モンスターハンター EPISODE~ novel.1 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 M 12-6-1 SPECIAL STORY)

著者 : 氷上慧一

• エンターブレイン (2010年3月29日発売)

作品紹介・あらすじ

世界の何処かに眠る幻の遺産、"伝説"をいつの日か最高の仲間と掴みたい。そう決心し、かけがえのない仲間と共にハンターとして腕を磨く青年、ガイユ。四人目の仲間を探していた彼は、ある日一人の女性ガンナーと出会う。高い技術を持ちながらも誰ともパーティーを組まないと断言するハンター、ミュジィ。ガイユはそんな彼女が一瞬見せた、ある表情が忘れられず…。モンハン部の短編漫画が遂に小説化。ハンターの在り方を問う決意のエピソード。

感想・レビュー・書評

[翡翠さんの感想 · 2014年2月2日]

「4人目の仲間」が徐々に、ホントの仲間になっていくのって、読んでいて徐々に引き込まれていった。

[clamamusさんの感想 · 2013年8月28日]

　よくできたジュブナイルである。
　本当に素晴らしい出来映えで、仲間ができるときは、やはりこういう熱いドラマがあってこそ物語となるだろう。
　すっきりした構成で、ガンナーの彼女の頑なな心が緩んでいく終盤はよく描かれている。
　ここに至るまで主人公サイドばかり描いていて、それから彼女の側を描いたからこそ、読者の彼女の心理への関心が高まっていた。この順番が非常に良かった。

　ゲームを楽しんでいる層の中心であろう若年層に向けた小説としては、大変望ましい作品である。

[yukimiさんの感想 · 2010年4月25日]

【M】

著者プロフィール

滋賀県在住。『シーリング・パレス』（ファミ通文庫）で作家デビュー。代表作に『モンスターハンター』シリーズ等がある。

「2016年 『神姫PROJECT 彼方からの旅人 』 で使われていた紹介文から引用しています。」