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著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 194
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047281462

作品紹介・あらすじ

マスメディアが伝えない本当にどうでもいい街の声! 電車で、バスで、喫茶店で……。

サラリーマン大田課長(仮称)とラテン系外国人ガイル君(仮称)のロマンス。
40代女性2人組シロ子(仮称)とクロ子(仮称)の友情。
小学2年生タケシ(仮称)とマミ(仮称)の淡い恋……。

風景に溶け込みきれてない、街にあふれる知らない誰かの知らないドラマを盗み聞き!
ファッション誌『Soup.』(インデックス・コミュニケーションズ刊)にて連載のエッセイ「能町みね子と街の声」を加筆修正の上、待望の書籍化!

感想・レビュー・書評

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    マスメディアが伝えない本当にどうでもいい街の声! 電車で、バスで、喫茶店で……。

    サラリーマン大田課長(仮称)とラテン系外国人ガイル君(仮称)のロマンス。
    40代女性2人組シロ子(仮称)とクロ子(仮称)の友情。
    小学2年生タケシ(仮称)とマミ(仮称)の淡い恋……。

    風景に溶け込みきれてない、街にあふれる知らない誰かの知らないドラマを盗み聞き!
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    これを読んだからといって、あしたから世界観が変わるわけでもなく、何かの役に立つわけでもない。そんな取るに足りないと言っていいような、巷の会話の切れ端をつかまえ、脳内で妄想をふくらませて物語に仕立ててしまう著者の技が見事である。いるいるこんな人、と思わずクスリと笑ってしまう。他人の会話に聞き耳を立てたくなってしまう一冊である。

  • ふふっと笑える
    移動時間などなど、タイムロスで、早くーと思う時間をこんな風に過ごしたらすごく有意義な時間になるなぁと思えた本。

  • 可もなく不可もなく。
    人間観察ってのも大変だろうなあl~。

  • カジュアルファッション誌「Soup.」にひっそり連載されているコラム「能町みね子と街の声」が大好きで、立ち読み時に笑いをこらえるのが大変であった。その連載が一冊にまとまったとは、そりゃ買うともさ~。これで心置きなく笑いながら読める!
    喫茶店、電車、バス…他人の会話をうっかり盗み聞きしてしまい、笑いたくなったり突っ込みたくなったりしたことってありませんか?私は、ある。インパクトのある出来事に関しては話のネタにしたこともあったけども、大概はその場限りで忘れてしまっていたからなあ…。そんなエピソードをこんだけ詰め込まれたら、笑わないわけにはいかんですよ。
    笑えるものに仕上がっているのは、能町さんの突っ込みのうまさ、観察眼の鋭さ、表現のユニークさ故でもある。人によっては、オチなしで流してしまいそうなエピソードに対しても、きっちり笑える妄想で補い、見事にオチを付けている。脱帽っす。
    それにしてもホント、他人の会話ってネタだらけだよね~。
    この「有意義な内容、ひとつもない」(まえがきより)感じがたまらなくツボです。
    連載でも楽しんでいた私にとっては、各エピソードに付された一行の後日談も嬉しかったです。
    個人的には、小2男子の告白(ハート型の花火が上がった時)「おっ、おれたちが…ラブだからかなぁ」がものすごくかわいくて好きだった。
    他、笑いをかみ殺すエピソード多数。是非、悶絶して頂きたい。

  • 能町さんの人間観察力よ…
    私だったら見逃してしまう会話ばかり。
    喫茶店に行きたくなる。

  • 久々に、エッセイを読んでみた。
    これは、周りの人々の観察日記である。なんとも個性的な人物がイラスト付きで紹介されている。笑わずにはいられないので、電車で読む時要注意。マスクでもつけて顔を隠しながらこっそり読むことをお勧めする。

  • 喫茶店や電車などで隣合った人たちの話が気になるって,ホントわかるわかる.ここまで妄想膨らませて推理することは無いけど,続きが気になったり聞こえにくいところ耳をすませたり,ホントわかるわかる.

  • 喫茶店などで耳に入った隣の席の会話はつい聞いてしまうのはわかる。それに能町さんの妄想が加わってより面白くなってる。

  • ひとつひとつが短くて読みやすい上におもしろかった!
    『ギャル自治区』好き。あと私は『イケメン漢字クイズ』の「捷」の字の説明のところで1番笑ってしまった。

  •  電車で、喫茶店で、道中で…あらゆる日常の中で繰り広げられる老若男女の会話の盗み聞きで成り立っているエッセイ。
     私も盗み聞きしたいがために電車で音楽を聴かないようにしている悪趣味なタイプなので、その面白さはよく分かる。他人からしたら下らなくってどうでもよい話もきっと本人には大事な話なんだろうなぁ。

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著者プロフィール

北海道出身、茨城県育ち。文章やイラストの仕事のほうが多い漫画家。他称好角家。雑誌やネット媒体でコラムなどの連載多数。2006年、イラストエッセイ『オカマだけどOLやってます。』(竹書房)でデビュー。著書に『くすぶれ!モテない系』(文春文庫)、『ドリカム層とモテない系』(ブックマン社)、『逃北〜つかれた時は北へ逃げます』(文春文庫)、『「能町みね子のときめきデートスポット」略して能スポ』(講談社文庫)、『雑誌の人格 2冊目』(文化出版局)、『うっかり鉄道』(幻冬者文庫)など。『「能町みね子のときめきサッカーうどんサポーター」、略して能スポ』(講談社文庫)がサッカー本大賞2017の大賞を受賞。ラジオやテレビなどでも活躍している。

「2018年 『中野の森BAND』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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