シュヴァルツェスマーケン 1 神亡き屍戚の大地に (ファミ通文庫)

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制作 : CARNELIAN 
  • エンターブレイン (2011年5月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047273061

作品紹介

一九八三年。異星起源種BETAの侵略を受ける東ドイツは血みどろの消耗戦を続けていた。テオドールは、最強と謳われる戦術機中隊「黒の宣告」の一員でありながら国も人も信じず、己が生き残るためだけに戦う衛士であった。そんな彼が、戦場で孤立した西ドイツ軍衛士の少女を助ける-。大人気PCゲーム『マブラヴオルタネイティヴ』の物語より遡ること一八年前-欧州の苛烈な戦争に身を置く若き衛士たちの、生死を賭けた戦いがいま語られる。

シュヴァルツェスマーケン 1 神亡き屍戚の大地に (ファミ通文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「シュヴァルツェス マーケン」
    テレビ東京 日曜25:05~
    キャスト:鈴村健一、田中美海、南條愛乃、安済知佳、加藤英美里
    http://schwarzesmarken-anime.jp/

  • 前々から読もう読もうと思っていた ”柴犬” こと「シュヴァルツェスマーケン」をアニメ化を機に読み始めました。

    物語初っ端から定数の2/3と既に壊滅している中隊、次々とBETAに飲み込まれる防御陣地、そして仲間の死と絶望的な末期戦の展開で驚きましたし、そこがまた内田先生らしいと感じました。
    途切れることのないBETAの侵攻という国家どころか人類存亡の危機の中であっても「西と東の対立」があり、東ドイツの中であっても「国防省と国家保安省の対立」があるという救いようのない国をそれでも守るべく戦う主人公達の戦いは目が離せません。

    意外だったのは政治将校グレーテル中尉の心境の変化でしょうか。
    当初はステレオタイプな「面倒くさい」政治将校であったものの、カティアが加わりシュタージに中隊自体が目をつけられるに至り中隊員としての仲間意識を否が応にも抱くに至った展開ですね。
    最初はてっきり彼女が敵役なのかと思いましたがどうも外れたようですね。

    早く2巻以降も読みたくなる大変良い作品でした。

  • 2012.10.3 推薦者:じみー(http://ayatsumugi.blog52.fc2.com/blog-entry-196.html

  • マブラヴオルタネイティブ本編(2000年)の17年前(1983年)の東ドイツを舞台にした物語。
    本編でも十分に劣勢といえる人類側は、ようやく対BETA用の兵器として戦術機を実戦投入しはじめている時代、しかも舞台が17年後の世界においては「既に国家が存在していない」ことが史実として確定している「東ドイツ」であるため、最初から主人公たちの国々の行く末を、読者は知った状態で読み始めることとなります。
    また、社会主義国家である東ドイツを舞台にしているだけあり、BETA以上に国家の行き過ぎた統制と、そのなかでの利権争いが複雑にからみ合っており、どこまでも明るい要素がありません。どす黒いです。
    1巻では、物語のカギを握るある秘密を持った少女カティアが、東ドイツ最強の戦術機中隊、第666戦術機中隊「シュバルツェスマーケイン」の一員として認められるまでを描いてます。
    マブラヴオルタの世界では、国家による人間の考え方の違いが鮮明に描かれる事が多いですが、今回の「柴犬」においても、社会主義国家である東ドイツと、資本主義国家の西ドイツ。その相反する性質の、けれど同じ名前を持つ国の行く末が気になる展開でとなっています。

  • PCゲームマブラヴオルタネイティヴのスピンオフとして描かれる過去の欧州戦線での闘い。
    闘いの最前線である東ドイツ、そこには異星起源種BETAとの激しい消耗戦と国家の構造のゆがみから、滅びに近づきゆく故国で己以外を信じることなくただひたすらに生き残るためだけに闘う青年衛士の姿があった。
    戦場で出会った少女が彼にもたらす過酷な闘いの運命とは…
    極限状況の中で見つけた守るべきものために成長してゆく主人公テオドール、彼の行く先に何が待ち受けるのか今後の展開も楽しみ。
    戦術機Mig-21バラライカの戦闘もカッコヨク描かれている。

  • マヴラブ オルタナティブという作品のスピンオフ作品です。

    世界観が特殊で、初めて読む人にはすこし話を掴みにくい作品です。ですが、世界観説明が後ろのほうに載っているので大丈夫ですよb


    第二次世界大戦後の東ドイツが舞台となっている。
    東ドイツ最強の部隊『黒の宣告』に所属する青年テオドールの物語。
    西ドイツから亡命してきた少女カティアとの出会いがテオドールを成長させていく。
    社会主義やシュタージといった思想統制を行うものたちの監視のなか、人類の敵であるBETAと戦う。

  • 読んだよ.
    マブラヴシリーズのスピンオフ作品ですね.
    東ドイツ最強の部隊である<黒の宣告>の一員であるテオドール君が
    戦場で孤立した西ドイツ軍の少女を助ける.
    欧州の苛烈な戦争に身をおく若き衛士たちの,
    生死をかけた戦いが今語られる.

    というわけで,オルタの世界から18年前ですね.

    カティアのキャラが面倒くせぇなぁ・・・.
    上官殿はなんとも素敵キャラだ.

    このシリーズのスピンオフは毎度毎度命賭けだなぁ….

  • ロケーションが東独ちゅうだけでも買いやね。

  • 何となく買っていた本だけど続きは……もう出てるのか。完結はしてないようだけど。評価はつけにくいなー、どんな風に締めるかによる。

  • マブラヴアンリミ・オルタの世界観を同じにする作品.

    著者の内田さんは過去にも戦争ものの小説を出しているようで,武器なども含め戦闘描写の細かさを感じた.
    ただ,ちょっとその描写が細かすぎて煩わしかったり,ややこしいと感じることはあった.

    ストーリーとしては,東ドイツを舞台にしているということで,社会主義やシュタージによる思想統制がキーとなっている.
    マブラヴオルタ自体もかなり思想的なものが激しいが,こちらはさらに輪をかけて激しい.
    その分話が重たくなっており,マブラヴシリーズの中でも一番重厚なストーリーになっていると感じた.
    1巻ではまだまだ序章という感じで,思惑が行き来しているのはわかるが具体的な答えは見えない.
    かなり良い長編作品になりそう.

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