ログ・ホライズン (3)ゲームの終わり(上)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
4.12
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本棚登録 : 762
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047274136

作品紹介・あらすじ

新人プレイヤーを鍛える合宿が開始。戸惑い、衝突、敗北…彼らに訪れた初めての試練。同じ頃、シロエたち"円卓会議"の代表らは、大地人同盟との交渉にのぞんでいた。その舌戦のさなかの出会いが、シロエにこの世界の真理に近づくきっかけを与える。"アキバ"を離れ繰り広げられるふたつの「チーム戦」。

感想・レビュー・書評

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  • ミニコメント
    新人プレイヤーを鍛える合宿が開始。戸惑い、衝突、敗北…彼らに訪れた初めての試練。同じ頃、シロエたち“円卓会議”の代表らは、大地人同盟との交渉にのぞんでいた。その舌戦のさなかの出会いが、シロエにこの世界の真理に近づくきっかけを与える。“アキバ”を離れ繰り広げられるふたつの「チーム戦」。
    ログ・ホライズンシリーズ ; 3-4(上) 

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/781551

  • blog(2013-11-30)から転記

    タイトル通り、今回は(も?)上下巻の構成になっています。
    今回はトウヤたち初心者PTが合宿するエピソードと、大地人の社交界に何故かデビューするはめになったシロエたちのエピソードがメインかな。
    アカツキの出番が割と少なめで残念です。反面、双子の出番が多くて俺得。
    トウヤたちがPT連携に目覚めるくだりはちょっと胸が熱くなりました。職場でイマイチうまく行ってないので余計にそう思えたのかもしれませぬ(苦笑)。
    あと、最後の小竜のかっこよさも印象に残ります。

  • 今回は、試練を通じてチームワークやコミュニケーションを学び、一段強くなっていく話です。
    もう彼らの成長がたまんないっす!

  • 2巻の時点でクラスティさん好きだな……とぼんやり思ってたんだけどもこれほんとクラスティさん好き過ぎてちょっとどうしていいのかわからない……。

    新人組の夏期強化合宿編と大地人との交渉編の同時進行で緊張感のある内容でした。
    新しく明らかになったことや布石がたくさんあって、読んでいてすごくわくわくした。
    いやーそれにしてもクラスティさん……いいなあ……。

  • MMOらしい連携した戦闘の描写が楽しかった。

  • RPGではおなじみのヒットポイントとマジックポイントを魂と魄に置き換えて<大地人><冒険者><亜人間>の死について理論化している。
    RPGゲームが好きな自分にとっては受け入れやすくてハマった。

  • 三日月同盟率いる、双子やミノリたち新人プレイヤーの夏期合宿&シロエら円卓会議の面々が出席する大地人同盟の会議・舞踏会。
    五十鈴やルンデルハウスといった新キャラも加わった、ダンジョン攻略パーティー戦が楽しい。
    そして「ゲームの設定」が「この世界」に生きる者にはどのように受け止められているのか…がちょっとわかったような。ううーん面白い。リ=ガンは今後も活躍しそう、かな?

  • はまった本。世界の設定、頭の使われ方、戦闘の楽しさ、読んでいる爽快感がたまらない。
    あっという間に読破。

  • 双子たち初心者の合宿とシロエたちと貴族の腹の下での探りあいが交互に描かれていて、今回は戦闘と政治どちらも楽しみながらあっという間に読めてしまった。
    特に現実世界とエルダーテイルでの神代~現在のかかわりがある人物から明かされ、まだ何も解決してないわりに妙に納得。
    今後の展開も楽しみでならない、本当にワクワクする作品。

  • レビューは4巻「ゲームの終わり(下)」の方で書こうと思います。

  • 本作も相変わらず面白いです。アニメ放送の第11話「イースタルからの招待状」から第15話「襲撃」までを収録。大地人と冒険者の交渉、新人プレーヤーの成長、ルンデルハウスの正体、魂魄理論(よく思い付いたなと感心します!)、ワールド・フラクション。ゲーム時代の世界がどこまで再現されているか、どこまでがリアルなのか。手探りながらも少しずつ真実に近付いていく描写は、読んでいて面白いです。続きが早く読みたい!僕の評価はSにします。

  • 低レベルプレーヤーの夏季合宿。そしてアキバ円卓会議の大地人社交界へのデビュー。その裏で動き出したイベント、ゴブリン王の帰還。数万のゴブリンの大軍が房総半島を襲う。

  • えーと、この作品のメインヒロインはミノリということでよろしかったか。

  • 五十鈴やルンデルハウス、トウヤ、ミノリの活躍が良かったです!! あと、リ=ガンの魂と体の二つの要素が人を造っているという考え方(魂魄理論)が輪廻転生に似ていると思いました ただただ「冒険者だから生き返ることが出来る」というだけでなく理にかなっていて面白かったです

  •  MMORPG“エルダーテイル”の世界に転移してしまった現代のゲームプレイヤーたち、その数は日本サーバだけで3万人!…のサバイバルが描かれているシリーズ第3巻。

     この第3巻では主人公達に助けてもらった新人冒険者達の戦いと、異世界の現地人といえる"大地人"との交流が描かれています。

     古今東西、様々な異世界転移物語がありますが、この『ログ・ホライズン』シリーズではMMORPGというゲーム(に酷似した?)の世界が舞台になります。
     特徴的な設定として、登場人物たちはゲームのキャラクタを反映して…異世界で最強級の力を最初から持っている。そして、いかなる食事も不味い。
     よって、主人公達は最初から強い設定を持ち込んでいるので戦って成長する必要がありません。しかし、現代からエルダーテイルに転移した冒険者たちはホームタウン"アキバ"で15,000人。彼らが「やんわり」と社会や規範を築きながら、エルダーテイルで懸命に生き延びる姿が丁寧に描かれているのが印象的です。

     しかし、美味しい調理法が発見されたり、大地人との摩擦が見え始めたり、世界に異変が起こり始めたり…とエルダーテイル=ゲーム世界とは違う、ゲームの常識が全て通用/適用される世界では無い…というのに気付きはじめます。

  • いやーなんかわくわくしながら読めるんだよなー。
    読んでて素直に楽しくて、登場人物がどんどん好きになってくる。

    さて、今回は新人冒険者たちのレベルアップ話とシロエたち円卓の会議メンバーの大地人の上層部との交流話とが交互に。

    レベルアップ話は、ミノリ&トウヤの双子たちの相変わらずの
    その姿勢のよさに脱帽。
    なんていい子たちなのかしらっ。
    気ばかり焦って前に進めなかった子たちが、協力しあい、
    それぞれのよさを活かすことでいい流れをつかんでいくところが
    読んでて気持ちいい。
    が、その気持ちいい分、フレンドリストに登録できなかったっとゆーのに
    なんでなの~~!!っと。
    うーんルディ、何者???

    一方腹黒さんたちの探り合い~は、それはそれで楽しく。
    特にクラスティとレイネシアとのやりとりは、かなりツボだ。
    楽しいわあ。
    次巻はこの2人がだいかつやくーってあったから、これまた楽しみ楽しみ。
    そして、シロエの本名って「城鐘恵」だったのねー。
    なるほど、だからシロエなのか~、納得納得。
    いや、もしかしてもう出てたのかもしんないが、私は今巻で初めて知りました。
    そして、シロエが活躍しはじめて98年っていうので、
    え?シロエ3代目くらいなん?っと思った私は参謀には決してなれません。
    なるほど、ゲーム内での時間経過ってことかー。
    まんま受け取っちゃだめだよなー。うんうん。
    現実世界へ帰る手掛かりがみつかるのか?
    でも案外みんなそれなりに冒険者として生きてるし、
    別に帰らないでもいいじゃん?っとか思っちゃった私は、甘いんだろーなー。
    そうよね、実際に闘うってやっぱ怖いよねーっとマリエール達の危機に思う。
    楽しいバカンスだったはずなのに、突然のモンスター来襲。
    さて、どうなるか、次巻、期待!

    にしてもこれはアニメも楽しみだなあ~。

  • 2013年5月9日読了

    低いLvの子たちを連れた夏季合宿(という名のバカンス)と大地人の貴族を相手取った腹の探り合いが交互に進んでいく回。

    正直、夏季合宿の5人パーティの成長が気になりすぎて、シロエ達の視点が入り込む度にイラァってした(笑)どちらも大切な話ではあるのだけど、あのバラバラな5人がどうやって結びついていくのかが楽しみでしかたなかった。
    それにしても、ルンデルハウスはマジで面白いね!わんわんとかww あの手のナルシストは嫌いじゃないけど、ぜひアニメ化の際は浪川さんに声をやっていただry。

    貴族社会はやはり腹黒。見た目は華美でも、中身は互いを牽制し合うという想像通りのもの。
    けれど、その中にあってレイネシアだけは自分にまっすぐでいいなぁと思った。まだ大人社会のアレコレを知らないからと言ったらそこまでなんだけど、知らないからこその目線があるのかなと。
    クラスティとの関係も一体どうなるのか気になって仕方ない。
    しかし、クラスティって一体何者なの…。リアルでは何してる人なのかしら。完璧すぎのジェントルメンなので、リアルが想像つかなさすぎる。

    シロエがリ=ガンから得た知識はかなり重要そう…。
    シロエ出なければできない事なのかしら。それとも、誰かでも見つけられるのかしら。

    最後は何やら不穏な状態で終了。
    一体何が起こるのかな。

  • NPCの人達にも意識があって、自分達の都市国家を運営してるあたり、事態はますます混迷を深めてる。もう、元の世界に帰ることを模索している人はいないようだ。都市国家連合からの招待+低レベルプレイヤーの底上げという名のバカンス大作戦

  • ルディ可愛い…っ。というのが第一印象。貴族相手に交渉したり新人たちを鍛え上げたり。やっぱり引き込まれる内容です。

  • アキバの街に秩序を生み出したシロエたちは、2つのグループに分かれて次の行動をはじめる。
    一方は新人たちの鍛練のためダンジョンへ、そしてもう一方はもとのNPC〈大地人〉との交渉の場へ。
    その先で彼らが知った真理とは―?
    世界の仕組みが徐々に明らかにされる「ログ・ホライズン」シリーズ第3巻。

    初心者たちのダンジョン攻略と、社交界での政略模様とが交互に語られ、「共に戦う」とはどういうことかをあぶり出している。

    小タイトルの上巻とあって説明的な部分が多く、丁寧だがややもったりとした印象を受ける。
    その反動か、引きのエピソードは急展開に感じ、すぐ次巻を読みたくなった。

    ゲームから現実となった元NPCの在り方に驚き、自分も本当は何かのゲームのNPCなのではないか…とちょっと怖くなる。

    仲間を作るためには、言葉をかけて、行動を重ねる必要がある。それは強力な特技やレベルでは手に入れられない宝物なのだ。(p290)

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著者プロフィール

『まおゆう魔王勇者』原作。

「2018年 『ログ・ホライズン 西風の旅団 11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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