犬とハサミは使いよう Dog Ears 2 (ファミ通文庫)

著者 : 更伊俊介

• エンターブレイン (2012年9月29日発売)

作品紹介・あらすじ

天才作家秋山忍こと夏野霧姫の飼い犬として、日々読書に勤しむ俺、春海和人。その妹、円香が高校に合格し、入寮前に夏野家を訪れたのだが-何でお前らそんなに険悪になってるの?そして"エターナル和兄プロジェクト"って何!?『犬は災いの元』、夏野にある相談をするためやってきた映見。だがそこに鈴菜が来襲、映見が発する強力な"苛めてオーラ"に戦慄し…ってだからそれ何!?『千里の犬も一歩から』他、俺を取り巻く混沌な日常を描く、短編集第2弾。

感想・レビュー・書評

[永杜さんの感想 · 2017年1月10日]

妹で、最初と最後が終了した短編集。

最初の妹の無駄な頑張りに驚きですが
最後の妹には…うっかり感動するものが。
鋏を封印してみた２話目は…異常さを
これでもかと醸し出してくれました。
いやでも会う時だけ封印してみたら、ごく普通の人として
会えるかもしれない？
有能、ではなくなるかもしれませんが。

そんな有能さをきっちりと（？）発揮してくれた３話目。
うっかり、ただのＭじゃないのか、な驚きが（笑）
４話目は…夢落ちなのか、現実だったのか、と
問いたいものがあります。

[nayuさんの感想 · 2012年10月30日]

最後の話良かった。
円香可愛い。
夏野さんは瞬間的にかわいい。
映見はまぁうん可愛い。
桜さんにもっと出番を。

[felowさんの感想 · 2012年10月20日]

女子高生が包丁という体のチェーンソーを振るうライトノベル、それが犬ハサ。そして、それを小説家がハサミで応戦するライトノベル、それが犬ハサ。それはともかく、口絵のようじょ夏野さん、確実に「ひじゃまじゅきなしゃい!」とか言ってるし言われたら普通に跪く。

[carele-smithさんの感想 · 2012年10月1日]

前半はイマイチ。

この作品に飽きちゃったのかなー？
って思ったけど、
後ろの二話は楽しめた。

自分のコンディションの問題なのか、
それとも……。

著者プロフィール

作家・漫画原作者。代表作に「犬とハサミは使いよう」「坂本先生は逃げ出したい!」（原作）があり他著作多数。

「2023年 『小説　たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」