“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2) (ファミ通文庫)

著者 :
制作 : 竹岡 美穂 
  • エンターブレイン
4.16
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本棚登録 : 546
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047274693

感想・レビュー・書評

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  • 内気な引きこもりの儚い夕雨と是光が恋をするのが意外で、でもやっぱりそのままハッピーエンドとはならなかった。素直になれない性分の帆夏や恋とは認めないけれどすっかりファンな葵もいるし、今後も増えていくのだろうなあ。ヒカルが語る花の描写が楽しい。料理が趣味な俊吾が兄的に葵の恋に苦悩する短編が可愛かった。

  • 一巻を読んでないので、なんとも言えないのですが、1人1人個性が、強い作品だと感じました。

    特に近江さんは、“何奴!?”と感じる位、存在感みたいなものがあるなぁ…っと感じました。

    話の流れでは、引きこもりになってしまった夕雨を外に連れ出すというヒカルと頭上の約束を果たす感じの話で、その約束を見つけるまでの間みたいなのが、暗くてジメジメした感じで途中嫌になったけど、夕雨が一人で前を向いて歩いていくことを覚悟するラストが凄く感動しました。

    まだまだ、続くようなので、ユルユルと読み進めたらいいと感じた。

  • 家庭環境、いじめ、引きこもる不幸な少女。
    少女を閉ざされた空想の世界からつれ出すために、少年は孤独な戦いを繰り広げる。
    少女漫画のようなべたべたな展開に少々ついていけない部分も感じながら読み進めました。
    雨の公園や遊園地など、このシリーズでは一貫して可憐なシチュエーションを演出していくのかもしれません。

    雨の似合う可憐な物語……といいたいけれど
    ミステリ仕立てで怨霊なんかも出てくるから、
    綺麗という前に全体的な印象が暗いです。
    バックに幽霊がいるせいか解決の仕方も強引な気もする。

    少女の恋の相手など、前作からは展開が変わってきましたね。

    学校での悪霊騒ぎというのは文学少女で慣れてしまったのか
    この展開の仕方は焼き直しのような印象が。。。
    悪い話じゃないけれど、あまり心には残らなかったかな。

著者プロフィール

【野村美月(のむら・みづき)】
2001年『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門〈最優秀賞〉を受賞しデビュー。2006年より刊行された、「文学少女」シリーズが大人気となる。その他のシリーズに、「ヒカルが地球にいたころ……」「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件」などがある。

「2016年 『晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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