芋虫 (BEAM COMIX)

  • エンターブレイン
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本棚登録 : 896
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047260856

感想・レビュー・書評

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  • 江戸川乱歩×丸尾末広の最強タッグ堪らない

    江戸川乱歩の世界観に丸尾末広さんの絵柄がとても合う

    最高な気持ち悪さです(褒め言葉)

  • この「芋虫」は江戸川乱歩御大の作品中でも、「蟲」「盲獣」と並ぶ屈指のエログロ作品。正直まともな感性をお持ちの善男善女の皆々様にはおすすめできるものではなく…私は大好物ですけども。
    今作はそんなほとんど禁忌な原作を、現代の鬼才、丸尾末広氏の絢爛豪華耽美妖異な画力で活写。もうほとんどR18です。いろんな意味で。

    繰り広げられる、めくるめく乱歩世界…うつしよは夢、夜の夢こそまこと…

  • バナナ。

  • 流石としか言いようのない作品です。
    全体の構成からコマの一つひとつまで丸尾先生の感性が活きています。
    どのコマを切り取っても画になります。書き込みも半端じゃないです。
    そんな狂気的なところも「芋虫」という題材にピッタリで、もう・・・最高です。

  • 高校時代に読んだ原作はうまく消化できなかったが、これを読んでから小説を読みなおしました。素敵。

  • 大傑作。
    大乱歩の残した精髄を吸い上げ描き出す筆力。
    何カットも何カットも素晴らしい構図がある。

  • 重たい…。
    流石です、丸尾末広。

    パノラマ島に続き、購入して正解だた。

  • これまた江戸川乱歩の強烈な短編を漫画化した作品。

    原作は過激な描写は発表された時代柄か伏字で伏せられて、ヒドイところだと何が何やら全く分からないシーンなどもあったが本作はマンガ。そんな手ヌルいマネはせずガッツリ過激な描写を丸尾末広流のリアルなタッチで描ききっている。

    エログロ耐性の無い方以外なら是非手に取って読んで頂きたい作品。今までに無いマンガ体験を味わえます。

  • 乱歩を漫画化するならこの人しかいない。乱歩のエロさとグロさと不気味さがここまであっているのは丸尾さんだけ。

  • 内容は乱歩なのでその辺りは割愛しますが、こんな内容に実にしっくりきますね、丸尾末広。あからさまな描写が逆に真実を忠実に再現出来るのではないかと。ともかく詰まる所、愛でした。

  • 美しく奇怪で醜悪な乱歩ワールドを丸尾 末広が描いた、エログロでアートな一冊。

  •  なんかブクログの調子、悪い?レビュー書いても編集されないんだが…

     1回書いたのが消えちまったぞなもし。とりあえず、この『芋虫』は上級者レベルでした、とだけ言っておく。

  • うえ~きもちわるい~となるけど切ない。

  • 書店で見つけて思わず衝動買いしてしまいました。
    乱歩の「芋虫」が漫画化されてる!しかも作画は丸尾末広。
    これは買うしかないでしょう……!

    原作のどろっとした雰囲気がそのまま再現されてるのが凄いです。
    グロテスクで、気持ちが悪いんだけど、何故だか目が離せない。
    まぁ一読した感想は「エロい」。これに尽きるんですけどね……。
    一人きりでひっそり読むことをお勧めいたします。

  • 丸尾君、乱歩の世界.最高です。

  • 流石丸尾末広!芋虫を完全再現してます!
    すごいとしか言いようがないです…
    彼程に乱歩を表現できるものがいるのか
    いや、いない。

著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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