須藤真澄[自選短編集]梅鼠 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047265561

感想・レビュー・書評

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  • 年を取ることは悲しいことではない。私たちはいつまでも私たちのままでいられるよ。
    死について、老いについて、抗い難い世界の摂理について綴る作業が、須藤真澄個人の願いではなく、先に旅立った愛するひとびとのための祈りになったからではないだろうか。

  • 魅力的なじーばーが活躍する短編集。剥製屋の話が好き。

  • 『萌葱』よりこっち。不思議要素が割増。じじばばの隣にいる少女たちがより魅力的です。
    「桜東風」が素晴らしかった。おりうさーん!

  • ファンタジックな老い(と死の間)。老いってこんな暖かいことばっかじゃない!と思いつつ、こんな妖精みたいなばあちゃんに、90くらいになったら、なってみたいかも。昔っぽい絵もファンタジック。

  • なんとなく。

  • 須藤真澄さんのじいばあは良い!!っていうのは有川浩さんの「3匹のおっさん」で知った。
    エレクトリカルパレード大爆笑させて頂きました。
    そして今回帯でも有川さん絶賛されてらっしゃるし。
    やっぱこむすめよりもこっちのほうが好み。
    「昼と夜」
    「私と彼女と洞窟で」
    「今宵楽しや」
    特にお気に入り。

  • 『梅鼠』はじーばーがメインの話で構成されている。
    ますび作品といえばじーばーである。

    僕はますび作品の中で唯一『電氣ブラン』だけ所有していないので、そこから収録された『黄金虫』を新鮮な気持ちで読むことが出来た。
    それ以外の作品は久々に読み返すものなのだけれど、やはり好きだ。
    『桜東風』、『私と彼女と洞窟で』が特にお気に入り。
    『私と彼女と洞窟で』の中で、主人公の女の子が泣いて謝るシーンがあるのだけれど、そこがとても好き。
    「ああ、この子はそこで泣くことが出来るのだなぁ」と安心するのだ。

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著者プロフィール

12月17日生まれ・東京都出身。ファンタジーからエッセイまで、幅広い雑誌で活躍し、『ゆず』『アクアリウム』『おさんぽ大王』『庭先案内』『長い長いさんぽ』など作品を発表。現在は『月刊コミックビーム』(エンターブレイン)にて「庭先塩梅」を連載中。同作の単行本第1弾『水蜻蛉の庭』は、第15回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出された。

「2021年 『おさんぽマスターズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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