宿命は緋の空に燃ゆ! ~新米修祓師退魔録 (B’s‐LOG文庫)

著者 :
制作 : 石川 沙絵 
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 20
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047263123

作品紹介・あらすじ

荒御霊を浄化する専門職・修祓師になるため、修業に明け暮れる恵那。彼女が夢幻桜の虚から現れた国守りの神・扶人から「下僕認定」をされて早幾月、季節は初めての夏。ここ最近、祥泉堂は毎日のように荒御霊の襲撃を受けていた、至高の魂を持つ扶人が狙いだと誰もが思っていたが、ある日都より若き副将軍・篠島北斗が訪れ、事態は急変。彼が告げたのは当代将軍の崩御、そして「祥泉堂に将軍の隠し子がいる」という衝撃の事実で!?仲間達の過去と葛藤、恵那と扶人の恋の行方-目が離せない第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 『下僕』になって初めての夏。
    やたらに浄化するべき者達が現れた、と思ったら
    兄弟子が『親元』へと戻ってしまう事件が。

    あらびっくり、な出征の秘密オンパレード。
    3人しかいないから、というべきか、3人も、というべきか。
    そしてよくあるお家騒動。
    しかし問題はそこではなく、料理番がいない事!
    これからこの人たちの食卓はどうなるのでしょう?w
    どうやら長生き神様が役に立ちそうです。

    内容…内容は、ある意味いちゃつき度あっぷ?
    下僕という名の恋人以下、な扱いを受けてるような。
    前の人と比べられる、というジレンマに陥るのか
    それとももうその段階は終了したのか。
    武器を手に入れたため、前回より戦闘シーン多めかと。

  • 今回もおもしろかったです。

    お堂の言わば、同門生とでもいうべき俊太郎の出征の秘密や、同じく仲間の夏葉の過去なども明らかになりました。

    恵那も含めて、つらい過去を抱えながらも、前を向いて、平和な世界のために進んで行こうとするキャラクターたちに共感できます。
    また、文章のテンポもよくて読みやすいです。

    扶人と恵那の距離も少し近づいたかなという感じです。
    ただ、人と国守の神との間においては、絶対的な命数の差が存在します。また、過去における扶人と千咲の関係が恵那と扶人の関係にも影響を及ぼしてくることは必至です。
    今回は比較的扶人が積極的でしたが、以前に千咲を失った痛みを扶人が思い出したとき、あるいは同じ思いをさせてしまうと恵那が気付いた時に、一度越えなければいけない壁が生じてくると思います。また、恵那の前世が、千咲であるだけに、愛されているのは千咲なのか自分なのかという思いを恵那が抱くようになってもおかしくありません。
    今後は、荒御霊に関する事件を解決しながら、そういった問題を絡めて話を展開していくのでしょう。

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