“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2) (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047274693

感想・レビュー・書評

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  • 夕雨のしっとりした初恋の話。今回は惟光ががんばった!

  • “葵”は是光とヒカルの友情がメインだったけど、今回は是光が一人でがんばってた感じがする。

    永遠の停滞 に癒された。
    “若紫”も楽しみ。

  • 待ちに待った2巻。今回は引きこもり系美少女・夕雨のお話。

    今回もヒカルの約束を果たすため是光が奮闘。しかしヒカルは内容を教えてくれないばかりか全然ヒントもくれないくて・・・是光の不器用だけど突っ込んでいく姿に今回も感動させてくれる。
    最初は是光に対し怖がっていた夕雨も次第に打ち解けて、最後の雨の中のシーンとか・・・ラスト切なすぎるよ(いろんな意味で)。

    次第にヒカル周辺の事、とりわけ闇の部分が明るみになってきたが、その先はもっと深い闇だった。ヒカル自身の事についてはまだまだ先になりそう。

    そして、一番最後に葵さん登場で次巻何かありそう。帆夏にも動きアリで・・・!?でも帆夏はこのままだと前シリーズの某K吹さんと同じ事になりそうで心配。

    次のメインはロリなのか。文学少女にも無かったタイプだから超期待。

  • ホント恋ってこういうことなんでしょうね、、、是光が怖い怖いと書かれているけど良い奴すぎて可愛い。

  • 夕雨さんかわいい。
    が、たぶんこれは夕雨にベタ惚れな主人公を楽しむ作品だと思う。

  • ヒカルの死の謎が深まった二巻。
    夕顔のように儚い少女、夕雨が部屋に引きこもってしまう気持ちに共感してしまいました。
    そんな夕雨をなんとかしようとする是光が本当に一生懸命で、かわいかった。

  • 夕顔は源氏物語の中ですごく好きなので、夕顔のはかなげなイメージが壊されず綺麗に書かれていたことが嬉しかったです。次は若紫!楽しみです!

  • やっぱり一番好きなラノベ作家だと改めて感じた。心理情景描写が秀逸すぎる。夕雨が是光になびくとこなど気持ちの変化早いなとか思ってましたが、成程そういうこかと最後で納得。ラストの雨中の花達の中を進みながらヒカルとの思い出や是光への思いが思考を巡り、溢れんばかりになる夕雨の描写には感動し涙腺決壊。雨と花々と是光と夕雨が織りなすスペクタクルには美しいという語彙が貧弱に思えるほど。展開も早めで、帆夏がまさかあんな行動にでるなんて、、ななせと重ねて見ていたので予想より早い展開に年末まで待てそうにありません。

    切なすぎて、もどかしすぎて、綺麗すぎる。
    最後のショートストーリーもほっとできて、良い後味だった。
    文句なしの満開☆×5

  • 引きこもりだとか、怨霊だとかあれこれ要素がありましたが、最終的に初恋の話となりましたね。なかなかしっとりした良い展開でした。

    今回は諸事情により、ヒカルの出番がほとんどなくて、文字通り影が薄くなってしまったのですが、そのかわり、準レギュラーになりそうな新キャラの登場や、ヒカルを取り巻いていた、しがらみ構造が少しづつ明らかになるなど、次巻以降への布石も多数ありました。

    しかし、葵に式部に夕雨。是光の苦労と苦悩は続きそうです。
    次回の相手は小学生って!?

  • 文学少女ではミステリが前面に出ていたのに比べ、源氏シリーズはラブコメ要素が強いように思われます。


    しかしやはり天野美月は素晴らしい!揺れ動く心情、散りばめられた伏線、オマケについてきたコメディ!どれをとっても一級品です!!


    そして次巻は若紫編、さらには帆夏の告白から始まる模様!目が離せません!!!

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著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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