半熟作家と“文学少女”な編集者 (ファミ通文庫)

著者 :
制作 : 竹岡 美穂 
  • エンターブレイン
4.10
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本棚登録 : 994
レビュー : 101
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047272224

感想・レビュー・書評

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  • 「文学少女」シリーズの番外編で、全シリーズを合わせての最終巻となります。

    「ハードボイルド高校生・業平涼人(なりひら・すずひと)」シリーズを連載し、現役高校生作家として活躍する雀宮快斗(すずめのみや・かいと)が舞台回しとなって、彼の担当編集者となった遠子やその恋人の「井上ミウ」、そして快斗の初恋の人である菜乃たちの「その後」が描かれます。これまでとは違い、コミカル色の強い物語になって居ます。

    第1話は、快斗のもとに脅迫の手紙が送られてくる話。第2話は、快斗と同じく遠子が編集を担当している女子大生作家・早川緋砂(はやかわ・ひさ)とウェブ小説で対決する話。

    第3話は、快斗が高校の球技大会に参加する話。久しぶりに「文学少女」となった遠子の「想像」が冴えます。

    第4話は、遠子の結婚を知った快斗が、失恋に傷ついて伊豆の温泉宿に滞在する話。そして最後に、彼の初恋の相手である「文学少女」と再会することになります。

    いろんな登場人物の「その後」を知ることができて、おもしろく読みました。とくに菜乃の成長は、親のようにうれしく感じてしまいました。

  • シリーズ読破。さわやかな終わり方で良。

  • 今回は文学作品との関連が取って付けたようで、かつての「文学少女」的な輝きは感じられず、物語の流れもちょっと唐突な感じだったのが残念。
    でもシリーズもののエピソードとしては良かったと思う!見え隠れするコノハの影に、読者はきっとやきもきしたことでしょう。現在の彼はどんな様子なの?遠子さんとのかけあいが見たい!でも登場させなかったからこそ、じゃないかな。

  • 文学少女完結のお話。
    遠子が編集者として登場し主人公を振り回す。
    素晴らしかったのは心葉の存在を匂わせておきながら最後まで登場させなかったこと。
    主人公と出会ったらどうなるのだろう。遠子とのやり取りを見て主人公はどう思うのだろう。
    と、想像が膨らむ所だが、旧主人公は出さない方が話が上手く纏まるのでこの展開で正解だと思う。
    最後数ページで菜乃を登場させたのはドキっとした。こういうのは嬉しくなる。

  • 書棚の奥にしまっていた所為で、読み忘れてました…。
    この間整理した際に発掘して、読んでみました。

    文学少女シリーズの懐かしい感じを楽しみつつ、
    主人公が心葉君とは全然違うタイプですし、
    短編が纏まって1つの物語になっている感じなので、
    そんなにアンニュイな展開にもならず、戸惑いも。
    物語の纏めとしては、こんな感じでしっくりくるかなと思います。
    おめでたい主人公だな…と思いましたが、
    高校生でしたね…。そんな物なのでしょうか。
    私の中でもきちんと完結して、終わった!
    というのをしっかり認識できました。

  • 文学少女シリーズの「最後の物語」大人になり、編集者となった遠子先輩のまわりで起こる出来事。そして、心葉や菜乃の未来は…

  • <デカ文字>文学少女シリーズ読破!</デカ文字>

    こうまとめてきましたか!
    後味の爽やかさといったら言葉にできません。

    そして、まさか見習いのあの子が…。
    いやぁあの瞬間は震えました。

    読んでよかった…このシリーズ。
    野村美月先生にありがとうございますと伝えたいです。

  • シリーズ最終巻です。
    最終巻なのに彼が出てこないのはどういうことだw と思ったりもするけど、出さないのが正解だろうなぁとも思う。この設定で上手に登場させるのは難しい。
    高校生作家とか、割とイロモノ主人公なんだけど、成長物語としてはやっぱり学生が主人公ってのはアリかな。遠子先輩も昔と変わらずやんちゃしてます。っていうか、ツッコミ不在で読んでる方がハラハラしたとも言う。
    球技大会の時も……無茶しやがって……w
    最後の最後のシーンはちょっと意表を突かれた。でも読み返すとちゃんと描写してあった。思い込みで勝手に騙されてました(苦笑)。

    最初の8冊読んでる間は割と文句ばっかり言ってた気もしますが、シリーズ通して読んだ今は、「また最初から読み返したいな」という気持ちになってます。

  • お幸せそうでなによりです。

  • 遠子さん、ご結婚おめでとうございます!このはくんも幸せにねー!

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著者プロフィール

【野村美月(のむら・みづき)】
2001年『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門〈最優秀賞〉を受賞しデビュー。2006年より刊行された、「文学少女」シリーズが大人気となる。その他のシリーズに、「ヒカルが地球にいたころ……」「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件」などがある。

「2016年 『晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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