バカとテストと召喚獣8 (ファミ通文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047267275

作品紹介・あらすじ

玲の提案で瑞希が吉井家で暮らすことに。今まさに明久の眼前に広がるのは魅惑の同棲生活!?だがしかし!それは同時に異端者の終わりなき逃避行の始まりでもあり…「おい明久!お前-」もう万事休す!?と、明久の生命が危機に晒される中、再び幕を開けた試召戦争がFクラスを未曾有の大混乱へと突き落とす!昨日の友は今日の敵、あれ?あなたはどちら様?波乱の予感が吹き荒れる第8巻。

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「バカとテストと召喚獣8」3

    著者 井上堅二
    イラスト 葉賀ユイ
    出版 ファミ通文庫

    p45より引用
    “ 僕も雄二もお弁当を持ってくる時は、大
    体自分で作ったものだ。好きなものを入れら
    れるのはいいんだけど、蓋を開けた時の楽し
    みというものが全くないのが少し切ない。”

     成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
    台とした、青春ファンタジーライトノベル。
    通算11巻目。
     いつもの仲間で闇鍋パーティを乗り切った
    夜、ヒロイン・姫路瑞希は主人公・明久の家
    に滞在することとなる。翌日、楽しく一緒に
    登校した二人だったが、Fクラス異端審問会に
    明久は捕らわれてしまい…。

     上記の引用は、お昼のお弁当を食べながら
    の明久の胸の内。
    何が入っているのかは承知の通りでしょうが、
    開けた瞬間のおかずの匂いは嬉しいものでは
    ないでしょうか。あまり匂いの強いものが入
    れにくいのが、お弁当の難点かもしれません。
    自分の好きな匂いでも、教室中に漂うと他の
    匂いと混ざってしまいますでしょうし。
     いつものように、賑やかな日常が描かれて
    いますが、味方であるはずのクラスメイト達
    と内紛になり、非常に立場が悪くなる主人公・
    明久。人の幸せをねたんでいるより、自分の
    楽しみのために行動する方が、時間を無駄に
    しないのではないかと思うのですが。
    人が不幸になるのを楽しく思ってしまう部
    分は、どんな人にもあるもので、本能にかな
    り近い部分から来るものであるそうなので、
    仕方のないところかもしれませんが…。
    人として、出来るだけそうはならないように
    気を付けたいものです。IQも下がるらしいで
    すし。

    ーーーーー

  • 一時的な瑞希との同棲生活が始まったのがクラスにバレ、異端審問会に掛けられる中、Cクラスより試召戦争を仕掛けられシッチャカメッチャカになるお話。
    異端審問会ネタなど、いつものネタの印象が強いが、それでも楽しく読めるのはひとえに作品の魅力のおかげだと思う。

  • 1日で読み終わった。
    姫路さんの魅力にメロメロな回でした(^^)

  • お父さんは、現在どうなっているのか気になる

  • [評価]
    ★★★★★ 星5つ

    [感想]
    明久と瑞希の関係がひょんな拍子に発生した同棲性活で一気に深まると思い、読み進めていたので終盤の展開には少々驚いた。
    しかしながら、同棲生活を行った瑞希が明久が考えを知り、自ら踏み出し、明久にアプローチを掛けたことは物語が終焉へと進み始めたことを確かに感じさせてくれた。
    時間では明久の反応が伺えるだろうから楽しみだ。

  • 姫路さんが積極的だった巻。
    明久たちは相変わらずだけど、姫路さんは色んな面で変わったなとしみじみ思う。

  • 闇鍋パーティのあと、姫路さんがしばらく吉井家で暮らすことになった第7.5巻の展開を受けてのストーリー。

    明久と姫路さんの同棲生活が、Fクラスの異端審問会にバレてしまいます。一方雄二も、霧島さんとの噂が異端審問会の敵視するところとなります。自分だけ助かろうと画策する2人ですが、その過程で噂がどんどん膨れ上がって、ますます激しい糾弾を浴びるハメに。そんなところへ、CクラスがFクラスに試召戦争を申し入れてきます。明久と雄二は、狂戦士と化したFクラスのメンバーから逃げ回りつつ、Cクラスとの戦いへの対応を迫られることになります。

    ラブコメ・パートの方は、このところ美波のワン・サイド・ゲームになっていましたが、ここで一気に姫路さんが攻勢をかけてきた模様。ラストに向けて着実に足場固めが進んでいるようで、マンネリ気味のストーリーにややダレてきた読者の方も、ふたたび気を引き締めなおすところでしょうか。

  • 面白い。

    5つ星にしようかと迷ったくらいおもしろかった。(5つ星はめったな事ではつけまいと思っているので4つ星にしました。)

    このシリーズは尻上がりに面白くなっていくようなので、次巻も楽しみ。

  • 姫路さん急接近。
    久しぶりの召喚獣戦争…と言っても
    今回は戦争はあんまりやってないけど。
    主人公のモテ補正がどんどん増えてきた感じ。
    次巻から戦争にちゃんと入るらしいから乞うご期待(´ ` )

  • 短篇集のネタと直結の長編になってます。短編読み飛ばしてる人は導入がわかりづらいかもしれません。
    今回は色々とイラストが可愛かったですね。葉月と明久と姫路さんのカットとかラストのカットとか。一番のお気に入りは玉野さんです。キャラづけが楽しくて好きです。
    あと、ラストの寝込んじゃう明久とそれを看病する姫路さんのシーンは甘酸っぱくて身悶えしそうでした。人前だったのにw

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著者プロフィール

処女作『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫刊)でいきなり大ヒット。次回作としてオリジナル漫画原作『ぐらんぶる』に挑戦、またもヒットとなる。

「2023年 『ぐらんぶる(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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