- Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047267251
感想・レビュー・書評
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この本を読む前、前の刊の終わりから一体どう物語を繋げてくるのか予想できなかったです。
だからなのか、読み終えたときは、とっても清々しい気持ちになりました。
それから、瞳ちゃんと心葉を邪魔するななせと菜乃がとてもかわいかったです^^
思わずくすりと笑ってしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
菜乃、そして心葉くんの成長。いつの間にか菜乃のこと好きになった。
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良かった。こんなに強く恋ができるのはすごい。
そしてこころを読み返したくなりました。 -
かっぱえびせんのように止まらなくなり、見習い版3冊読んでしまいました。
心葉先輩の最後のプレゼントが素敵でした☆
大好きなまま去った先輩との思い出は、キラキラした宝物ですね~ -
「行っちゃ嫌だ、嫌だっ、でも、瞳ちゃんが幸せになるなら、――行っていいよ!」
そこまでに至る過程は勿論違うし別にこんな悲しい物語はなかったけど、菜乃と同じ寂しさを味わった私はここで涙腺崩壊。 -
ななせが可愛すぎて辛い。
瞳ちゃんも可愛すぎ。 -
見習いシリーズ最後の本だから凄い期待してて、面白かったけどだからこそ惜しいって感じ。
菜乃ちゃんが心葉くんに告白するシーンが凄く好き。 -
収録作品
“文学少女”見習いの、寂寞【せきばく】。
題材:こころ/夏目漱石
“文学少女”見習いの、卒業【そつぎょう】。
題材:桜の園/アントン・チェーホフ -
”見習い”最終巻。
この本を読むとよ~く解りますが、このシリーズは
本編(神に挑む作家(下)まで)で読み終えた気になり、
サイドストーリーはいいや、と思ってしまうと、
物語を半分も楽しめないお話なんですよね。
「初戀」の感想で書いた「見習い」は心葉君では、て
あながち間違いでなかった気がします。
菜乃ちゃんも勿論「見習い」なんだけど、それは「文学少女」
以上に、心葉君を前に進ませる存在、て意味な気がしました。
今回のタイトルも、心葉君なら文字通りであり、
菜乃ちゃんなら「子供だった自分(もしくは心葉君に恋していた自分)」
からの卒業な気がします。
あとは「文学少女な編集者」を残すのみですが、これが感涙必至になりそう。
この「見習い」シリーズがあった意味も大きいお話になってるようなので、
楽しみです。
ちなみに今回のお話は、ななせたんファンにもお勧めですね。 -
菜乃の物語遂に完結。
前半の「"文学少女"見習いの、寂寞。」ではシリーズ通して友人だった瞳が前巻の衝撃ラストからの流れで心葉と付き合うというところから始まる。でも今まで文学少女を読んできた人達なら心葉の考えもお見通しです・・・よね?
今回も菜乃が大活躍。瞳が何を考えてるかわからず今回も菜乃はとにかく動きまわる。事態がわかったらわかったでとても複雑な関係に皆苦しんでいたのだけど・・・菜乃は本当に太陽です。
今回も胸がいっぱいになる切ない恋の物語。瞳との別れのシーンで泣けてきた。
そして完結編「"文学少女"見習いの、卒業。」。菜乃のおかげで瞳ちゃんも琴吹さんも、そして心葉君も大小の差はあれ確実に変わった。皆影のある(正直文学少女シリーズはバックボーンドロドロの人間多すぎw)人達だったけど、前を向いて進むようになったと感じた。太陽に照らされた花のように。ラストの菜乃が改めて告白するシーン・・・泣いた。今でも思い出すだけで泣ける。
最初は登場人物からも無理だと思われてる菜乃の恋に内心「m9(^Д^)プギャー」とか思ってた自分がいたわけだが、1,2巻ととにかく健気な菜乃に感化され、いつの間にか私も菜乃の元気いっぱいな陽の光を浴びていたんだと思う。
本の知識なんて0だったけど最後はちょっと文学少女っぽくなってきた気がする(それでようやく見習いレベルな気はするが)。本当にいい子だった。
評価としては私の中では本編超えてしまった。まぁ、本編あっての外伝だったんだけど。
てか最初開いたとき扉絵だけで泣きそうになったんだけど・・・竹岡先生の絵ハンパないです。