まおゆう魔王勇者 (4) この手でできること
- KADOKAWA/エンターブレイン (2011年7月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047270985
作品紹介・あらすじ
人間の魔界遠征軍が"開門都市"へ侵攻。人間と魔族の希望の火は消えるのか。
感想・レビュー・書評
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伏線…というか同じ時間軸で多くの登場人物たちが行動しているので、それらがどう繋がるのかということが凄く面白い。時々忘れそうになることもあるけれど。
開門都市を巡る駆け引きや武力衝突が中心の巻だった。
わたしの好きなあの人がなくなってしまったのは残念だったが、口上を述べるところや、仲間へ願いを託すシーンはかなりグッときた。登場人物たちが必死で戦争を止めようとしているのに、戦闘シーンが面白いとは不思議なものだ。
この戦争がこの先どうなるのか、丘の向こうはどうなっているのか、最終巻を早く読みたい。
あ、今回挿し絵が凄く良かったです!火竜公女ってモンスター娘テイストだったのね。もっと爬虫類っぽい竜娘だと思ってた。 -
魔王と勇者の物語の第4巻。どのようにこの物語を畳むのかと思ったら、最後に大決戦を持ってきたとか。なるほどね。個人的には世界に文化や文明を植え付けていく話の方が好きだったので、ちょっと肩透かしかなぁ、と思ったりもしたけど、各方面の主人公達が大決戦のなかで様々な手段で戦い続けるのは、これはこれで面白いかなと思ったりもしました。残りは1巻ですが、どのように物語を閉じるのか、今から楽しみです。
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相変わらず軍事的部分は自分が知らないこともあり大いに楽しめた。
本格的にファンタジー感が増してきて、中世で経済戦争や農耕技術を用いたらどうなるか、という部分が好きだった自分からすると、ほんの少し残念。 -
3巻からだいぶ間が空いてしまった。マスケット銃を手に入れた聖鍵遠征軍の進行が始まり、登場人物たちはそれぞれの戦いに身を投じる、第4巻。
不安や恐怖にさらされた無力な不特定多数を「悩める子ら」なんて言ったりする。そして物語上の勇者は超人的な力やなんかでズバババンと世界も人もを救って見せるのがお約束。ただ最近は「悩める勇者」も若干お約束化している気がする。
この作品においては主人公たる勇者を差し置いて、能力的にはずっと無力な登場人物たちが眩しい。悩み考え、できることとやるべきことを知り、行動する。役割だけで呼称される人物たちが、まさしく人間的であり生き生きとしている。これまでもそうだったが今作は特にそう感じる。 -
聖鍵遠征軍が大量のマスケット銃兵とともに南部連合に侵攻。そして戦いの舞台は人間と魔族共存の証明である開門都市に。
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「5」にまとめる。
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メイド姉はじめ、それぞれのキャラがとても魅力的に感じた巻。
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だーーーーーー
そこで、その引きで!
次巻に続く、はひどい!ひどすぎる!!