"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1) (ファミ通文庫)

著者 :
制作 : 竹岡 美穂 
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レビュー : 86
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047272811

感想・レビュー・書評

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  • 源氏物語ということで、ちょっと期待。

  • 源氏物語×ヒカルの碁 らしいです。
    本当におもしろかった。近頃評価されてるその辺のエッセイとかよりよっぽとおもしろいわ。しゃーないしゃーない、オレ、物語フェチだし。

  • 野村美月先生最新作。
    うむ、設定が文学少女ほどツボでなかったこともあって、
    感触は若干いまいちだったんですが、
    お話としては面白かった。
    今回、シリーズヒロインかもしれない帆夏ちゃんが可愛かった。
    彼女は登場人物でなく作者の名前を冠してますからね。

    まぁ、今回のモチーフ「源氏物語」では、
    葵の上より夕顔より、若紫が好きな私には、3巻が
    待ち遠しい。
    今回、「桐壺」や「藤壺」にあたるキャラはわかりませんでしたが、
    わかってないだけで混ざってたのかな?
    ダーティーヒロインな感じの朝衣が、この「藤壺」か
    「六条御息所」か、どっちでもないのかも気になる。

    ちなみに主人公・惟光は、原作では娘・息子は出てくるんだけど
    彼の妻が誰かはわからない(調べたりないか;)模様;

    もう1つ隠されているモチーフは、わからなかったです;
    知ってる作品か知らない作品か、何かなぁ。

  • 「見た目がヤンキーなためにぼっちな主人公」はこれから流行るのか?

  • 電車の中で職務質問されるんじゃないかという位泣いた。
    素敵な別れの物語でした。

  • 文学少女に続く野村美月×竹岡美穂の新作。タイトルからわかるように源氏物語をモチーフにした登場人物、構成を採る。個人的に、文学少女からそうだったが、野村美月さんの描くツンデレキャラがツボでたまらない。

    一巻ではヒカルの死の真相は明かされず、その秘密に期待がかかるところ。

  • あらすじを見てあまり興味はひかれなかったのだが、"文学少女"を思うと無視することは出来なかった。
    躊躇しましたが結局は作家買い。

    若くして死んでしまったイケメンリア充(ヒカル)に取り憑かれた、女性に免疫のないコワ面の同級生(是光)。
    ヒカルが思い残した願い(主として女性関係と思われる)を叶えるために是光が奮闘するのがお話のベース。
    一巻ではヒカルが本当に愛していたという女性(葵)に是光が代理で愛を伝えるのが目的になります。
    (本当に彼女を一番に思っていたかは続編を待たないとわかりませんが)
    ヒカルの存命中のあまりに浮ついた女性関係から、嫌悪感を抱いて是光の言い分を受け入れない葵。
    打ち解けていく中で、互いに友達のいなかったヒカルと是光の間に生まれる友情。
    コメディータッチの中で、それぞれ登場人物たちのトラウマが謎を残し、影を作っていきます。

    このあたりは"文学少女"と同じですね。過去の文学作品をネタにしているところも同じ。
    よく言えば安定している、悪く言えば新鮮さが乏しい気もします。
    キャラクターも意外性はなくて、どこかで見たような感じも受けますが、そこは野村美月さんが相変わらず感情豊かに描いていて意外と飽きさせません。
    手放しに賞賛はできませんが、つまらなくもない。
    評価はこの後の展開次第でしょうか。
    幽霊という題材をコメディーで扱っている分、"文学少女"よりラノベ調が強い気がします。
    イラストもいかにも少女的で、恥ずかしくてちょっと外では読めないです。

    私は文学作品に疎いので、源氏物語は授業以外で読んだことはないし、裏設定で入っているという名作も多分知らないと思います。
    なのでほぼオリジナルとして読んでいますが、ネタを知らなければわからないような箇所もなく安心して読めました。
    (もちろん元ネタを知っていれば、より深く読み解けるはずだとは思いますが)

    この物語の最大の謎はヒカルが何故死んでしまったのか。
    それは続編で徐々に明らかにされていくのではないでしょうか。
    気味の悪さから成仏を手助けする是光が友情を育み、ヒカルの願いを叶えたい気持ちと、成仏してしまう悲しみの葛藤がいずれは起きるだろうと思います。

    最後に「ヒカルが地球にいた頃」という壮大なタイトルがついていますが、これも最後には何かしらの意味を持つのではないでしょうか。
    "文学少女"みたいにね。

  • 野村美月さんの作品は文学少女から読んでます。文学少女のような暗い雰囲気なのかと構えてたらそうでもなく、ライトノベルに近い作品に仕上がっていました。
    作品を読んだ感想としては、心理描写がうまかったと思います、この人の文章はなれるのに少し時間がかかるものの、心理の動きがとても繊細に描かれており、慣れたらスラスラ読める文体です。後半になるほどすーっと頭に入っていき、やがて、頭の中でリピート再生される、そんな感じです。
    文学少女とは打って変わって王道ものの青春ストーリーでしたが、キャラどうしのコメディがなかなか楽しめました。ただ、主人公のヤンキー面という個性を活かしきれてない様な気がして少し残念でした。
    源氏物語が元ネタなのですが、原作を読んでいればもっと楽しめたかもしれません。ヒカルの心情が未だに理解に苦しむ…
    あとがきで書いてたもうひとつのネタ本ってもしや某囲碁漫画ではないのかなww

  • 他人の気持ちを伝える難しさってものが描かれていたし、是光の誠実さがめっちゃ出ていた。
    文学少女シリーズは文学から読み取り人の心を想像する話だったけど、
    今回は死んだヒカルの気持ちを伝える話。他人の気持ちをどう伝えるか今後も期待。

  • 話の作り方、キャラクターの描写などは文学少女の時と同じように質が高い。

    しかし、肝心のストーリーはというと、文学少女に比べるといまいち弱いと感じざるを得ない。
    キャラクターも魅力があるかというと微妙なライン。

    ただ、つまらなくはないので、今後に期待。

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著者プロフィール

【野村美月(のむら・みづき)】
2001年『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門〈最優秀賞〉を受賞しデビュー。2006年より刊行された、「文学少女」シリーズが大人気となる。その他のシリーズに、「ヒカルが地球にいたころ……」「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件」などがある。

「2016年 『晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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