倍の速度で迫ってくるし、「当たらなければどうということはない」等と言うし、本当この人はシャアですね。笑
主人公バナージがちょっと不安定なところとか、ネェル・アーガマやその乗員達が単に軍の歯車で、でも歯車は歯車なりに頑張るところとか、正にファーストガンダムを彷彿させますね。それは作者の意図したところなんでしょうが、とてもうまくいってます。
4巻目も楽しみです。 -
フル・フロンタル かっこええなぁ…
何で3倍速いのか、単に出力3倍ではないんだよ、っていうのがそれなりにちゃんと説明されていたのがすごい。でもちょっと無理があるかな…。でも格好いい! -
混乱の中で再会した父親、ビスト財団総帥カーディアス・ビストに『箱』…その鍵である《ユニコーンガンダム》を託されたバナージ。
彼はユニコーンガンダムを駆り、コロニーを戦場にしたモビルスーツを退けるものの、地球連邦軍の艦《ネェル・アーガマ》に収容されてしまう。
偶然から《ネェル・アーガマ》の艦載機のパイロットに救出され、艦に保護された友人のタクヤ、ミコット、そしてオードリーと再会できたことを喜ぶのもつかの間、ネオ・ジオンの首魁にして赤い彗星シャア・アズナブルの再来とも言われるフル・フロンタルが襲来する――。 -
・フル・フロンタル登場。こうして小説で読んでみるとどうもシャアじゃないんだろなって感じ。
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1巻ごとに謎がひとつわかるが
今回は結構びつくりなネタだった。
つーかフル・フロンタルの正体ばれてないか?
正史の中で薔薇が似合って
ケレンみたっぷりな振る舞いできるのって
あの人ぐらいしかおらんけどな。 -
DVDでは第2巻の前半部分あたりまで。
この巻も、ほぼDVDの流れと同じ、まだ一連の騒動は落ち着いていません。
わかりませんが、きっと物語の中では1巻からまだ一日か二日しか経っていないんじゃないかと思われ。なもんで、物語もまだ始まったばかりで、謎だらけという印象が続きます。
三冊使ってまだここまでしか来ていないというのは、だらだら書かれていのではなくて、全く反対、濃密過ぎる文章だからですね。相変わらず、モビルスーツや艦隊の宙域戦闘も、事細かに描かれていて、楽しめます。
DVDでは第2巻の後半の、語り中心の部分は好きだったので、それが文章で描かれるのを読めるのは楽しみです。次巻も期待して。 -
この小説、、全何巻になるんだろ、、
3巻にしてまだ初期ガンダムで言うところの
シャアザク最初の場面の焼き直しだよね。。
この大佐君は逆襲のシャアでクェスに片思いしてた
強化人間じゃない?なんかシャアになりたくてみたいな
動機で。