“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3) (ファミ通文庫)

著者 :
制作 : 竹岡 美穂 
  • エンターブレイン
3.92
  • (38)
  • (70)
  • (39)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 457
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047277199

作品紹介・あらすじ

「お兄ちゃんが、ヒカルのお友達…なの?」ヒカルの次の"心残り"は何と、九歳・小学四年生の美少女だった。ドン引きする是光だったが、見かけによらずしたたかな少女、紫織子には弱みを握られ、ヒカルにも頼み込まれて、しぶしぶ彼女の面倒を見ることにするが…。案の定ロリコンと誤解され、葵や帆夏にも白い目で見られて散散なことに。さらに紫織子は、大金を稼ぐため、大物を狙った"雀狩り"を企んでいて-!?大人気シリーズ第3弾、登場。

感想・レビュー・書評

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  • とある決意を胸に秘めて、強かに生きているしーこちゃん可愛かったです。
    そして是光を更正させようと奮闘する式部ちゃんにも大変キュンとしました。
    次巻の「朧月夜」ではどんな女性が来るのか、ヒカルの死の真相は、葵と是光はどうなる?と今から楽しみです。

  • 九歳の美少女小学四年生でおじさん相手に無茶な詐欺を働いたりする紫織子がそれでもいじらしい。二巻のラストで夕雨に失恋したばかりの是光に告白した帆夏が、水着写真集を一緒に見てロリコンから更正させようとする様も無茶苦茶で一生懸命でおかしくも好ましかった。すっかり柔らかくなった葵は可愛くてもっとすき。

  •  若紫編。

     元ネタからすれば、ラストはそうだよなぁと。
     そして、こういうタイプのお話しを書かせれば、多少強引な展開であるにもかかわらず、著者は流石にうまく描述するなぁと感じる。

     ところで、本巻は小学生を物語の軸にして描写するもの。この点、自ら「背伸び小学生」ということを行動で示すことは別儀にしつつも、それを見つめる側の描写として、ことさら性愛を感じさせない描き方をすれば、小学生との関わりの叙述として十分楽しめることが判る。下手な性愛視線のない方が微笑ましく見えるのだ。
     本巻はこの好例と感じさせられた作である。

  • 「お兄ちゃんが、ヒカルのお友達……なの?」ヒカルの次の"心残り"は何と、九歳・小学四年生の美少女だった!! ドン引きする是光だったが、見かけによらずしたたかな少女、紫織子には弱みを握られ、ヒカルにも頼み込まれて、しぶしぶ彼女の面倒を見ることにするが……。案の定ロリコンと誤解され、葵や帆夏にも白い目で見られて散々なことに。さらに紫織子は、大金を稼ぐため、大物を狙った"雀狩り"を企んでいて──!? 大人気シリーズ第3巻、登場!!

  • あんまり魅力を感じない展開。
    2巻「夕顔」と続けて読んだけれど、いずれも無理がある展開。
    是光のヒーローっぷりに、早くもマンネリを感じてしまう。
    奇跡は一度しか起こらないから奇跡なのだ。

    より上回るものを。
    ずっと面白くしなくては。
    そんな感じで、徐々に無理が生じていくんだろうな。
    (ドラゴン○ールみたいな感じ。)
    良くも悪くもラノベということか。

    ヒカルの死の真相を知るためだけに読み続けるかな……

  • 少しずつ、いろいろなことが進むところと、一気に進むところがあり、気が抜けない。次も気になる。

  • なかなかドギツイところのあるお話で、ロリネタやらエロネタが
    入ってきてしまうのは読者層を考えると仕方ないの?

    でも、苦労してる、ホントは可愛い子なら、必要最低限の
    危ない橋以外、本当は渡らないし、小学生にこの行動は
    変だなあ、と読みながらずっと違和感がありました。

    正直イロネタっぽいところは、いらないかと。
    内容はここに書きたいと思うものではありません。

    源氏物語の「若紫」に対応するヒロインは紫織子ちゃん。
    まだ小学生ですが、ご家族が会社の陰謀の犠牲になり
    亡くなったり住むお家を失ったりと大変な状況です。

    この陰謀のからくりを解き、紫織子ちゃんがどう幸せになるか。
    それが今回のお話なのですが。

    主人公の是光くんに助けられ、彼の家にお世話になる
    ところからラストまでの紫織子ちゃんは、本当にかわいい。

    ですが問題解決に紫織子ちゃんが取ろうとした行動や
    ラストの解決が、あまりに「それは無茶だよ」と思うもの
    なので、ライトノベルといえども、ちょっと強引です。

    描かれている行動が、それはこんなにご都合主義で
    なんとかなることじゃなく、実際なら事件の真相なんか
    どうでもいいからそんな自分を傷つける真似はするな!
    いつか死んじゃうぞ!と怒鳴りたくなる感じでした。

    お姉さん視線で読んでるせいでしょうね。

    作者の野村さんは決して彼女を粗末に書いていない。

    救いや真っ当さを残してきれいな物語にしてるのに
    こんな描写しなきゃいけないのかなあ…
    と思うことが多かった一冊です。

    ちなみに。

    本当の「源氏物語」では、若紫は立派に成人しますし
    物語中最も精神的にはバランスのとれた高貴で賢明な
    女性として源氏の君を支えるので、ロリキャラなんかじゃ
    ないのです。

    登場時が幼い年令なので、そんな勘違いを現代だと
    されちゃいますが、実は深い陰影のある女性になるので
    ロリキャラって言われると????という感じ。

    ウケるからでしょうけど、ちょっと苦しいんじゃないかなあ。

    野村さんも読書家でらっしゃるからそこはちゃんとご存知で
    あえてお書きになったのでしょうね。

  • 評価:☆4.5

    ヒカルが地球にいたころ、第三巻。

    「廊下でホモってたの!」
    ド直球発言する級長さんワロタw
    数年後の話とは言え、小学生のバージンを奪おうとするのはマズいですよヒカルさん!ww

    カラオケボックスでの帆夏のアタックは頭がどうにかなりそうだったw
    もうエロ過ぎ可愛すぎぃ!純粋な好意で恥を耐え忍んでエロ本見せるとかたまらんですよ(*´Д`*)
    「むらむら、きてる?」ってこなかったらもう男じゃないよw

    『いい人』だったが故に苦労の人生を送ってきたしーこの祖父。
    その姿を見てきたからいい人ではダメだと言い聞かせるしーこに対して是光のセリフ。
    「ダメってことはねーさ。だっておまえは、じいさんのことが好きだろう」
    暖かいよね・・・救われた気がした。

    永遠に変わらない者というヒカルや、家族思いな近江ひいななど、まだまだ謎は多いので続巻も楽しみ。

  • ヒカルシリーズ3冊目。
    しーこちゃん、最初どうなるかと思ったけどやっぱりかわいい女の子でした。是光くんも少しずつ変わってきて、最初ちょっと苦手だったけど今はそうでもないですね(笑)
    最後はかわいらしい兄妹だなぁ(義理だけど)と思いました。
    しかしヒカルくんはほんと謎だ。あの女の人は誰なのかとか、毎回最初と最後に書かれる字体の違う文章は誰の言葉なのか・・・早く読もう、続きを(笑)

  • 性悪に見えても、小学生なんて根の部分では優しいところがあるもの、と信じたい。ホモ疑惑、ロリ疑惑と来て是光は一体どこへ行ってしまうのか。

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著者プロフィール

【野村美月(のむら・みづき)】
2001年『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門〈最優秀賞〉を受賞しデビュー。2006年より刊行された、「文学少女」シリーズが大人気となる。その他のシリーズに、「ヒカルが地球にいたころ……」「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件」などがある。

「2016年 『晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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