ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 (ファミ通文庫)
- エンターブレイン (2012年2月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047278431
作品紹介・あらすじ
『グリンダ・ドイルを廃業する』そんな言葉を残して、"万能の天才"グリンダは、同盟国への派遣を目前に失踪した。このままでは国際問題に-というわけで身代わりとして白羽の矢が立ったのが、グリンダの双子の弟、つまりこの僕、シャールだった。いや無理、僕男だし。天才の姉と違ってニート予備軍の浪人生なのに。抵抗も虚しく女装させられ、同盟国の王様一家の家庭教師をやることに…!?ファンタジー家庭教師コメディ待望の文庫化。
感想・レビュー・書評
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語源からの意味あいでなく
そう呼ばれる作品がよくもつ雰囲気としての
メルヘンな感じの少女小説
というか少女向け小説すなわち少女向けライトノベル
が少女向けライトノベルでは「姫もの」としてしか通用しないので
(少年向けはバトルがないと通用しないのと同じだが)
色の気の味付けまわりの変奏がなかなか大変であることよ -
女装もんは、やっぱりあかん。
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評価:☆3.5
姉である失踪した万能の天才グリンダ、そしてその双子の弟である主人公シャールが抵抗も虚しく女装させられ、同盟国の王様一家の家庭教師をやることに・・・というのがストーリー。
能力の違いどころか性別も違うので苦労の連続、その辺のドタバタコメディが魅力でしょうか。
まぁベタと言えばベタな展開ですし、タイトルと最初の方は読んでて「大丈夫かこれ・・・?」と思ったものですが、読後の温かさはやはり野村さんの良さが出てるなと感じる。
変に重い展開はないので、文学少女やヒカルと比べるとライトノベルらしい作品かなと。
これからどう進めていくのかは分からないけど、家族愛とかを重点に置いてくれると自分好みで嬉しい。
竜樹王子みたいなキャラが好きだwデレた聖羅姫も中々の可愛さ。
とりあえず続刊は読んでみる予定。 -
エンタメとしてなかなかなレベルで楽しめた。天才の双子の姉グリンダが失踪したため、身代わりとして異国に家庭教師として女装して行くことになった男の子が主人公。王様ファミリーはかっこよかったり可愛らしかったり色とりどり。ハプニングは多々起きるもラッキーで正体がばれることなく過ごせてしまう。第一王女聖羅との触れ合いという一本のテーマをもち、起承転結すっきりと物語が組まれているので安心して読める。文学少女シリーズの作者だと知り納得。タイトルこそ今風だが、筆者が学生時代に書いた小説が元になっているらしく物語自体は王道。飛び出るところはないが安心して読める。
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嫌味のない、ドタバタと賑やかなラブコメです。野村さんらしく清潔感のある文章なので、今の流行り要素テンコ盛りでも笑って読んでればいいやという気楽さがいい。
でも私、この方はやっぱり、純情系のちょっと透明感のあるお話のほうがお上手だと思います。
ですがまあこれは私の好みであって。
女装して天才少女の姉と入れ替わり、隣国の王室に
カテキョにきたシャールくんは、それなりに男気もありますし,読者が男の子中心な(気がする)ファミ通文庫なら等身大の主人公として受け入れられるのかなと思います。
私自身は、このお話、第一巻だけでもうお腹いっぱい。図書館で借りたので続きはキャンセルでいいやという感じなのですが。これはもう好みの問題なので致し方無いです。楽しく読めるお話ではあるので、お好きならどうぞ。 -
面白い姉弟入れ替えコメディでした。王族の子供たちの中でも竜樹くんがいい感じにかわいかった。サブも腐ってたり腐ってたり腐ってたり(ぇ してキャラ立ってたので、外伝も楽しめました。ラブの方もTSだけに関係が複雑なことになりそうだけど、それはそれで面白いコメになりそうなんでそっち方面も楽しみ。
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ものすごいロリショタほいほいだった
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女の子の読む本です。僕の読む本ではありません。