おこぼれ姫と円卓の騎士 白魔の逃亡 (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 130
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047282599

作品紹介・あらすじ

長兄フリートヘルムがクーデターを起こした!!
女王になるはずだった王女レティーツィアは、捜索の目をかいくぐり、一人逃亡することに。
先の見えない不安を抱きつつも、どうにか騎士のメルディと合流。
厳しさを増す追跡から逃れるため、【白魔】と呼ばれる山脈を越えようと考えるが……。
一方、レティの騎士デュークは、フリートヘルムに「俺の騎士になれ」と言われ!?

感想・レビュー・書評

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  • 優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの15作目。
    今回は、ゼノンによるクーデターで追われる身となってひたすら逃亡するレティと、囚われたり監視下に置かれたりしながらもレティの助けとなるべく動くレティの騎士たち。ばらばらな中でも強い信頼と絆が感じられてよき。
    長兄フリートヘルムの苦悩と覚悟もずっしりくるな....。一方、あとがき曰わく「修学旅行へ行った就寝前の女子高生のような会話」もおもしろかった(笑)
    次は久しぶりにソレスが活躍してくれそう!楽しみ!そういえば歴代の王たちは最近見ないな。

  • 前巻からのハラハラで早く読みたくて、普段仕事にラノベは持っていかないのだけど持って行き、仕事の行き帰りとお昼休みまで読んでいました。それほど引き込まれます。
    本当によく練られている物語です。ハラハラがまだ続くので、明日も続巻を持ち歩きます。

  • 盛り上がってきた!!逃亡せざるを得ない状況になったレティは一人きりで逃亡先を迷っていた。それぞれの立場で、それぞれが必死に考え、それぞれが成すべきことを成していく。今までの布石がここにきて!というのが壮絶に快感。今一番盛り上がっている少女小説のシリーズですが、その波のおそらくもっともダウンなところなのに、ここからの上りがもう見えて、ものすごく盛り上がる。レティは女の子ですが、どっちかというと男性ぽいタイプなので、男性が読んでも面白いかも?と思います。とりあえず私はものすごく好きです。今後が楽しみ。

  • このシリーズはやっぱ安定の面白さ。
    ご都合主義も、ハイスペック王女サマだからよし!
    これくらいのファンタジー&ラブの配分が好きです。

  • 主君と離れていても各々考えて力を尽くすナイツオブラウンドのみんなが頼もしい!

    個人的にはクレイグに次巻はもう少し活躍の場を、と願います。

    2017.11.4

  • 10月28日読了。図書館。

  • アストリッド、頑張ったねー!よくぞ、追いついてくれた。メルディの世話、レティ一人じゃ大変よ?(笑)レティの騎士たち、彼女の思いを理解して、それぞれで動いてくれてる。彼らの頑張りとレティのこれからの交渉が上手くいきますように!

  • 面白い、というか、やっと動き出したなぁって感じ。

    これ、結構話はしっかりしてるのに、何でマイナーなのかなぁ。

    アニメ化されたらちがうかな。

    フリートヘルムは結構好きなキャラなので、何とか生き残ってほしいものです。

  • 切迫した状況だけど、見えない部分が多くてやけに地味な印象…次巻のカタルシスに期待。

  • いやぁ、ひたすら耐える巻だったなあ。ゼノンにやられっぱなしは辛いよ。芋剥いてる時は憎めないイイ奴オーラだった第1王子だったのに、こうなってくると憎たらしい。別の思惑でもあるのかな。しっかし、前々から私、ずーっと言ったりしてたけど、ここの国王様って役立たず?国政仕切ってないの?なんで表舞台に出てこないの?

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著者プロフィール

第13回えんため大賞≪二期≫ガールズノベルズ部門にて、「おこぼれ姫と円卓の騎士」が優秀賞を受賞し、作家デビュー。

「2023年 『聖女と皇王の誓約結婚 2 恥ずかしいので聖女の自慢話はしないでくださいね…!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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