機動戦士ガンダム THE ORIGIN (21) ひかる宇宙編・前 (カドカワコミックス・エース)

著者 :
制作 : 矢立 肇  富野 由悠季 
  • KADOKAWA/角川書店
4.17
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本棚登録 : 770
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047154827

作品紹介・あらすじ

母なる大地コロニーすら兵器となし、殲滅戦につき進むギレンの姿に絶望した公王デギンは和平交渉へと動く。一方WB隊は、ジオン本国へ侵攻する主力艦隊から離れ、ア・バオア・クーへ陽動をかけようとしていた……。

感想・レビュー・書評

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  • TVシリーズでは、ソーラレイでレビル将軍をはじめ、デギン公王やワッケイン司令などが亡くなる。しかし、オリジンでは、ワッケインは死なず、残軍を束ねる役を務める。TVシリーズとは違うものの、ストーリーに厚みを増したように感じられた。他にもセイラがシャアを追ってア・バオア・クーに行ったこともTVシリーズとは違っている。

    半年に一回のお楽しみになった「The Origin」。今回の面白かった。
    今年で30周年を迎えたガンダムは、未だ新鮮そのものだ。

  • ア・バオア・クー攻略編。エルメスの最期は構図として無理がないかなぁ、という気もするが、迫力はある。また、前巻から続くデギンの出撃→ソーラレイ→ア・バオア・クー攻略の流れはスムーズでいい感じ。幕間ともいうべき、キシリアとシャアの会話、フラウにハヤトとの別れを促すアムロ、そして複雑な表情を見せるフラウ。セイラに出撃を促すブライト、ミライ等本編とは異なる流れだったり、心の中をより丁寧に見せるところはますますよい感じである。

  • レビル将軍とデギン・ザビがギレンの放ったソーラーレイシステムにて死す。さらにシャアとアムロの対決の最中にララァも死す。セイラさん用のジムはアニメになかったので、面白い。戦いも最終局面を迎える。。

  • ソーラ・レイの発射で和平交渉に動いていたレビルとデギンが死亡、戦力の大部分を失った連邦は艦隊を再編成しア・バオア・クーを目指す。信念もなく戦っていたアムロもニュータイプの能力によりララァとの相互理解を果たすがララァはシャアを庇い死んでしまう。部下からどれだけ「ノーマルスーツを着てください」と言われても頑なだったくせにララァに言われたら折れるシャア。結果的に着てて助かったからいいけど。増加装甲ジムはかっこいい。

  • 機動戦士ガンダムTHE ORIGINの21巻。
    -ひかる宇宙編・前-ということで、ソロモンを攻略しア・バオア・クーへと迫る連邦軍。
    その最中、ソーラレイにより連邦・ジオンのトップが戦死。
    連邦軍の戦力の半数を失いながらも、ア・バオア・クー攻略へと突き進む。

    アニメには無かったア・バオア・クー攻略前のブライトによる演説というか
    MSパイロットたちへの激励シーンがいい。
    「逆襲のシャア」のアクシズ攻略前のシーンとだぶる。
    もちろん逆シャア時代に比べてまだ新兵時代なので、なんというか拙い感じ。
    しかしその中にも皆への熱い思いがあるので十分伝わります。

    他にもシャアとキシリアの対話、
    ギレンの「あえて言おう、カスであると!」、
    シャアとララァのキスシーン、
    アムロとララァの共感、
    「やつとの戯言はやめろ!」、
    などなど、名シーンが盛りだくさんの巻となっております。

    打ち切りになったアニメと違い、どういう展開で〆るのか気になりますね。

  • 高校の友人に「敢えて言おう!カスであると!!」をよくいう友人がいたなぁ。もちろん、ギレンを意識してだけど。

    もうほとんどの人が知ってると思うけど、エルメスって呼ばなくなったんだよね。「トンガリ帽子」または「NT専用モビルアーマー」って呼ぶようになってる。

  • 2011/6/21購入
    2011/6/25読了

  • うぅ〜ん。
    やっぱり、アムロとララァの会話の意図するところが分らない…。

    この二人は出会うべくして出会って、本来なら特別な関係になれる間柄だったのに、タイミングが悪かった、って事なのか?

    って、身も蓋もなさ過ぎる感想だ…。

    しかし、誰かが死んで涙を流すのは、はじめてなんじゃないか?
    シャア・アズナブル。

  • ひかる宇宙編・前

    ア・バオア・クー攻略戦

    ガンダムVSエルメス

    ララァの死

    ブラウ・ブロ部隊

  • とうとう「ひかる宇宙編」に突入! ストーリーもクライマックスに入り、安彦良和氏の筆も冴えわたる感じだ。

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著者プロフィール

1947年北海道生まれ。66年弘前大学入学、学生運動の結果、除籍。上京後、アニメーターとなり「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」を生み出し、のちに漫画家に転身。
作品『アリオン』『クルドの星』『ナムジ 大國主』『虹色のトロツキー』『王道の狗』『天の血脈』『ヤマトタケル』『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』ほか
著作『原点THE ORIGIN』(岩波書店)ほか。

「2018年 『革命とサブカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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