- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047270770
作品紹介・あらすじ
犬と人、読者と作者がガチバトル! 第12回えんため大賞優秀賞のミステリ系不条理コメディ!!
感想・レビュー・書評
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なんと言っても会話!
ーーラノベの醍醐味、「会話」がとにかく面白い!よくある主人公がつっこむ形。だがテンポが軽快でやりとりも笑いを誘い面白い!アバンストラッシュや5/8チップなど、分かる世代には分かる小ネタが散りばめられている。それが読者を惹き付ける味付けになってる。
ただ、物語に動きが少ないなー。でも最後の戦い二つは臨場感あふれ、筆力あるなーと感じた。
ところどころ設定がどうなの? と思う箇所もあったがおおむね楽しめた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルと絵に惹かれて読んでみたものの、終始コメディ部分がしつこく感じた。
ボケとツッコミのやり取りが常に同じテンションで1つ1つが長いためメリハリがないと思う。
後半の事件が動くあたりからは面白くなってきたしラストもちょっといい話かつまとめ方も面白かったので次巻に期待。 -
本編10冊、短編集4冊、番外編1冊の全15巻完結。
登場人物皆アブナイ。そこが良いね。読者と作家の互いを高め合う純愛物語、と言えば綺麗です。実際は一方的に斬られるだけ。夏野霧姫はどうやって犬と…
秋月マキシ好き。輝いてる! -
2019/05/
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これはひどい
というほど筋書き自体は悪くないかもしれないが合わない
読んでいてかなり目が泳ぐ -
活字があれば幸せ、な主人公。
今日も購入した本を持って喫茶店で読んでいれば
銃に撃たれて死んで…気がついたら犬だった。
意識がすりかわったのか、入り込んだのか。
身体が犬になろうとも、活字を追いかける活字中毒者。
分かる分かる、とうっかり同調してしまいました。
いや、ここまで買わないし、部屋中埋め尽くすまでは
してませんけど。
多分、彼が本を必要としているぐらいに
鋏を一部としている…ヒロイン??
ものすごいSです。
しかしこの慌てっぷりというか、行動と言うか
もしやもしや??
トラウマになっている以外に、もしやもしや??
読まれる事によって、人生を、価値観を変えてしまう。
それは作者にとって、どれだけ幸せで
どれだけ不幸せな事か。
とはいえ、防御に使われるのはナシです。 -
ラノベはどんなものだろうという気分で出会いました。
人の心は、光の7倍の速さで変化すると聞いたことがありますが、それをそのまま文章にしたように、ネタ満載です。そういう部分が若い人向けなのかなと思う。
主人公と同じく、本を読み尽くしたいぐらいの気持ちは共感できた。
かわいい犬と美しく様々な表情を見せる大好きな作家の生活は、幸せそうだ。
絶望から空想的な幸せへたどり着く様をポップに描いている。 -
本は読んどけ!
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アニメで気になってた作品で、電子書籍のセールでまとめ買いしてみました。
キャラに魅力がありますね。
本好きっていうキャラにはそこまで説得力はないけど、ワンコ好きなだけにかわいいw
ヒロインであるはずの夏野は美人なんだけどハサミを振り回す以外ほとんど喋らないんで、ほぼ犬のモノローグでボケとツッコミで進んで行くのが面白いw
まとめ買いしたのでしばらくは空き時間に読んでみたいです。 -
大変楽しく読めました。
久しぶりに時間を惜しまず読めました。
巻頭カラーの「文字列になって出直して来いよ」は声に出して笑ってしまいました(笑)
私も読書は好きですが、流石に一日10冊読んだことはないです…(^^;
最高6冊。それも厚くない本を含んで、です。
まぁ、内容は
喫茶店で本読んでたら薬中が銃発砲して、執筆中の霧姫をかばう為に死んだ主人公。
でも、霧姫(秋山忍)の書く本の続編を読みたいが為に死にきれずに犬になった主人公の復讐劇を手伝う霧姫。って感じかなー。
エピローグの本田書店で主人公が犬の姿で本を買うシーンが好きで、イラストで見たくてアニメ見たけどそこカットかよ!!でした。
まー主人公がそこまで本読んでながら…とかいう意見もちらほら見ますが、私も周りから「そんだけ本読んどいて!」と言われることがあるのでなんとも…(笑)
本読むから吸収しなきゃいけない!
じゃー楽しくないんですもん。
本は楽しく読めたらそれでいいし、自分が共感して伸ばしていこうと思えたらそうすればいい。
本読むんだったら。っていう考えがあってもいいけど、ただの趣味を義務にはしたくないです。