ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件2 (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047283527

作品紹介・あらすじ

失踪した双子の姉"万能の天才"グリンダ=ドイルの替え玉として、女装してエーレン王室の家庭教師をするはめになった僕、シャール。紆余曲折の末、王子や姫たちと仲良くはなれたけど、今度はなんと竜樹王子とイケメン騎士ギルマーから、同時に愛の告白をされてしまう!突然のモテ期が-って男にモテても嬉しくない!聖羅からは白い目で見られるし、アニスはお泊まりにやって来るし、一体どうすれば-!?ファンタジー家庭教師コメディ第2巻。

感想・レビュー・書評

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  • 腐女子作家の書いた萌え要素満載のラノベの体裁なのに、テーマは天才の孤独と家族愛。読みやすい文章、をたく用語で書かれているようでいて、心理がよくわかる細かい描写。焦げたパンを食べるシーンは、読んでるこっちも泣けてきました。改めて野村美月に、ラノベからちょっと離れた萌え要素の少ない普通の小説を書いて欲しいと思いました。彼女なら、有川浩、三浦しをんを超えるような作家になれる!
    しかし、無表情キャラ聖羅のツンデレぶりはすごすぎです。竜樹王子、シャールの姿を見たら多分一生立ち直れないのでは…ほっぺにキスはやり過ぎです。王様、最初から聖羅の相手として、グリンダじゃなくてシャールを呼んだのですな。しかしプロモーションビデオと社長って…グリンダが探して旅をしている世界って、現代日本のことか…。あ、いま気がついた。セイラとユキ、日本のアニメ史上に残るヒロイン二人の名前だったのね。

  • とりあえず聖羅かわいかったですね。突然モテ期がやってきた!ただし女→男ではなく、男→女装した男というwwまあ内容的にはあれですが男性の方でも十分楽しめると思います。さすが野村先生です。ちゃんと男女間の関係もあるのでwそして最後のアニスの言葉。なんとなくよめてましたがかわいかったー今の段階ではアニスが一番ですね。巨乳だしw

  • 1巻のかまえに対して2巻のつくりは納得いかない
    グリンダをシャールしかみれないからと便利に使いすぎ
    受け付けがたい主人公だ

  •  ハーレム・コメディよりの作品。ただし、主人公が女装キュートが異質かな。◇主人公が男装麗人なら、少女マンガになりそうな展開を見せる物語だ。もっとも、女装主人公が少年王子の頬にキスする件と、主人公が女性キラーの美麗男性に夜這いをかけられる件は、展開のみならず描述がBL風味が強すぎて余り笑えないが……。

  • もうかわいいキャラしかいない

  • シャールのモテ期絶頂。ただし、王子様とイケメンリア充騎士と皇太子(ほんとは姫)と腐女子なメイドさんと姫様(9歳)。こう書くと、なんじゃこりゃって感じなんだけど、その通り。更紗のお兄様思いなところ、可愛くていいね。

  • 姫も皇子も王子も可愛いなぁ(ぇ 中でも聖羅が少しずつ感情を表に出してきてるのがいい感じ。シャールは肝心なところであまり気づいてないみたいけどまぁ王道ってことでひとつ(笑)女装生活なのもあるけど、恋愛関係がいろんな方向に絡まってるのが面白い。アニスもかかわってきて流され人生・天然ジゴロ(しかも男女問わず)のシャールの明日はどっちだ。まぁ面白ければ何でもいいよ(他人事)個人的にハールーンはもう一度どこかで出してほしいなぁ。

  • 「ヒカルが地球にいたころ……」の野村美月先生の別シリーズ2巻。

    2巻にして早くも修羅場回。女装の主人公にイケメン(もちろん♂)とショタに言い寄られ唯一招待を知るロリである聖羅に見られあたふたする・・・言ってて何これ。でも1巻読んだ人にはこのおかしさはわかるはず。

    てか聖羅可愛すぎるだろチクショー!早くシャールと結ばれてしまえばいいよ!ただシャールがロリコン大先生などと呼ばれても私には関係ないことだけど。

    シザエル王はやっぱグリンダじゃない事知ってるみたい。まぁ、あんなの一目見たらわかる人にはわかりますよねw
    「シャール」を知るアニスも急接近でますます騒がしくなりそうで楽しみ。

  • キャラが個性豊かでイイですね。

    意外と下品だったりするけど、
    普通のハーレムラブコメとはちょっと一線置いた印象。
    なにが?って言われると困りますが…。

    問題なく次巻も楽しみです。

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著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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