双界幻幽伝 宿敵は神出鬼没! (ビーズログ文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047274389

作品紹介・あらすじ

都まで引っ張り出され、"引きこもり"返上か…と思いきや、相変わらず後ろ向き邁進中の朧月。そこへまたもや依頼をもって蒼刻がやってきた。彼に呪いをかけた張宝という道士が、幽鬼を操り悪事を働いているのだという。人の多いところに行くのはちょっと…というのも無視され、着いた皇都で早々に目指す敵・張宝に遭遇。ところが、張宝が操る幽鬼に蒼刻の様子が-!?おまけに護花七将軍の一人・煌言のテンションの高さに朧月は卒倒寸前。"引きこもり公主"の大活躍(?)第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 朧月が可愛くて悶絶します。次巻もたのしみです。

  • 人嫌いで友達は幽鬼ばかりの公主、朧月に近づくのは、あの「張宝」!?面白かったー。特に今回は蒼刻さまが弱っているところがとてもよかった。ニンゲンよりも幽鬼の方が気楽につきあえる彼女の前に、新しい幽鬼がでてきたり、いい味出してます。おすすめ。

  • 朧月ちゃんカワイイ。最高にカワイイだ。文章から癒しの物理的波動を感じる。癒し波だ。中華風のファンタジー世界を舞台にしたギャグ多め恋愛ラノベなんだけど、バランス感覚がよいので読んでてとても安心感がある。ギャグ多めだけど理不尽さや柄の悪いギャグは少ないし本当に非道な人間はいないし。無毒だ。心が浄化されるよ。朧月ちゃんのかわいさに。
    やはり定期的にこういうカワイイがカワイイしてるカワイイ小説を読まないと人間はだめだ。カワイイをカワイイカワイイしないと脳内のカワイイが少なくなってカワイイの抽象化が進んでカワイイカワイイできなくなるからね。
    蒼刻氏との関係は、今回もあまり進展はなし。読者へのサービスか、朧月に手を出そうするシーンは適宜挟まれるものの、粘膜的接触は無く全体的にKENZENな味わいである。レーベルの性質上仕方が無いとはいえ、どうにも据え膳我慢の状態が続く蒼刻氏マジこの世の大人の事情を一身に背負う断罪のキリストのようである。

  • シリーズ第2巻。
    護花五将軍の一人・来煌言と、蒼刻に呪詛をかけた張本人・張宝が新登場。煌言は、普段は女好きのお祭り男、戦闘時は敵を荒々しく罵倒する獣、という二重人格。好きな人多そう。こうして、朧月と蒼刻の仲を見守り隊員がまた一人増えました(笑)張宝が美形で謎を秘めた存在なのは定番ですね。でも朧月を狙うのも分かる、新たに明かされた能力は悪用できそうだし。天祥は主従ではなく友として蒼刻と触れ合いたいと話し一安心。2巻では旧友が宿敵として登場し辛い思いをした蒼刻。しかしその事件をきっかけに朧月をより大切な存在として自覚(しかし恋とは認めたくない模様……)した所に、まさかの見合い話。果たして蒼刻の両親の顔を拝めることができるのか!乞うご期待!(笑)

  • そしてまた連れ出されたはいいものの
    一体何をするか等の説明は一切なし。
    なぜならば、相手が付いて行けないだろう人物だったので。

    引きこもるためにそこを使いますか! でした。
    あれって中から自力で開けられるものなのでしょうか?
    中世ヨーロッパ時代のおとぎ話では、よくそれに挟まれて
    死にました、みたいなのを読んだ事があるような…。
    きっと素材が違うのですね。

    今回もまた恐ろしくもキャラが濃いというか
    多分現実にあったら傍から眺めるだけで終わりそう?
    でも公私きっちりと分けてる人、とも言えるような…あの言葉の違いが。

    今回は死体が…キョンシーになって登場。
    しかもそれは知り合いだった、という落ち。
    そんなぎりぎりの精神選択があったというにも関わらず
    その後! その後が!!
    甘い…甘すぎる。
    前半が半開してるというならば、もうほぼ全開?
    この2人の関係、どうなるのでしゅう?
    むしろ、友人の方もどこまでいちゃつくのでしょう?w

  • シリーズ2作目。

  • おもしろかった。
    あやしい道士張宝あーんどテンション高めな道士兼将軍の煌言登場~。
    蒼刻のカナシイエピソードをはさみつつ
    朧月ちゃんの感情のレパートリーがどんどん増えていっております。
    引きこもりとゆー設定は殆ど有名無実化してるような気も。
    後悔と諦念のもと無意識に押し殺していたものが
    ひっぱりだされてもろもろの事件に関わるうちに、蒼刻への想いを軸に
    張宝への憎しみ、やら自らの力への責任感、やら、
    もろもろ溢れてきて当人も戸惑い気味、といったところでしょうか。
    かけあい漫才も楽しい。

  • 蒼刻の無自覚(?)な接触が加速している・・・!と戦慄した巻。終盤では自覚しつつもあり、次回へ続く波乱の予感もあり、素直に楽しめました。
    蒼刻も素敵だけど、やっぱり隴月がいい。流されすぎず、暴走もせず、適度に冷静。まあ冷えすぎて若干鈍くなってる感じも否定出来ませんが。冷めてというか、後ろ向きで。
    ともあれ今一番見ててにやにやするカップルです。早く続き読もう。

  • せっかく幽鬼院に戻ったのに、またもや皇都に連れていかれてしまった朧月。今回は、黄巾族の元で悪事を働いている道士張宝との戦いです。
    といっても、当初は皇宮七不思議の解明だったりで、ちょっとのんびりしてましたけど、最後は蒼刻の友人との戦いで切ない終わり方になりました。迅が幽鬼になって、近くにいるようになったらよかったんですけど。

    朧月と蒼刻は、端から見ると相思相愛なのに、本人たちは全く気付いていないってところ。でも、蒼刻が意外とダダ漏れしちゃってるので、ニヤニヤしっぱなしです。張さんの言う蒼刻の全開暴走を早く見てみたいです。

    最後、蒼刻に見合いの話が出て来ましたけど、さて次巻は見合いの話?朧月がヤキモチやいて、自分の気持ちに自覚って流れもいいかなぁ。

  • 都まで引っ張り出され、“引きこもり公主”返上か…と思いきや、相変わらず後ろ向き邁進中の朧月。
    そこへまたもや依頼をもって蒼刻がやってきた!
    彼に呪いを掛けた張宝という道士が、幽鬼を操り悪事を働いているのだという。
    人の多い所に行くのはちょっと…というも無視され、着いた皇都で早々に目指す敵・張宝と遭遇!
    ところが彼の操る幽鬼に蒼刻の様子が変わり…?

    相変わらず朧月と蒼刻の会話リズムが楽しくて読みやすい。
    今回は蒼刻に呪いをかけた道士が登場。思ったより怪しい感じの美形さんだった。
    そして何やら朧月に興味を示してしまったから困ったもの。
    今回初登場の護花七将軍の一人、来将軍はおかしなテンションの人でした。ていうかこれ絶対将軍達みんなひと癖二癖ありそうな気がする。
    そんで今回の敵は蒼刻と深いつながりのある人で、これはなかなか辛いところでした。でもこのネタ使うならもう少し絡ませてからやった方がインパクトあってよかった気もするけど。
    とりあえず何気に朧月よりも蒼刻の方が恋愛面では押してきてるのでニヤニヤします。
    何気にいちゃついてる二人がおいしいです。
    あとさりげなく出てきて釘をさしまくってくる朧月のお兄様が最高です。
    もっとメインで出てくればいいのに!

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