野性時代 第56号 62331-57 KADOKAWA文芸MOOK (KADOKAWA文芸MOOK 57)

制作 : 角川書店編集部 

• 角川グループパブリッシング (2008年6月12日発売)

作品紹介・あらすじ

待望の「ぼくたちの米澤穂信」特集です！　ロングインタビューから作家本人による全作品解説、恩田陸さんとの対談も読み応えばっちり。これさえ読めば古典部シリーズのすべてが分かる！　もちろん新作短編も。

感想・レビュー・書評

[pilvojさんの感想 · 2015年3月30日]

例によって一部（米澤穂信関連のみ）読んだだけなので、「読み終わった」こそ自分の管理のために付けるが、評価はしない。読んだ範囲でいえば面白かったけど。

単行本化されていない〈古典部〉シリーズ作品を読む旅、取り敢えずこれで完了。
といってもこれは映像化済みだし、映像作品の特典として小説そのものも入っていたりする（私は読んでいないが）。

『連邦は晴れているか』
前述の通りなので、別に知らない話という訳では無かった。
奉太郎はただの省エネクソ野郎ではないんだよ、というお話。というかこんな自分を律した男子高校生がこの世の何処にいるんだレベルで高尚ですらある。千反田の信頼を大きく勝ち取った一編かも。

特集。
恩田陸（この方も好きだ）と米澤穂信の対談など。この会話の中にも作品名が沢山出てくる。
そして「米澤穂信を作った『100冊の物語』」という特集がある。
これらのお陰でまたTODOリストが膨らんだ。一体このリストはいつ減少方向に進むのだろうか。
これが2008年の雑誌であり、つまりアニメ化より大分前であることから来る面白さがあった。収録されている漫画、および小説の登場人物紹介のページなのだが、前者は進研ゼミ漫画ばりの没個性イケメンおよび美少女だし、後者の千反田は派手なお嬢といった感じだ。文字メディアを映像化することの難しさよ。

[sasayaさんの感想 · 2012年8月23日]

2012/08/22

Osaka Prefectual Central Library

米澤穂信「連峰は晴れているか」

[adelieさんの感想 · 2012年4月2日]

「古典部」シリーズで唯一文庫未収録の「連峰は晴れているか」の他、米澤穂信と恩田陸の対談、米澤本人による作品解説とおすすめ本などが興味深い。

[ももりんさんの感想 · 2011年9月26日]

米澤穂信に釣られて

[sasanquaさんの感想 · 2011年2月10日]

ちょっと前の本だけど、米澤穂信さん特集。書き下ろしの古典部短編も付いて、インタビューも付いて、おすすめの１００冊も付いて、古典部のコミカライズも付いて、読み応えがありました。

[薄明さんの感想 · 2009年12月17日]

米澤穂信特集と連峰目当てで購入。
古典部漫画のほうたろーのイケメンっぷりといったら。
特集は充実していてバックナンバーを漁った甲斐がありました。

[田宮さんの感想 · 2008年8月31日]

表紙が堺雅人・米澤穂信特集・京極夏彦編集長だったので買ってしまいました。
メインはやっぱり米澤穂信特集。
古典部解説だけでも、面白くて買う価値アリです。
古典部最新作はなんともせつな過ぎる。

著者プロフィール

赤川次郎　綾辻行人　上原善広　恩田陸　木下半太　樹林伸　黒川博行　桜庭一樹　椎名誠　新堂冬樹　中山七里　西村京太郎　畑野智美　原田マハ　藤野恵美　山本一力　ほか

「2015年 『小説　野性時代　第１４５号』 で使われていた紹介文から引用しています。」