狼の口 ヴォルフスムント 1巻 (ハルタコミックス)

  • エンターブレイン (2010年2月15日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784047263185

みんなの感想まとめ

暗く救いのない物語が展開される中、14世紀初頭のアルプス地方に位置する難攻不落の関所を舞台に、女将と人々が立ち向かう姿が描かれています。厳しい試練が待ち受けるこの場所は「狼の口」と呼ばれ、通行する者は...

感想・レビュー・書評

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  • 〈ストーリー〉14世紀初頭、アルプス地方。イタリアへと通じるザンクト=ゴットハルト峠には、非情な番人が守る関所があった。難攻不落をもって知られるその場所を、人々はこう呼んだ。ヴォルフスムント

    ものすごく暗くて救いが無い物語なんですけどそれがものすごく癖になる。積み上げられた小さな力がどこで解き放たれるのか、わくわくします!

  • ヴォルフムントの通行は硬い。まさに狼の口。見つかれば噛み砕かれてしまう。そんな砦に立ち向かおうとする女将と人々の物語。

  •  1巻目に綴られた残酷な展開が単なる前振りの小道具で終わるのか壮大な伏線となるのかは今後の展開を待つしかない。
     さておき、第二話は首をかしげる内容だった。商取引の信用の証である印鑑を運び出すのに変装術や体術に長けた女性が反乱分子を絶対に通さないとされる関所砦に挑むことになるのだが、話のオチとなったあの方法があるなら何のために…と思う。最後のは蛇足だったのではないだろうか。そもそも完璧な変装で完璧な偽装通行証を持った者を勘であやしいと思ったからひっかけてみたなんていうのも残念。力や智恵を駆使してなんとかなる希望がゼロなのだから作者の都合次第という印象。3話めで登場した小砦もやや作者のご都合主義的な感じがしてしまった。普通ではないことが起きたときそれに説得力がないと、関所を越える側の気持ちで読んでいる読者に対して理不尽な思いを残す。もう少し設定を練り込んでくれると嬉しい。
     絵はまあまあ。漫画としては今後に期待。

  • なぜか何度も読みたくなる不思議な本。
    3巻くらいまでは「残酷なだけで時代考証もストーリーもチープかな〜」なんて思ってたけど、主人公が交代(たぶん)してからはちゃんと戦争するしスイスの成り立ち分かりやすいしでとてもよかった。
    1巻の背表紙と6巻の表紙を見比べると感慨深いものがある。諸行無常。悪代官万歳。
    個人的には前歯折られて婚約破棄されたブルクトーさんが好き。雑魚雑魚しさが輝いてるキャラでした。

  • "最初はとっつきにくいかもしれない。登場人物に感情移入しようとすると、その人物は殺されてしまう。
    また、拷問の描写もある。実際はもっとひどいことをしていたのかもしれないが。
    1巻は、ただただ関所の恐ろしさを伝えている。"

  • 全8巻。なんか熱量高くてやたらと面白かった。敵がとにかく凶悪強大で盛り上がる。

  • 14世紀アルプスという設定は取っ付き難いけど、短編形式なのは読みやすくてよい。
    導入部でいきなりのポロリ。しかも斬首。
    次の話にそれらしい死体の1コマ。そんなに時間が経ってないということを表現したいのだろうか。
    しかし良く人が死ぬ。
    面白いけど、鬱になるので夜寝る前とかは読むのやめたい。

  • 登録忘れてた。
    序盤救いがなさすぎてどーなるかと思ったけれど、だからこそ感じるものはある。

  • 13世紀のウィリアム・テル時代のアルプス、オーストリア公が管理する地元民が外界に抜けるのを阻む厳重な関所ヴォルフスムント(狼の口)をめぐる話。かなりエグいが中世の雰囲気、迫力は最高によく伝わってくる。

  • 歴史物だと知らずに買い始めたけど、気付いたらスイス連邦の歴史に興味津々になっていたという、作者の力量を大いに感じられる名作。描写はとてもグロく、大量に人が理不尽に死んでいくけど、永世中立とは何なのかが余計に伝わる感じで、すばらしい作品です。

  • ひどいよー! ひどいよー!!の連続。だがそれがいい

  • 一巻まで読了。物語の視点である人物と、主人公?が別なのか。予想してなかった内容で後味悪すぎワロタ。続き気になる読みたい。

  • 絵が好みだったので買ってみたら、ひどい目にあいました。何も知らない人にこの本を薦めるといいんじゃないかな!

  • 全くもって万人向けではないけど、作者の師匠が三浦建太郎と森薫と聞いて、反応する方はぜひ。

  • スイス独立をテーマにした歴史漫画。
    ハプスブルク家に自治権を奪われた山の民が執拗な弾圧下で牙を研ぎながら、独立活動の要である『狼の口(ヴォルフスムント)』と呼ばれる関所攻略を目論む話。

    とにかく『狼の口』を任された代官、ヴォルフラムの悪辣さが凄まじく、スイスが独立するのは『決まっていること』なので何とか我慢できるレベルで容赦ない作品。

  • 読み切り形式でいくのかなっと思ってたら最後にでかい伏線爆弾落としてきたから続きを買わなきゃいけなくなった

  • 4巻まで。
    ゴッタルド峠を舞台にスイス独立戦争を描いた漫画。

  • 1巻読了。いや~素晴らしく後味の悪い、けれどそれがクセになりそうな漫画だこれ(苦笑)
    今のところ、様々な事情で関所抜けを試みる人たちの悲惨な末路しか
    描かれていないけど、支配者の圧制に反抗する人々が繰り返し描かれている
    点をみても2巻以降の動きが気になるな。

    追いかけ甲斐のある作品にめぐり合えたかも。

  • 14世紀。アルプス地方。スイスからイタリアへと抜けるザンクト・ゴットハルト峠にある関所ヴォルフスムント(狼の口)。そこはオーストリア公ハプスブルク家に占領された同盟三邦がイタリアへ抜ける唯一の道にして、突破不可能な砦として存在していた。
    最初は同盟三邦の闘士たちが苦難を乗り越えて狼の口を突破する話かと思ったのだが、砦を支配するヴォルフラムによってことごとく絶命していくのに唖然とする。

  • 登場人物にも読者にも希望を持たせてから叩き落とす悲惨な展開ばかりなのに目が逸らせない。
    2巻の中に出てきた台詞に思わずドキリとした。

    「生きること即ち戦いよ。みんな命懸けて生きてる。そして人生の終わりに、選んだ生き方の代償を支払うの」

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