も女会の不適切な日常3 (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047284173

作品紹介・あらすじ

も女会の日常はまたしても改変されていた。何しろ美少女の僕は愛とラブラブ交際中。さらに先輩も繭も雛子も僕にベタ惚れのハーレム状態。そこへ源ひかると名乗る少女が加入して…。わけがわからないよ。そんな矢先、嫉妬に病んだ愛が身投げしてしまう。そして絶望する僕の眉間にひかるが銃口を突きつけた!-世界は残酷だ。でも愛を取り戻すためなら、僕はこの世界よりも残酷になってみせる。

感想・レビュー・書評

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  •  超展開だった1、2巻に対して解決編となる本巻は、SFとしては王道というか古典的というかありがちな内容ではあったが、変に小細工をせずにきちんと物語を収束したのは評価しうる(シリーズを引き延ばさずに3巻で完結したことも)。シェークスピアの「ロミオとジュリエット」に関する考察が興味深かった。

  • 完結。
    こういう3巻くらいでピシっと完結する作品が増えてくれるとうれしい。
    最近は長期シリーズが多すぎて、それはそれで楽しいけれど、
    研ぎ澄まされた鋭利な刃物のような凝縮された密度を持つ作品だって、
    読みたいのだ。

  •  まさか、クーロ先生の正体がリンネだったとは!? しっ知らなかったわー(棒) 時間を巻き戻して、世界を帰っちゃう系の話では、未来の主人公や別の世界線からの主人公が干渉するってパターンは、考えられたのでまぁ予想通り。

     作者も言っていた通り、普段の小説では見ないほど場面の展開がめまぐるしい。日常的な部分から一転して、ここでは不適切な日常に早変わりする。読みづらく合わない人もいれば、それが目新しく思う人もいるんだろうな。

     3巻出終わってしまったのは、調度良い文量だった。これから、伸ばすこともできるのだろうけれど、この設定だとグダグダになるでしょうし(笑)ハッピーエンドまでいけてよかった! 

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