B.A.D. チョコレートデイズ(2) (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 132
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047275836

作品紹介・あらすじ

「小田桐君の好みは、ビキニだよ」繭墨あざかの手紙に水無瀬白雪は首を傾げた。一族の復興と、亡き兄を思い胸を痛める日々に降って湧いた疑問。彼が喜ぶビキニとはなんだろうか-『白雪は「びきに」を知らない』私は繭墨あさとが怖い。その親友、小田桐勤も苦手だ。彼らの前で表情を作りそびれたあの日から、私の平穏な学校生活は不安に苛まれるものとなった-『私と異分子な彼と彼女と狐』他2編で贈るチョコレートデイズ・セレクション第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 白雪の話、小田桐・雄介・幸仁3人が巻き込まれる話、雄介と七海が交わる非日常の話、あさとの話、全4話の短編集。
    それぞれの話が、本編に入らない部分で何をしていたのか覗くことが出来るサイドストーリーになっている。ただ、それぞれの話を読んだ後の気持ちはみんなバラバラだ。
    白雪の話は物悲しさが滲み出ていて悲しさを抱える白雪を応援したいと思った。
    男3人がわちゃわちゃする話は読んでいて楽しめるが、人間の悪い部分と良い部分を感じるB.A.Dらしい所も盛り込まれていた。だが、珍しく不快感のない話だ。
    B.A.Dの中随一の怖さを誇るキャラは頭の中が歪んでいる。話は雄介と七海だが、七海の異常さと雄介の正常さの対比が上手く書かれていると思う。
    あさとがまだ小田桐と友人だった頃にどんな日常を送っていたかと思えば、思いっきり後味の悪い話で白雪と祐仁に謝れと思うほど、嫌な1冊だと思えるくらいだ。作者の構成の仕方の罠に見事にはまった読者が多いと思う。

  • ビキニ、テディベア、危険な日、異分子。

    事件としてはシリアスだったのに、最期の落ち。
    そう言えば、着たまま着物を羽織ったわけで…な1話目。
    テディベアは、確かに難しいものがあります。
    が、その根本に『自分の幸せのために』願うのであれば
    いけそうな気がしますが…どうでしょうか?w

    ものすごくソリが合わないというのに、こういう時には
    きっちりとはめ込まれる二人。
    これはこれですごいですけど…同族嫌悪??
    異分子に至っては、すごい状態になってます。
    周囲を操作し、自分の良いような環境を作る。
    それはそれですごい手腕ですが
    因果応報というべき落ちもすごい。
    さすが狐、というべきか…。
    二重の意味で騙された気がします。

  • 第1話「白雪は「びきに」を知らない」は、あざかから小田桐の好みはビキニだと教えられた白雪が、ビキニに挑む話。

    第2話「テディベアへ願うこと」は、小田桐と雄介、そして白雪の世話をしている少年・水無瀬幸仁が、映画館で見知らぬ女性から、願い事を叶えてくれるテディベアを受け取る話。

    第3話「七海と雄介の危険な一日」は、犬猿の仲の七海と雄介が、いっしょに誘拐されてしまう話。

    第4話「私と異分子な彼と彼女と狐」は、小田桐やあさとの学生時代の物語。あさとが所属していた文芸部の部長を務める美和という少女が、過去から逃れようとして罪に手を染める話です。

    第2話、第4話がとくにおもしろく読めました。それ以外でも、第1話はビキニを前にして恥ずかしがる白雪の姿に萌えますし、第3話は七海の心遣いが伝わってきます。

  • 最初3つは本編の補完的な話。さくさく読める。最後の話は……すごくつらい……加害者の話だとは分かっていても同情……。

  • 短編集第二弾。各キャラを掘り下げた話になってる。

    3つは比較的明るめの話だが、最後はあさとの話で本編同様ダークな仕上がりになってる。
    やはりあさとはこのシリーズでいまだに大きな存在になってるよね。

    途中幸仁のメールに全力で笑ったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
    呼吸止まるかと思ったわw「神」といい、ダークでグロでシリアスなはずのシリーズの中で本当にいい仕事をしてくれる。
    思わず★5にしてしまったが後悔はしてない。

  • 白雪可愛いよ白雪。

  • 「びきに」には完全に釣られた.しかし本編の白雪無双を知っていると,何となくしみじみとしてしまう.テディベアの話は妙に無理矢理明るくした感が気になるけど幸仁のメールは軽いテロでウケたのでよし.嵯峨の傍若無人 をアゴでコントロールする七海の話や,最後のB.A.Dらしい短編は,本編ファンには面白かった.

  • メールに笑ってしまったww

  • 幸仁のメールインパクトに笑ってしまった!最後の話は終わった話ではあるけれど、でも小田桐くんにとってのあさとはまだ続いているし、あの子も死んだとも生きてるとも書かれてないけど、生きていて何とか救いがあったりしたらいいなぁ。

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著者プロフィール

エンターブレインえんため大賞小説部門優秀賞を受賞し、『B.A.D.1 繭墨は今日もチョコレートを食べる』(ファミ通文庫)でデビュー。同作から始まる『B.A.D.』シリーズや『異世界拷問姫』(MF文庫J)を筆頭に、無二のダークファンタジー世界を築き上げている。

「2020年 『魔女の愛し仔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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