東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫)

  • エンターブレイン (2012年5月30日発売)
4.38
  • (52)
  • (31)
  • (13)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 290
感想 : 41
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784047280779

作品紹介・あらすじ

私の一番大切な人に、この本を捧げます。

みんなの感想まとめ

高校生の恋愛をテーマにした作品で、登場人物たちの成長と心の変化が描かれています。特に、侑子が短編小説を愛するところから、恋愛小説を経て、全ての小説を愛し続けるという過程は、彼女の成長を象徴しています。...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 相変わらずニヤニヤが止まらないw
    1巻の出会い、2巻の山場を乗り越え、3巻は英太と侑子が終始いちゃいちゃし続けてますw
    (余談だけどそのことに対する作者のボヤキがあとがきにあるので、
    ぜひ本編読み終わった後にあとがきを読んでもらいたい)

    作中で栄太が決めた決断については、個人的に思うことが無くも無い。
    独善的過ぎるというか。
    それを聞いた侑子の一言目も、当然の反応でしょう。
    まぁでも、高校生ということを考えると、そんなもんなのかな。
    コンプレックスを抱いていた兄の景介に素直に相談しているあたりは
    侑子と付き合うことを通して人間的にも成長したといっていいのかもしれない。

    成長したのは、もちろん侑子も一緒。
    成長して、普通の女の子になった。
    なにより、
    「短編小説をあいしてる」→「恋愛小説をあいしはじめる」→「全ての小説をあいしつづける」
    という変化が全てだね。

    最後の一文に素直に感動。
    3巻通して、奇を衒わない、素敵な作品でした。

  • 前巻までに書いたように
    高校生のあまり突飛でない恋愛ものという題材は面白いのだが
    そのまま小さくまとまりよく終わってしまった
    現在におけるライトノベルっぽくなく小説の題材にできる程度の高校生の恋愛とは
    こういうものである
    とするには無理がある
    展開も登場人物も平坦で良いのだけれど
    だからといって語ることも少ないならライトノベルとかでなく小説としてどうか

  • 關ス縺。逹?縺?◆繝ゥ繧、繝医ヮ繝吶Ν縺ィ險?縺」縺滓─縺倥?よ・オ遶ッ縺ェ繧ュ繝」繝ゥ縺悟?縺ヲ縺薙↑縺上※縲√§縺」縺上j縺ィ隱ュ縺ソ騾イ繧√k縺薙→縺後〒縺阪◆縲り憶縺?э蜻ウ縺ァ縲√Λ繧、繝医ヮ繝吶Ν繧峨@縺上↑縺?ス懷刀縺?縺」縺溘?

  • 作家である侑子のそばに対等な立場で居続けるために将来について真剣に悩む英太の姿が良い。それが英太の重荷にならないかと思うけれど、一度侑子と離れる決断を下したのなら英太自身が下した決断も達成できるだろうと信じたい。シリーズを通じて、一人の女の子として変わっていく侑子と無気力状態だったところから一人の女の子を好きになり変わっていく英太の様子が読んでいてとても良いなと思った。でもやっぱりうらやましいぞコンチクショー。この方の他の作品も機会があれば手に取ってみたいと思います。感想はこんなところです。

  • 「この恋と、その未来」より作者を知り、読んでみた。

    あまあまでべたべたの青春恋愛。以前では素直に楽しめなかったかもしれない。今だからこそ味わえたのだと思う。

    「出会ってくれて、ありがとう」の一文が泣ける。

  • 3年生と言えば、進路。
    一体、自分は何を選択すべきなのか。

    別れたくないし、けれどそれだけの理由で
    進路を決めるのは嫌だけれど…という葛藤。
    そんな自分の周囲で起こる、恋愛沙汰。

    1年の時、面倒という理由で図書委員を選んだのに
    進路は考える。
    しかも何だか、それには彼女が絡むような?
    ある意味、教育実習生は道を示してくれた気がしますが
    確かに…これは兄も言いたくなるやもしれません。

    多少落ち着いてきたカップルは、最期の最後に
    きっちりと約束をしてくれました。
    が、何かのドラマみたいで、微妙な感じです。

  • クーデレ同士のカップルだった三並と東雲が、見事にデレデレカップルになっていて、既刊の初々しさを思い返すとどうしてもニヤニヤしてしまいます。もちろん今回も初々しさ爆発してますが。
    冷静にみれば、はじめからリアリティーのない登場人物とシチュエーションですが、それでも、こんな恋いいな、と思わせるお話でした。
    男性の願望とか理想がちりばめられてるので、女性が読んだらどう感じるのか、興味がありますね。

  • 3巻完結。だらだら続かず良かった。内容的にもほんのり甘酸っぱいストーリーで良かった。著者が最後にこのシリーズを振り返った解説を書いており、それも興味深く読めた。おすすめできるラノベ。

  • 3年生編にして完結編。
    すっかりリア充になってる英太+東雲さんですが、
    ええいもう勝手にしろではなく、だからこその完結編です。
    作家という社会的地位を持っている彼女に対して、
    ほんとうに何となくでスタートしていた英太がやっと
    ゴールを見つけるという。
    その決意を語るシーンは、泣けました。
    1巻の彼がよくぞここまで、と。

    変化は彼だけでなく、東雲さんが挿絵を見るともはや別人。
    これが彼女も彼に合わせるように交友が広がり、人間として
    大きくなった彼女の姿。
    英太はそれが作家・西園幽子にとっては良いことなのかと
    思うシーンもありますが、
    人間の経験に無駄はないと思っています。

    まぁ、有美さんは最後まで苦手だなぁと思いましたが、
    実は血のつながりのない英太にも似てるんだなぁ。
    ニブチンなところはとんでもなく似ている。
    どっちもそれで苦しんだ相手に1巻使わせてるわけで、
    ニブチンて怖いな…(おい)

  • シリーズ最終巻。卒業後の三並が高校3年生を振り返った形で物語が進む。互いに相手の真意がつかみきれずに付き合っていたふたりだが、卒業後の進路決定というイベントの中で本格的に恋愛モードに突入である。今時ご都合主義的にあっという間に出来てしまう恋愛と違い、戸惑い・ゆっくり考えながらの進展はやはり私たちの時代の恋愛小説を彷彿させてしまう。
    まだまだ先は永そうだがとりあえずはハッピーエンドな結末である。続編を書いてくれても文句は言わない(^_^;

  • べったべただけどこういうの大好きです
    キュン死にしましたわ、、

  • 評価:☆4.5

    甘酸っぱくもほろ苦い青春ラブストーリー、ここに完結。


    いやーもうね、若いねぇ、青春だねぇとおっさん臭い感想しか出てこないw
    感情豊かになった侑子が可愛すぎてヤバいです。
    「ずるくなったら、私のこと、嫌い?」なんて言ってからかってくるところとかもうたまらん!!w

    英太は侑子のことが好きすぎる自分のことを病気だのヤバいだの形容してたけど、いたって正常だと思う。
    そりゃあんな可愛らしい子が自分のこと好きだったら頭沸騰するって(笑)

    こんな物語、フィクションですよね!?
    リアルでこんな羨ましいことしてる奴はいませんよね!?ww

    侑子に釣り合うだけの自分になりたい、と決意をする英太。この構図どっかで見たことあると思ったらさくら荘の空太だw

    3巻で綺麗に物語を締めくくってくれて満足です。
    文章もとても読みやすく、スラスラ読めました。
    青臭いのが好きな人、甘酸っぱい恋にニヤニヤしたい人にはオススメですw

  • リア充爆発しろ(笑)。とまれ,若人二人に幸あれ。

  • 第一章(?)を読んでショックを受けてぎょっとするかもしれませんが、それで投げてしまってはもったいないです。

    読後感は非常に爽やかなものですので、是非最後まで読んでみてください。

    思えば東雲侑子が短篇しか書かないのは、この作者さんのメッセージなのかなとも感じたり。

  • 3部作完結編。始めは不器用だったヒロインが、人とそれなりに接するようになっているのが成長だったように思います。そして、能動的に自分の将来を選んで、道を選んだ主人公も、成長が見られました。

  •  文句なしの終の巻である。ここまで描いてくれれば、もう読者としてはぐうの音も出ない。綺麗に終わっていて、続きを出してくれという気持ちも起こらないほどだ。
     本当に良いシリーズだった。あとがきの軽妙さも含め、文句の付け所のない星五つである。

  •  シリーズ最終巻。高校3年生ということで、テーマは進路。最初の頃は別段特徴もなかった英太だったが、翻訳家を目指すべく海外へ行くという大決断をする。東雲と離ればなれになるという大きな喪失を伴う選択で、そこに至るまでの過程が「東雲のためになにかしたいって事しか思い付かなかった」って、どんだけ好きなんだ!と言いたくなるほど。
    良い面悪い面あるのだろうけれど、一所懸命考え抜いた決断ってだけでもう素敵。会話の少なかった兄貴に相談に行っているあたり、意志の強さと彼自身の一年次からの変化をひしひしと感じた。東雲に関しても言うに及ばず。
     結末はありきたりなものかも知れないけど、「等身大の青春恋愛小説」(引用先忘れ)だからこそ、それを選択する勇気や痛みが読者自身の経験のように伝わってくる。シリーズ全巻通してがっつり楽しめた初めてのライトノベルだった。

  • 東雲侑子シリーズ第3巻にして最終巻.ついに高校3年になった三並が将来について悩みまくり,その答えを見つけていく.大きなテーマだった(と思われる)恋愛については脇役に任せていたため,今までとはちょっと違った雰囲気だったけど,最後はちゃんと,青春ラノベの名にふさわしいラストで何より.ずっと普通の高校生男子だった三並が,不器用ながらも最後の最後にかっこ良く決めるところが感動.
    あとがきで作者がしつこいくらい「打ち切りではなく予定通りの3巻構成」と主張しているけど,別に弁解する必要もないくらい,きれいに終わっていたと思う.「いちゃいちゃしとるんですよ,辛いんですよ」という作者コメントに不覚にも同意してしまった.

  • こういう恋のお話を、時々すごく読みたくなるし、読んだらうずうずするのです。

  • なんという純愛。
    美しい純愛。
    ただただ純愛。
    純粋な愛。
    純朴な愛。
    ひたむきな愛。
    美しいラストシーン。
    愛が止まらない。

全36件中 1 - 20件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

2002年にファミ通文庫でデビュー。主な著作に『三月、七日。』シリーズ、『東雲侑子』シリーズ(ファミ通文庫)。『デビルメイクライ』シリーズや『鬼武者Soul』などのゲームシナリオの他、漫画原作も手がける。

「2016年 『この恋と、その未来。 ―三年目 そして― 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森橋ビンゴの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×