機動戦士クロスボーン・ガンダム (3) (角川コミックス・エース)
- KADOKAWA (2011年3月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047156869
作品紹介・あらすじ
ベルナデットが木星帝国の総統・ドゥガチの娘だった!? 宇宙海賊クロスボーン・バンガードとドゥガチの戦い、激化! 新しく甦った「クロスボーン」第3巻!!
感想・レビュー・書評
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クロスボーン・ガンダム3巻。
木星帝国本拠地へ侵入。総統クラッスス・ドゥガチの罠。ベルナデットの正体。ザビーネの野心。「死の旋風」隊の脅威。
少女のために奮闘するトビア。ガロードとティファの関係性を思い出す。ことの大義よりも、女の子のために一生懸命というのは、冒険活劇の王道です。バナージとミネバもそうだったか。トビアとガロードが似ていると思うのは、ストレートなんだよな、感情の表れが。
本拠地にしたドゥガチはコピー。ドゥガチを含む木星帝国軍は、地球へ侵攻を開始まんまと囮に引っ掛かってしまったクロスボーン・バンガード。
乾坤一擲だった本拠地突撃が空振りに終わってしまったといえど、ドゥガチを止めなければならない。追跡戦に移るクロスボーン・バンガードの前に立ちはだかったのは、「死の旋風」隊と反乱のザビーネ。
ここでザビーネの反乱かあ。コスモ貴族主義を諦めずにいた彼は自分の野心に従って行動したのですが、どうにも小物感が出ているように思えます。執着心がすごい。アンジェロの忠誠心に感じた違和感と同一。
キンケドゥの駆るX1を撃破する為だけに編成された木星帝国の「死の旋風」隊。
スリーマンセル部隊で、それぞれに攻守の役割が明確にされている彼らに苦戦するキンケドゥ。船体のマストを切断し、ビームセイルを叩きつけるという大技で撃退しますが、X1は半壊状態。今後の戦闘に対して、どんどん手駒がなくなってゆくクロスボーン・バンガードです。
追撃戦どころか、追撃すらままならない。そんな状況の中、ベルナデットが拉致されてしまうという混乱。
がんばれトビア。詳細をみるコメント0件をすべて表示