お狐サマの世は情けッ! (B’s‐LOG文庫) (ビーズログ文庫 か 2-11)
- エンターブレイン (2010年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047263888
作品紹介・あらすじ
ひょうたんに閉じ込められた桐緒の前に、黒毛五尾の狐・峰雪が現れた。紗那王の「添い臥しの姫」だと話す峰雪に、桐緒の心は複雑に揺れ動く。その頃、もぬけの殻になった志摩田宿では、紗那王が化丸の残した謎の手紙を発見。『さりあが きらわれた』ってナニ!?そして、藤真と久方ぶりの再会を果たした鷹一郎…親友として引導を渡すべく刃を交える時が来た!!ひょうたんから赤い糸、おはぎならぬ黒ウサギも登場で、どうなる西国珍道中。"お狐サマ"第10弾。
感想・レビュー・書評
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お狐サマ11巻目です。
桐緒の前に現れた女狐・峰雪。
紗那王の側室候補だと聞き、桐緒の心は揺れ動く。
藤真と再会した鷹一郎。
親友と刃を交えるときがきた…。
お狐サマシリーズはシリアスとコメディのバランスが絶妙ですね。
展開に疲れることなく読み進んでいけます♪
小さい頃の封印された記憶も取り戻して、更にらぶらぶな二人。
子供の頃の二人の挿絵が可愛いです。
ぷろぽーずがとっても素敵だった!
藤真さまも良い方向に変化しているけれど、まだ危うげ。
峰雪は、どう説得してもダメそう…。
不穏な空気な中、シデンと化丸のセットは和みますねー。
空気読まずに登場してくるあたりが、笑。
ずっと影で暗躍しているあの方がとても気になります。
どんな狐なんだろう…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キャラクターの心情がしっかりと描かれていて、
切なくなる部分もありつつ、コメディ要素があって、
笑いながら泣ける作品だなと思う。 -
甘い。いつの間にこんなにバカップルになっちゃったんだ………