アルシャードクロスオーバー リプレイ3 創世! 真ラグナロク!! (ファミ通文庫)

著者 : 田中天 F.E.A.R.

• エンターブレイン (2012年4月28日発売)

作品紹介・あらすじ

大ラグナロク完遂のために無数の世界を駆け巡った宮沢茉莉。遂に100レベルという高みにまで至った彼女は、ミハエル、シオン、エリーゼといった英雄らと共に、決戦の地ミッドガルドへと赴く。倒すべきは、天使王メタトロン=機械神。その戦いを超えた先、真アスガルドへの扉は開かれる。果たして茉莉たちは新たな創世の時へと辿りつけるのか-。『アルシャード』クロスオーバーリプレイ、ここに完結。

感想・レビュー・書評

[bukuroguidkodamaさんの感想 · 2018年12月8日]

クロスオーバーリプレイ7冊でなく
アルシャード第一期の節目をきれいに描いた一冊
リプレイとしてはキャラが弱くともそれがアルシャードなのだから仕方がない
100レベルでなりたつのは驚きというよりダイス目に意味をもたせる工夫の延長なのかしら
あと人間としては空間でなく時間の果てまでしか行き尽きを想像できないからか
この手の話は同じ宇宙観に収まってしまう気がする
そのあたり量子論が逃げ道としてこの何十年か期待されているのだろうけれども

[Ｐ太さんの感想 · 2012年4月29日]

話題のLV100 PCによるアルシャード完結編リプレイ。
読み終わった感想としては「十分満足した」です。
シナリオに関するコメントはとりあえずナイショってことで。

100LVでの戦闘バランスはリプレイで読むと破綻してない感じですけど、オリジナル加護などでバランスをとっている田中GMや相談に応じたスタッフのおかげという印象があります。
十分アルシャードに慣れていないGMが対応できるのかどうかになると、ちょっと疑問が残ります。

今後の展開については、なんというか予想通りです。