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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047267688
作品紹介・あらすじ
"花の春祝祭"の準備をしていたミーナの元に、フィーンが帰還する。身体を共有する伯爵兄弟を"わける"方法を調べに行った、彼女の答えは-「不可能」。愕然とするミーナをよそに、それを聞いた2人の反応はむしろ冷静で…。すると翌日、礼拝にナリスフレイの姿が。妖魔と決別し、ミーナを守る決意をしたからだ。そんな兄に気づいたレイヴェンもまた、自らの存在をかけて動き出すが!?"光"と"闇"に分かれた兄弟の間で、ミーナが導き出す未来とは-?涙と衝撃の結末がここに。
感想・レビュー・書評
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どうにか『昼』と『夜』を分ける事はできないのか。
その答えは、無情なもの。
それでも諦めきれない彼女の横で、『昼』は戦う事を決め
『夜』はどうするべきか、進みながら悩むような…。
攻守逆転、な状態になってしまっている兄弟です。
このままの現状維持だけは出来ない状態ですし
まぁ希望するハッピーエンドはなかろう、と思いましたが…。
そうまで渇望するならば、普通に産まれて来て下さい、と思いますが
それに器が耐えきれないから…という事でしょうか?
いやでも普通、中身すげ替えるならば、この問題に行きあたるべきですが
そこを考えなかったのは…替わってくれると思うから?
その思考回路こそ、傲慢でしかないですが…相手が相手ですし。
平和な最後ですが、何だか寂しい感じがしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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