世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで

著者 :
  • エンターブレイン
3.85
  • (12)
  • (25)
  • (14)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 247
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047264458

作品紹介・あらすじ

何が"得"で、何が"損"かを意識することで、驚くほど簡単に、人と世界を動かすカラクリが見えてきます。この動きが見えると、ニュースがわかり、ビジネスの戦略が見え、生活は劇的に変わるようになります。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • たいへんシンプルに必要なことが書いてある。しかし私の理解力はブルくん、ベアくんにおよばないようなので復習させていただきます。

  • とてもわかりやすい経済学の本。ミクロ経済学の見方とマクロ経済学の見方の違いがよくわかった。個人レベルでは、競争は回避しなければならないが、社会全体でみると競争は好ましいものであることもわかった。このために「合成の誤謬」がおこるのだな。
    でも後半は難しく全部を理解するには苦労する。経済ってやはり複雑なんだな。

  • 初めての経済関連の書籍だった。
    対話形式で非常に分かりやすく、簡潔な内容になっていた。

    経済政策についても、知らないことが多かったが、状況に合わせた政策があり、今後の報道でどのような視点から読み解くべきかも理解できた。

  • 分かり易かったです。
    誤字などわりと目につきました。

  • こいつはすげい。
    経済学とは?から、ミクロ経済学、マクロ経済学、会計学、日本経済、経済政策、ニュースの見方までわかりやすく説明している。

    作中に出てくるブルくん、ベアくんのイラストも可愛げがあり非常に楽しく読めた。

  • 経済のことがわかりやすく説明されている。基本を理解させてくれた上で、景気、日本経済、政策等についても解説しているのでわかりやすい。

  • リフレ派の飯田先生のマクロ経済の基本の基。これ読んでbewaadさんの過去ログ読んだらリフレ論わかった気になる。ただし誤字脱字おおすぎる

  • 経済を単純化し、わかりやすく解説。この手の本はたくさんあるけど、この本はやや難しい。資産価格と運用はイメージしづらかった。
    わかりやすいと言われる本に理解できない部分があると、やはり経済は苦手だなぁ、と思う。

  • 経済に関する本は今まで多くの本を読んできましたが、なぜこの種の本を読んできたかを振り返ってみると、今の経済状態は自分の生活や会社の業績にどのように影響するのかを理解したいというのが背景にあったと思います。

    そのような私に取って、この本のタイトルである”経済は損得で理解しろ”というのは私の興味を惹くには十分であったと思います。難しい内容を分かりやすく書くには本当に理解していないと書けないと言われますが、この本は経済についてわかりやすく解説されていたと思います。

    特に、サンクコストの解説において、テーマパーク入場前後でサンクコストを考えるポイントが異なる(p30)というのは、他にも応用出来そうな考え方だと思いました。

    わかりやく説明されているこの本の後半部分で、名目GDP成長率(0%)<国債の名目利子率(1.5%)が続くと確実に破綻するとあった(p219)のは最も引っかかったポイントでした。

    以下は気になったポイントです。

    ・テーマパーク入場前は、費用:入場料とアトラクション料金、便益:得られる満足度、入場後は、費用:1回のアトラクション料金、便益:各々のアトラクションから得られる満足度、で比較する(p31)

    ・八ッ場ダム建設で考えることは、これから完成までにかかる費用(残りの事業費)と、ダムができることによってできる利益、いままでに払った費用は無視(p31)

    ・意思決定をする場合、機会費用は計算に入れるが、サンクコストを取り返そうという思いを捨てるのが、有利な意思決定をする上でのポイント(p32)

    ・貿易をすることで、比較優位である財を輸出して、比較劣位である財を輸入することで、お互いが得な状態になる(p40)

    ・競争があると得をするのは消費者、競争がないと得をするのが企業である(p50)

    ・給料が上がることで費用と便益があわなくなった企業は、賃金というコスト(費用)が上昇した分、何人かの労働者をクビにすることでその変化に対応しようとするので、結果的に失業者は増える(p63)

    ・質と値段に還元できないところに特徴をもたせることで、iPodは差別化優位戦略が成功した(p75)

    ・GDPとは、その年に新たに生み出されたというのが条件、土地や骨董品などの今年作られていないものの取引は、取引による手数料のみがGDPとしてカウントされる(p86)

    ・1970年代の各国は、インフレが起きる実力不足型の不況に対して、デフレを克服してインフレを起こす、ギャップ不況に対する対策(1960年代まで通用)をしたので効果がなかった(p101)

    ・ギャップを克服する政策の1つ目は、財政支出(公共事業)の拡大、2つ目は、給付金や減税、3つ目は、金融政策で国内に流通するマネー(現金預金)の量をコントロールする、である(p136)

    ・デフレが進行しているとは、円の価値が上昇(円高)していること(p131)

    ・1000万円の土地を800万円の借金(自己資本率:20%、レバレッジ率:5倍)をすると、20%の資産価値の低下で、純資産は100%減少となるということ(p152)

    ・地価=家賃収入÷(利子率+リスクプレミアム-予想値上り率)であるので、利子率=賃貸収入率(:賃貸収入÷地価)+予想値上り率-リスクプレミアム(予想が外れるリスク)となるので、結果として、預金の利子率と土地の売買による収入が同一になる(p159)

    ・仕事選びにも応用出来るものとして、収益が安定している業種や技能は、競争が少ない業種やワザであることが多い(p177)

    ・現状の日本は、実力(潜在GDP)が低下している(実力不足型不況)の上に、体調もよくないギャップ型不況、そのうえに海外経済の悪化というトリプルパンチを受けている(p196)

    ・デフレ下では、新卒採用を目指す学生や、転職活動中の社会人が不利、給料が下がる可能性の低い公務員は得(p209)

    ・現在の日本の名目GDP成長率は0%、国債の名目利子率は1.5%、この状態が続くと確実に破綻することになる(p218)

    ・少子高齢化による労働人口が減っていくのが本当に問題になるのは、女性・高齢者の社会参加が十分に達成された後の話(p243)

    ・日本の潜在GDP成長率が1.5~2%と言われる根拠は、1)同じ作業や類似の作業の繰り返しにより効率性が向上している、2)機械や技術の進歩により生産効率が上昇している、である(p243)

  • わかりやすい!日頃疑問に思ってる事がけっこう理解できた

全24件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1975年東京都生まれ。明治大学政治経済学部准教授(マクロ経済学、経済政策)。著書に、『これからの地域再生』(晶文社、2017、編著) 、『地域再生の失敗学』(光文社新書、2016、共著) 『「30万人都市」が日本を救う!』(藤原書店、2015、共著) 他。

「2018年 『談 no.111』 で使われていた紹介文から引用しています。」

世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまでのその他の作品

飯田泰之の作品

世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまでを本棚に登録しているひと

ツイートする