死神姫の再婚 -定められし運命の貴方- (ビーズログ文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047273207

作品紹介・あらすじ

ライセン屋敷の中を、アリシアは「怪物」から必死で逃げていた。だが、相手に捕まった瞬間、アリシアの目をまばゆい光が射る!あの夜以来、カシュヴァーンがきらきらと輝いて見えるのだ。誰もが呆れる夫婦のやり取りが繰り広げられる中、ついにティルナードとノーラがレイデンへ戻ることに。家族との別れを寂しく思うアリシアだったが、そこへ援軍を引き連れてゼオルディス新王が到着する!!今さら、と訝しむ夫婦に王が告げた言葉とは…「運命」すらも大きく変える、新章突入の第11弾。

感想・レビュー・書評

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  • 2022/05/21

    幸せ絶頂のなか、今更来た王様一行(数百人規模の軍団込み)。警戒するカシュヴァーンに王様が告げたのはカシュヴァーンとアリシアは夫婦ではない、と。流れるような説明をし、追放されたカシュヴァーン。アリシアは元の家に戻され、貧乏生活に逆戻り。そんなアリシアを訪問したディネロはアリシアをアズベルグへ連れ帰る。帰ったアリシアにディネロが告げたのは「お前は、俺の、妻だ」。ディネロに迫られつつ、カシュヴァーンへの想いを固めたアリシア。ディネロもカシュヴァーンを探すことを決めたとこにアズベルグはラグラドール人の直轄地となることを告げられる。

    日に日にあがるトレイスのツッコミ。アリシアに迫るディネロ。ディネロ意外とグイグイいくねんな。でもお酒飲んどるのはちょっと…

  • よよよよ容赦ねえ……!(ガクブル)今までのラブコメっぷりが嘘のような急転直下な展開。今までもけっこー意外とシビアな展開が多かったこのシリーズだけど、今回はマジで容赦ねえ展開でした。ここまでなるとはなあ……まあ、ふりきれたみたいなアリシアが、自身のちからでどこまでできるか、注目です。面白くなってきた。

  • ライセン屋敷の中を、アリシアは「怪物」から必死で逃げていた。だが、相手に捕まった瞬間、アリシアの目をまばゆい光が射る!あの夜以来、カシュヴァーンがきらきらと輝いて見えるのだ。誰もが呆れる夫婦のやり取りが繰り広げられる中、ついにティルナードとノーラがレイデンへ戻ることに。
    家族との別れを寂しく思うアリシアだったが、そこへ援軍を引き連れてゼオルディス新王が到着する!!今さら、と訝しむ夫婦に王が告げた言葉とは・・・。

    読んでてこんなに救われない展開をたどるとは・・・前巻はこの嵐の前夜だったんだな。序盤の甘々っぷりからは想像もできない試練がアリシアとカシュヴァーンを襲います。それでもすぐの再会を信じてただけに、まだ波乱が続きそうな展開にはやや鬱になります。まさかこのままってことはないだろうけど、早く続きを読んで安心したいよー!ルアークも消えてしまったことが衝撃大きい。彼はアリシアに恋心を抱いてしまったってことなのかな・・・含みのある言い方や素振りを見せていたので気持ちの面で夫妻から距離を置くことにしたんだとしたらものすごく切ない。レドリックの無事だけはほんと良かった。彼の厳しくて温かい言葉に唯一ほっとできました。

  • 新章。ここで、これだけ痛めつけますか。長くなる感じ?

  • だからさ、ディネロ弱すぎじゃね?
    ゼオの影響が強いんだろうけど…何度目っていう。
    そして、思い返せば、いつそんなに
    アリシアが好きになったんだろう?

    よくよく考えると、ディネロに関しては、
    アリシアが特別な事を言ったとかもなかったから、
    影響されやすいディネロは、皆が、
    言う事に少なからず影響された結果の
    気持ちなんだろうなー。

    本当に思ってたんなら、もっと早めに
    行動してたら、多少違ったのにね!

    出来ればライバルはジス的な軽いやつの方が
    面白いンだけども…アリシアだと難しいか。

  • 12巻目。
    前巻でやっと本当の夫婦になって、甘ーい雰囲気を醸し出していたカシュヴァーンとアリシアでしたが、そんなのも吹っ飛ぶ大事件が。

    王となったゼオルディスが遅れてやってきたと思ったら、アリシアとの結婚をなかったことにしてしまい、カシュヴァーンは領主の地を失っただけでなく、顔に傷まで作られて放逐されてしまいました。

    様子のおかしかったディネロは、アリシアとの結婚を希望しますが、寸前で我を取り戻して、アリシアに協力するとなったところでばれちゃって、アズベルグの地はラグラドールの管理下になっちゃいました。

    後半、カシュヴァーンは全く出てこなくて、ルアークもいなくなるし、アリシアの周りには味方がない状況。最後にはゼオルディスの待つ王宮につれていかれるアリシア。

    今までどんな境遇でも意外と順応していたアリシアでしたけど、「特別」な「好き」ができてからは、カシュヴァーンのことを一途に思ってて、これから、どう話が進むのか目が離せません。

  • Twelfth installment.

    Just when you would think you would die from lovey-dovey, cutesy goodness between アリシア and カシュヴァーン, the story suddenly takes a super dramatic turn and punches you in the face.

    I mean, I knew ゼオルディス was the antagonist of the story, so what happened really was nothing short of expectation... but wow, he scared me a little there. Especially what he did to カシュヴァ-ン.

    And ディネロ! Shame on you, you should know better! Haha, seriously this guy needs to move on. But perhaps not with コゼット. Ugh, her stupid fainting antics really annoyed me to no end.

  • 話の内容はともかく、表紙にびっくり。
    誰だこれwww
    毎度のことながら、カシュヴァーンの別人ぶりがレベルアップ。一巻の表紙との別人加減がありえなさ過ぎる。

    まあ、内容は普通に面白かったけど……。
    いちゃいちゃから始まったので、まさかこれが続くのかと思っていたら、怒涛の展開。素直に次が楽しみだと思っています。いや、あのままだと食傷気味になって読むのやめそうだったからね……。

  • 発売日に購入してたんですがようやっと読了。

    これはキツい………!!
    前半の夫婦のでろ甘っぷりと後半の容赦ない展開の落差がはんぱないです。前巻までの伏線でなんとなくは予想してましたが私的にはそれ以上だった……。
    ある意味アリシアにはよい変化をもたらしてくれてはいましたが、今後のことを考えるとあと何巻か胃の痛い展開が続きそうですね。彼も恐らくは無事だと思いますが不安だ……。

    ゼオ様こわすぎるよゼオ様

  • 本気を出したディネロ様

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