ココロコネクト ミチランダム (ファミ通文庫)

著者 :
制作 : 白身魚 
  • エンターブレイン
4.15
  • (84)
  • (80)
  • (40)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 660
レビュー : 59
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047270305

作品紹介・あらすじ

「太一とは、付き合えません」太一は正式に伊織に告白し-玉砕した。異常な現象が起こっていても関係ないと、決死の覚悟で臨んだ想いは儚く散り、その上、重い足を引きずり向かった部室でフられた事をメンバーに知られてしまう。部内は騒然となり、稲葉は動揺を隠せない。伊織が場を取りなそうとしたその瞬間、彼女の心と感情が響き渡り…。そして、その日を境に永瀬伊織は変わってしまった-。愛と青春の五角形コメディ、岐路と選択の第4巻。

感想・レビュー・書評

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  • 今回の『現象』は『感情伝導』。ストーリーはひと区切り。
    永瀬伊織が壊れる。今までもだいぶ危ない感じでしたが、とうとう。
    理想と現実との違い、まわりから見た自分と本当の自分との違い。
    普通ってなんだ?
    わけがわからなくなって、自暴自棄な態度をとる。そんな自分にまた嫌気がさす。悪循環。
    自分と重ねて読んでました。

  • ランダムに感情が伝わってしまう感情伝導のお話。

    今回は今までと書き方が違っていて読みやすくなってます。
    主に4人の視点でお話が進んでいき、たまに伊織の独白が入っていくような感じです。
    アニメよりも本のほうが面白かったです。やっぱり文章のほうが細部まで伝わりやすいなーと。
    伊織の悩みは誰しも考えるようなことだし、その点でけっこう共感できました。

    最後にデレばんなるものが出てきたり、稲葉の「好きにして」って台詞を挟んでくる所とか本筋とは外れてるけどいい味出してました(笑)。

    これで一通り各人を焦点に当てたお話はし終わったので、次からどういう展開にもっていくのか。次のステージも気になるし、作者の展開力に期待してます。

  • ちょっとにやにやしちゃった。

    最後いい感じで終わってよかった。

    ドキドキする所もあって、これまでの中で

    一番好き。

  • アニメから。

    今度の現象は『感情伝導』。
    それをきっかけに壊れていく永瀬伊織。
    これまでの非日常を経て「慣れ」てしまっている文研部の中、永瀬は限界を迎えていた。

    出来る出来ないの二元論は、案外陥りやすい。
    けれど、それでも理屈や理論、常識を抜きにして永瀬が「自由」に前へと歩みだす物語。
    当然それだけでは人間生きていけないけれど、「それ」に気づくか気づかないかで、選択肢は変わってくると思う。

    なんとも青く苦い、青春だよな。


    デレばん可愛いよデレばん。

  • 伊織が考えてたようなことって自分もすげぇー考えてたな…。

    本当にそれが過去形になっているのかは怪しいけど。

    今までで一番面白いというか、心に残ることが多かった気がする。早く映像みたいなー。

  • こんなん電車の中とか授業中に読んだらダメだわ
    にやにやが止まらん
    端からみたら完全に変な人になってた
    めっさきゅんきゅんしたわ~

    終盤の大立回りは、もう少しやりようがあったんじゃなかろうか
    ありがちすぎてちょと萎え

  • 3巻の引き的に実に予想通りだった結末に関しては文句ないんだが、ただそこまでがなあ…。

    いやワンパターンってのもあるんだけど個人的にはクライマックスの活劇もどきは要らなかったなと。

    ただまあ稲葉ん描写的には文句なし、なかでもさりげに「好きにして」が入ってるところがもうね。

  • シリーズ4作目

    『人格入れ替わり』、『欲望開放』、『時間退行』ときて今回の現象は『感情伝導』というものだった。

    5人それぞれの視点で書かれていたのは今までになかったので新鮮だった。
    自分を見失ったりもするけどそれぞれが現象に立ち向かう姿はすごい。

    シリーズを通して人としてのあり方を考えさせられる。

    『欲望開放』と『感情伝導』が同時に起こったら最強じゃないかとふと思った。

  • 吹き荒れる嫉妬とバイオレンスの嵐。今季アニメから枠1の4。
    ここまで組み上げてきたパズルのピースを崩すようなお話。ダーク伊織についてひたすら考察・突貫する文研メンバーという構成。青臭い青春ロジックはことごとく否定される分、結末の理屈が弱い気もするが個人的にはちょうどいい落ち着きどころだと思う。唯と稲葉の行動が男どもの原理に感化されてるのが見どころ。

  • 本当は各巻ごとに感想書きたかったけど、それをやると時間が到底足りないので、山場を迎えるこの巻について。そう、確かに山場だと思う。「ハルヒ」で言えば「消失」に相当する巻ということ。内容は違えど、これまでの物語を支えて来た要素を根幹から揺るがしかねない危機、という意味でも似通っている。
    そしてその危機を超えて、主人公たちは初めとは少しだけその立ち位置を変えて、新たなスタートラインに立つ、というところでこの巻が終わるが、もうここで完結でもいいんじゃねぇか、という気すらしてくる。まぁそれを言うならーそれこそ「ハルヒ」もそうだがー1巻目単品でも綺麗に終われる感じではあるが(^_^;)
    誰もが感じたことのあるような悩み、自意識をめぐる問題を、超常現象という道具立てで増幅し、ドラマティックに描き出す、と話の構成としてはシンプルだが、この作風はエラく胸にグサリと来るものがある。時に傷付き、傷付けたりしながらも、前に進む為に踏み出す、というテーマはシリーズを通して流れ続けており、一種の人間讃歌と捉えればいいのかもしれないのだが。そうした「前進」から目を背け、趣味に埋没している自分にNoを突きつけられているかのような気がしてしまい、毎巻読み終わると己の存在意義を疑いかねない精神状態になるのがキツいところ(苦笑)。そう思ってしまうくらいこのシリーズは自分を惹き付けてやまない。自分は余程こういう青春に憧れがあるのか(笑)。ついついキャラたちに過度なまでに感情移入してしまいながら読んでいる。

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