犬とハサミは使いよう (ファミ通文庫)

著者 :
制作 : 鍋島 テツヒロ 
  • エンターブレイン
3.56
  • (22)
  • (63)
  • (54)
  • (10)
  • (5)
本棚登録 : 443
レビュー : 62
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047270770

作品紹介・あらすじ

「読まずに死ねるか!!」ある日突然、強盗に殺された俺。だが本バカゆえの執念で奇跡の生還を果たした-ダックスフンドの姿で。って何で犬!?本読めないじゃん。悶える俺の前に現れたのは、ハサミが凶器のサド女、夏野霧姫。どう見ても危険人物です。でも犬の言葉が分かる、しかもその正体は俺も大ファンの作家、秋山忍本人だった!?どうなる俺、あと俺を殺した強盗はどこ行った-!?第12回えんため大賞優秀賞受賞のミステリ系不条理コメディ。

感想・レビュー・書評

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  • なんと言っても会話!

    ーーラノベの醍醐味、「会話」がとにかく面白い!よくある主人公がつっこむ形。だがテンポが軽快でやりとりも笑いを誘い面白い!アバンストラッシュや5/8チップなど、分かる世代には分かる小ネタが散りばめられている。それが読者を惹き付ける味付けになってる。

    ただ、物語に動きが少ないなー。でも最後の戦い二つは臨場感あふれ、筆力あるなーと感じた。

    ところどころ設定がどうなの? と思う箇所もあったがおおむね楽しめた。

  • タイトルと絵に惹かれて読んでみたものの、終始コメディ部分がしつこく感じた。
    ボケとツッコミのやり取りが常に同じテンションで1つ1つが長いためメリハリがないと思う。
    後半の事件が動くあたりからは面白くなってきたしラストもちょっといい話かつまとめ方も面白かったので次巻に期待。

  • 活字があれば幸せ、な主人公。
    今日も購入した本を持って喫茶店で読んでいれば
    銃に撃たれて死んで…気がついたら犬だった。

    意識がすりかわったのか、入り込んだのか。
    身体が犬になろうとも、活字を追いかける活字中毒者。
    分かる分かる、とうっかり同調してしまいました。
    いや、ここまで買わないし、部屋中埋め尽くすまでは
    してませんけど。

    多分、彼が本を必要としているぐらいに
    鋏を一部としている…ヒロイン??
    ものすごいSです。
    しかしこの慌てっぷりというか、行動と言うか
    もしやもしや??
    トラウマになっている以外に、もしやもしや??

    読まれる事によって、人生を、価値観を変えてしまう。
    それは作者にとって、どれだけ幸せで
    どれだけ不幸せな事か。
    とはいえ、防御に使われるのはナシです。

  • ラノベはどんなものだろうという気分で出会いました。
    人の心は、光の7倍の速さで変化すると聞いたことがありますが、それをそのまま文章にしたように、ネタ満載です。そういう部分が若い人向けなのかなと思う。
    主人公と同じく、本を読み尽くしたいぐらいの気持ちは共感できた。
    かわいい犬と美しく様々な表情を見せる大好きな作家の生活は、幸せそうだ。
    絶望から空想的な幸せへたどり着く様をポップに描いている。

  • 本は読んどけ!

  • アニメで気になってた作品で、電子書籍のセールでまとめ買いしてみました。
    キャラに魅力がありますね。
    本好きっていうキャラにはそこまで説得力はないけど、ワンコ好きなだけにかわいいw
    ヒロインであるはずの夏野は美人なんだけどハサミを振り回す以外ほとんど喋らないんで、ほぼ犬のモノローグでボケとツッコミで進んで行くのが面白いw
    まとめ買いしたのでしばらくは空き時間に読んでみたいです。

  • 大変楽しく読めました。
    久しぶりに時間を惜しまず読めました。
    巻頭カラーの「文字列になって出直して来いよ」は声に出して笑ってしまいました(笑)

    私も読書は好きですが、流石に一日10冊読んだことはないです…(^^;
    最高6冊。それも厚くない本を含んで、です。

    まぁ、内容は
    喫茶店で本読んでたら薬中が銃発砲して、執筆中の霧姫をかばう為に死んだ主人公。
    でも、霧姫(秋山忍)の書く本の続編を読みたいが為に死にきれずに犬になった主人公の復讐劇を手伝う霧姫。って感じかなー。

    エピローグの本田書店で主人公が犬の姿で本を買うシーンが好きで、イラストで見たくてアニメ見たけどそこカットかよ!!でした。

    まー主人公がそこまで本読んでながら…とかいう意見もちらほら見ますが、私も周りから「そんだけ本読んどいて!」と言われることがあるのでなんとも…(笑)

    本読むから吸収しなきゃいけない!
    じゃー楽しくないんですもん。
    本は楽しく読めたらそれでいいし、自分が共感して伸ばしていこうと思えたらそうすればいい。
    本読むんだったら。っていう考えがあってもいいけど、ただの趣味を義務にはしたくないです。

  • 主人公が本好きという設定がたまらない。本こそ命!

  • 本文は手堅く読みやすい印象。ネタの応酬がたたみかけるような漫才のよう。霧姫が主人公を好きになった理由がイマイチ納得できなかった。

  • 主人公の気持ちがすごくわかりました。
    飽くなき読書への欲求すごく共感できました。
    面白かったです。

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著者プロフィール

さらいしゅんすけ。2010年、『犬とハサミは使いよう』で第12回エンターブレインえんため大賞小説部門優秀賞を受賞し、デビュー。同作が大ヒットなり、2013年にはTVアニメ化を果たす。現在は『英雄失格』シリーズを展開中。

「2016年 『世界の果てからお急ぎ便2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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