傷 (角川コミックス・エース 170-3)

著者 :
制作 : 清原 紘 
  • 角川書店
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本棚登録 : 704
レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047150201

感想・レビュー・書評

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  • 小説の原作を読了。女の子の裏切りがいいぞ、もっと人間不信にして二人だけの世界にしてやれと腐った見方で読んでました。

  • 小学校に通っているケイゴとアサト。少年達は大人たちから押し付けられた傷も、痛みも、何もかも全て、自分の体の中に閉じ込めていた。

    ケイゴは、父親から虐待を受けていた。
    その暴力は、ケイゴの母親にもしていた。

    その体の傷のせいで、ケイゴはクラスの男の子にバカにされ、いつも独りだった。

    ある日、クラスの男の子から「その傷、おまえの父親がやったんだろ?」と言われ、咄嗟にその男の子に暴力を振るってしまった。

    その事件の処分として、違う同じく人に愛されることなく育ってきた子どもが通う学校へ入らされることになった。

    そんなある日、アサトという男の子が転入してきた。

    アサトはいつもひとりで過ごしていて何も喋らなかった。

    そんなアサトをケイゴはなんでだろう?と少し気にしていた。

    ケイゴが彫刻刀で何かを作っていた時の出来事。
    手に傷を負ってしまい、血が出てきた指をどうしたものかと悩んでいた時に、アサトがやってきた。

    「その傷どうしたの?」

    そしてアサトは、ケイゴの指に触れると、不思議なことにケイゴの傷の痛みは引いていった。

    そう、アサトは、人の傷を自分に移動させられる能力を持っていたのだ。

    その能力を使い、アサトとケイゴは、学校の傷を負った子ども達に触れ傷を移動させるという実験をした。

    しかしアサトは、傷を移動させるだけでなく、傷を自分へ移動させることも出来た。

    そんなある日、シホという若い女性に出会った。

    シホは、マスクをしていた。決してふたりの前で取ることしなかった。

    ケイゴアサトシホはそれから毎日一緒に過ごしたわいも無い話をした。

    シホは決して僕らをバカにしなかった。話を真剣に聞いてくれた。

    シホは、火事によって口に傷を負っていた。

    ある日、アサトは、シホの口の傷を自分に移した。

    それからというもの、アサトはずっと自分に傷を付けて自分を痛めつけた。

    アサトは死んだ。

    オレは祈った。

    誰も傷つかない世の中が早くやってこればいい…

  • 乙一読みたさに既に原作読んだことあるのに読んでしまった
    アサト可愛いな!?

  • 絵がきれいで泣けます

  • 泣ける。

  • 乙一厨のころに買ったマンガ
    まず、絵が繊細できれい
    少年をきれいにかいているマンガやイラストにはわたし自身すごく惹かれるしすてきだなあとおもった
    ラストは原作とちょっぴりちがっていて、原作よりも救われるかんじ

  • 切ない。小学生の二人は傷つけられていた。幼い心もか弱い体も。一人だったら辛くて耐えられないことでも、二人だったら乗り越えられる。
    乙一氏がトリイヘイデンの小説をヒントに、って言うのがわかる。
    「傷の深さも痛さも半分ずつ
    二で割ってはんぶんこだね」

  • おもしろい-^^

  • 原作を読んでいないので比較はできないが、絵柄・話の流れ共によかったと思う。

  • 原作は、あくまでも、原作だから、、終わり良ければすべて良し。

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著者プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

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