ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047272804

作品紹介・あらすじ

「新入部員がこなーい!」積極的な勧誘をしないと決めたものの、いつまで経っても現れない新入生に焦る太一たち。そんな時、文研部の扉を叩いたのは気だるげな男の子と内気で小柄な女の子で-。待望の新入部員編と、文研部が一枚のスクープ写真で学校を湧かせた文化祭秘話、伊織と太一との三角関係に悩む稲葉の奮闘劇から、唯が体験した女の子とのドキドキ初デートまで!愛と青春の五角形コメディの美味しいところを集めたココロコレクト第1弾。

感想・レビュー・書評

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  • ココロコネクトシリーズ初の短編集です。
    時間軸がバラバラだけども、時系列順なのでそこまで戸惑うことはないと思います。
    また短編集ということで超常現象が出てこない分、ラブコメ要素が多いです。デレばん読みたい人にはちょうどいいと思います。

    最後のお話は次巻に向けての序章の意味も含んでいるので、このお話だけは読んだほうが次巻をより楽しめるはず!

    最後に、ペンタゴン++でのデレばんがよかったです(笑)。

  •  「ココロコネクト」シリーズの短編集で、本編が始まるより前の時系列から本編4巻の『ミチランダム』より後まで、いろいろな時系列の話が入っています。
     <ふうせんかずら>というシリアス要素が出てこないので、ほぼコメディ・ギャグの内容になっており、読んでいて楽しかったです。

  • 昔のエピソード三つは流れてしまって(珍しく稲葉ん回までもが琴線に全く触れなかった……。空回り奮闘、とても逆効果……。そして裏進行があまりにべたすぎる)、最新時間軸のエピソードがむしろすべて。
    デレばんは入り込むよりも眺めてにやにや楽しむものだなあ、と読み始めには思っていたのに、読み進めるうちに一体化してくらくらして来た。
    稲葉姫子の感情移入に引き込む力、本当凄まじい……。

    稲葉んのいない場所で藤島(弱)を可愛いと思う太一がなんかガチで、稲葉ん含めそういうのが好物なのな!ってもやもやして、割と本気で嫌で、驚く。
    稲葉ん怒りに来て!怒りに来て!ああでも傷付くかなあ!とか懊悩した。
    突然に声が良いとか言い出すクラスメイト女子とか(CVがついたからか……著者の心情としてわからなくもないけど……!(勝手な想像))、ここへ来て拡大化するハーレムも本当求めてない意味わかんない稲葉んだけでいてよう!
    ああどんだけまじになっているんだ……。
    不満はあっても結局シリーズはとってもとっても大すきだよ!

  • 短編集。
    今までの長編シリーズの合間合間に起こったこと、それと新入部員がやってきて、次に続く感じのお話。

  • ココロコネクト第5弾。初の短編集。文化祭・唯の初めてのデート?・恋する乙女いなばんの日常・新入生勧誘物語の4篇。ふうせんかずらは殆ど出てこないので、日常系学園ラブストーリーである。本編が心を抉る物語なので、「…タイム」のようなほんわか系で息を抜くのは悪くない。個人的には、全編を読み通した後で本巻を読んだので、ストーリーは大体予想通りの範囲。実際のところ、伊織のホンネ、つまり太一に対するホントの感情が知りたいところであったが、仄めかされているだけ。これは読み手(私)の想像力で補うこととしましょう。

  • 4つの物語の短編集。
    文化祭の出し物、唯×大沢のデート、稲葉の奮闘、新入部員2名のお話。
    文開催の出し物では、スクープ記事を用いて号外記事。
    永瀬ってホントに行内で一番かわいいんだね。
    新入部員の2名はクセがありそうだけど、男1名、女1名の2名。確かに新入部員集めるんの大変そうだよね。。。

  • ココロコネクト本編・・・ではなく短編集第1弾!!

    短編集だからって読み飛ばしちゃいけない!!
    本編につながる物語がぎっしり詰まった1冊でした!

    4つの短編が集められていて、3つは今までのストーリーの間にあったちょっとしたお話。最後の1つは次につながる大事なストーリー。
    2年生になった文研部員たち。太一たちに興味をもった新入生2人が入部するかどうかを描いた物語です。

    新たに新キャラとして後輩2人、紫乃、千尋が登場するわけですが、このキャラは今までのキャラクターの中では一番読者目線で描かれてる部分が多いと思いました。
    これまでの波乱万丈な出来事を読んできた私からしたら5人の絆は強固なものになっていると感じると同時に、ほかの人を寄せ付けないなにかを感じることがありました。
    この輪の中に自分が入れるのだろうか心配になる新キャラの心情がひしひしと伝わってきました!!

    最後の伊織の言葉が気になって仕方ないです!次を早く読もう。

  • シリーズ番外編第1弾。短編4本を収録しています。

    第1話「スクープ写真の正しい使い方」は、文研部のメンバーたちが2人の教師の恋愛をすっぱ抜いた新聞をバラまく作戦を立てる話。

    第2話「桐山唯の初体験」は、陸上部の大沢美咲(おおさわ・みさき)という少女が、唯にラヴ・レターを出したことで、2人がデートをする話。

    第3話「稲葉姫子の孤軍奮闘」は、姫子と伊織が太一を挟んで三角関係にあったころのエピソード。姫子を中心に、文研部の中で伊織と太一の双方と良好な関係を築くため、姫子がさまざまなミッションを自分に課していきます。

    第4話「ペンタゴン++」は、2年生に進級した文研部のメンバーたちが、新入部員を迎え入れる話です。唯の空手の後輩で、文研部のメンバーたちのすることを冷ややかに眺める宇和千尋(うわ・ちひろ)という少年と、天然少女の円城寺紫乃(えんじょうじ・しの)が、新たに文研部に加わることになります。

    第4話のラストでは、次の本編ストーリーにつながるような引きがあり、新たにメンバーを加えて7人体勢になった文研部が、「ふうせんかずら」のミッションにどのように関わっていくことになるのか、期待したいところです。

  • 図書館で借りるまでに結構待ったから
    時系列がちょっとわからず(笑)

    でもそれぞれキャラが可愛いし
    楽しく読めた。
    1年生が入るまでの話も
    なかなか( ´∀`)
    なにやってるのかよくわからない部活に
    入るって勇気いるわ!
    しのちゃんもちっひーもすげぇわ♪

  • 9784047272804 317P 2011・6・10 初版

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著者プロフィール

第11回えんため大賞特別賞『ココロコネクト』でデビュー。シリーズ11冊で120万部を突破。2シリーズ目『アオイハルノスベテ』全5巻、『今日が最後の人類だとしても』続刊中がある。

「2017年 『今日が最後の人類だとしても2 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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