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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047283701
作品紹介・あらすじ
次期闇皇を護る式神の中でも最強の四天王-その一人、朱雀・華は、誰もを惹きつける美貌と明晰な頭脳の持ち主。帝王学を教える次期闇皇の出来や何かと暴走しがちな主・晴明と式神仲間たち、屈折した妹・楔に気苦労が絶えない!そんなある日、次期闇皇の反対一派である陰陽師と共に確執のある父・嵯峨左大臣を目撃し-!?謎に包まれた式神のお家事情が明らかに!?人気な彼が主役の外伝。
感想・レビュー・書評
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今回は華が主人公ということで即購入。
美人でツンデレで、世話焼きな式神のオカンな立ち位置。やっぱり華が一番好きだなぁ、と再確認。
好きキャラに焦点が当てられているということもあって、今までの中で一番読みやすかった。
しかし相変わらず思考がぶっ飛んでいる萌や貴樹の言動には辟易してしまうのは仕方ないかな。文章中に記号を見るとどうしても、ね。
あと、式神たちのナチュラルに酷い性格を見ていると、悪役たちが可哀想になってくる。そこまで言わ(やら)なくても良いんじゃない?って思う場面が多々。悪役を懲らしめる爽快感を通りすぎて、ちょっと不快かな。
それに目を瞑りつつ、読み終わった後に残ったのはやっぱり『華萌え』。
文章とかストーリー構成とか、大好き!ってわけでもないんだけれど、それを吹き飛ばしてしまう華というキャラクターを生んだ作者は凄いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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