"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1) (ファミ通文庫)

著者 :
制作 : 竹岡 美穂 
  • エンターブレイン
4.00
  • (73)
  • (114)
  • (63)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 745
レビュー : 85
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047272811

作品紹介・あらすじ

「心残りがあるんだ」恋多き学園の"皇子"ヒカル-その幽霊が、是光の前に現れそう告げた。このまま幽霊につきまとわれ続けるなんて冗談じゃない!と渋々"心残り"を晴らす協力をすることにした是光だが、対象の左乙女葵-"葵の上"と呼ばれる少女は、頑なに話も聞こうとせず、生徒会長の斎賀朝衣にも不審がられ、敵視されるハメに。そんな時、ヒカルの死にまつわるある噂が聞こえてきて-!?野村美月が贈る、ミステリアス現代学園ロマンス、堂々開幕。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  •  野村美月さんの新シリーズということで早速読んでみました。
     最初は「なんだかなあ」という感じでしたが、後半から一気に面白くなっていきました。読み進めるうちにじわじわと涙が押し寄せてきて、最後には泣いてしまいました(ノω`)、
     この話は源氏物語をベースにしているそうですが、それを知ったとき文学少女とダブってると一瞬思ってしまいました。そういうこともあり星は四つです。
     ですが女の子との絡みもあり、ヒカルとの友情もあり、続きが楽しみなお話です。
     早速夕顔を読んでみます。 

  • 新シリーズでありながら、文学少女シリーズで確立した既存の古典作品と絡めながら現代にストーリーを膨らませる手法は軽快で、安心して導入から読める。
    ヒカルのとんでもない設定(それは幽霊で有ることでは無い)でありながら嫌味を感じ無いのは、ベースになった人の高性能が故か。

  • 全10巻完結。
    女の子苦手男子が、モテまくる話。しーこ可愛い。

    源氏物語を知るともっと楽しめる。

    強い言葉、強い思いも、ともすれば人の足かせにもなってしまう。本当の対等に付き合うのは、守るだけではなく守られること、そんな事を"六条"を読んで感じました。

  • 『文学少女』は面白がりどころがよくわからなく
    同じレーベル先達文学賞受賞者作品と同じくへんにミステリなのがなんであったが
    こういう作品だとなるほどわかりやすい
    伝統正当のらいとのべらないず(=登場人物の個性付けが極端な「キャラクタ小説」化)された少女小説
    現代現在を舞台にほどよく浮かせてこういう話を設ける作者の技量に感心

  • はじめは葬儀で騒いだりきつくて可愛げのない葵が苦手だったけれど、いつの間にか微笑ましく思えるようになっていた。是光にしか見えない幽霊のヒカルと回る、彼を思い出しながらの是光と葵の遊園地デートが切なさより温かくて瑞々しくて良かった。葬儀で笑っていた朝衣他、暗くどろどろしたラストに続きが気になった。

  • 冒頭はコメディ色が強く少し入りにくい印章があったが、物語が動き始めてからすらすらと読めてしまった。感情が溢れるところを的確に踏まえており、手堅いハートフルコメディになっているように感じる。続編も出ているので読んでいきたい。

  •  源氏物語をモチーフ(著者曰く他にも隠れたモチーフ作がある)にしたコメディ。
     ただ、主人公は光源氏でなく、その従者的立場の惟光。平安学園という学園モノに落とし込みながらも、ヒカルが多くの女性と浮名を流す存在である点、悪意のないヒカルに是光くんが振り回される様はなかなか可笑しい。

     元ネタ源氏物語でも惟光はきっと苦労したはず。そう感じさせる物語の出だし1巻だ。
     また、ヒロイン(多分)が「パープル姫」というハンドルネームを持つ式部さんというのも微笑ましい。

     一方、物語に物悲しさを滲ませる作りの上手さは著者らしい。期待度の高いシリーズだ。

  • 野村美月さん初読了。「源氏物語」を現代版にした様なラブコメディーでした。青春群像劇とホワイダニットミステリが絡み合っていて面白かった。

  • "文学少女"よりは好きな感じ。
    ヒカルのたらしっぷりには辟易しているけれど。

    是光のギャップがいいね。
    字がきれいなひとはポイント高いです。

    続きが気になる終わり方。
    ヒカルの死の真相は──
    様子見のため1巻しか借りなかったから、さっそく続きを借りてこなくっちゃ。

  • あなどれないラノベ。

全85件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

【野村美月(のむら・みづき)】
2001年『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門〈最優秀賞〉を受賞しデビュー。2006年より刊行された、「文学少女」シリーズが大人気となる。その他のシリーズに、「ヒカルが地球にいたころ……」「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件」などがある。

「2016年 『晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1) (ファミ通文庫)のその他の作品

野村美月の作品

"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1) (ファミ通文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする