- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047272224
作品紹介・あらすじ
新しい担当編集の天野遠子嬢は、清楚な美人だった。-が、いきなり本棚の前でグルメ批評を始めるわ、ほんわか笑顔で容赦なく原稿修正を指示してくるわ、売れっ子高校生作家たるオレが、どうしてこうも振り回される!?そんな時届いた脅迫状じみたファンレター。そこにはまだ刊行される前の小説の内容が書かれて…って差出人は、まさか!?半熟作家・雀宮快斗とその担当編集者遠子が織りなす、物語や文学を食べちゃうくらい愛する"文学少女"の、最後の物語。
感想・レビュー・書評
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快人の勘違いっぷりと空回りっぷりが…。
そして、遠子の天然っぷりも…。
知らないってコワイですね。
佐々木さんは、思ってたよりも鈍い。気付いてあげて…。
“初恋のお姉さん”には何かあると思ってたけど、まさかこうくるとは…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
――またおいで。それで、本の話をしよう。
編集者になった遠子先輩が、売れっ子高校生ライトノベル作家の担当として活躍(?)する、という、どう考えても蛇足なシリーズ最終巻。主人公は作家の少年です。
モチーフは伊勢物語・風と共に去りぬ・ハムレット・伊豆の踊り子。
たとえ蛇足でも、また読めたことに感謝したい1冊。
それに最後に出てきたあの人の分だけで、十分に満足させていただきました。
油断しているところにここでそう来るのか!と言うのがずどん、と一発入って、小説を読む楽しさってこういうとこにありますね。
良く考えながら読んでいれば分かっていたようなことだけど、素直に読んで衝撃を受けるほうがお得です。 -
なるほど、心葉はキャラクター性能的に強くなりすぎたから今回は主人公になれなかったわけか。
最終エピソードでありながら、新キャラクターに主人公を任せたり、見習いシリーズもそうですが、一度完成した世界を崩すことに躊躇しない思いっきりの良さが野村美月先生の良いところ。 -
遠子さん側の話
伊勢物語
風と共に去りぬ
伊豆の踊り子 -
心葉くんとのお話かと思ってたので、少しびっくりしました。
半熟作家くんの事、最初は好きになれないキャラだなぁと思ってたのですが、少しずつ成長していく姿を見ていたらそんな気持ちもどこかにいってしまいました。
ただの愛すべきおばかさんだったんですね。
文学少女最後の作品、最高でした。 -
文学少女はいいシリーズだったと思います。私だったらそうは表現しないなと思うこともあれど、出てきた本は読みたくなり、余韻が心地よかった。この巻で終わりというのが本当に寂しい。快斗編としてもっと読みたいのになと思った。
でも完結はめでたい。
著者プロフィール
野村美月の作品






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