まおゆう魔王勇者 (3) 聖鍵(せいけん)遠征軍

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 580
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047270978

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3巻。登場人物たちの意思の強さが光る内容だったと思う。
    魔王や勇者の手が届かないところでどんどん事態が動き始めるが、その場にいるキャラクターが確固たる意志と行動を示すのがいい。相変わらず密度が高いが退屈する場面がない。
    傭兵団のシーンみたいなのに全く免疫がなくて困る。

  • 文量が多いのですべてに対する感想は書けないけど他の読書仲間に自身をもって薦められる作品であると確信した巻だった

  • 今回は、戦争がテーマです。

    女騎士や軍人子弟率いる軍隊が、絶望的な状況で、知恵と力を振り絞り戦います。

    そして、この戦いは、時代の一つの区切りとなりました。戦争のあり方、国家の体制、そして、人間界と魔界のあり方は、この戦いを機に一変します。

    様々な立場の人々が、己のなすべきことを模索し、信念を持って足掻く様子は胸を打ちます。

    この巻では、今まで積み上げてきた物語が一気に展開します。

  • メイド姉の行動力が激しい。

    昔やっていたゲームの「女は行動力」
    ……って言葉を思い出した。

    実際に女性陣がアクティブなシリーズ。
    火竜公女にしても、奏楽子弟にしても、女騎士にしても、
    魔王にしても、
    男性陣の前に進んでいる雰囲気がする。


    魔族側と人間側それぞれでうごめく不穏な動きに、
    翻弄されながらも、それぞれの意思の下に動く彼ら。
    それぞれの戦いが、それぞれに深い。
    終盤での、やるせなさ。
    勇者が魔王と女騎士に見せる姿は彼の弱さと強さを垣間見た気がする。

著者プロフィール

『まおゆう魔王勇者』原作。

「2018年 『ログ・ホライズン 西風の旅団 11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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