覇剣の皇姫アルティーナ (ファミ通文庫)

  • エンターブレイン
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本棚登録 : 200
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047284609

作品紹介・あらすじ

剣も弓も苦手で、本ばかり読んでいる落ちこぼれ軍人のレジス。左遷された辺境で、彼は運命を変える少女と出会う。赤い髪、紅い瞳を持ち、覇者の大剣を携えた皇姫アルティーナ。落胤が故に、十四歳にもかかわらず、辺境軍の司令に任じられていたが、彼女は己の境遇を嘆くことなく、とある大望を抱いていた。「あなたを信じるわ」少女から軍師として求められたレジスは共に困難へと立ち向かっていく。覇剣の皇姫と、読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 文章はライトノベルらしくよわよわとよりなくおぼつかないが
    すでに先行の作品が多くあるだけに一応体裁は保っている
    キャラクタに嫌味がないのは良い感触なので
    ファンタジー色も火器もなさそうな設定に
    どの程度独自性保てるか期待したい

  • 辺境に飛ばされた皇姫と将軍と軍師の話。
    1巻目が人物やら背景の紹介になるんは仕方ないとして、
    今後の展開に期待。

  • 戦記ファンタジーだけど、人物も策も物足りない。本好きという設定の主人公が突然滔々と語りだすシーンにも違和感。比べるものではないと思うけど、これを読むなら宮城谷昌光を読んだほうがずっと面白いと感じてしまう…。

  • 評価:☆4

    覇剣の皇姫と、読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー。

    最近人気の戦記モノですね。
    主人公が戦略担当ってところでどうしてもアルデラミン思い出しちゃうw
    ただちょっと濃厚さが足りないというか…主人公であるレジスもそこまで才能感じない。
    本人も自信ないって言ってるけど、そんな一目置かれるような"軍師"って感じじゃないのよね。頼りない。

    アルティーナも気概はあるけどまだまだ小娘といった感じ。
    ただアルティーナの場合はこれから成長していく(よね?w)と思うのでそこはOK.
    しかしバカでかい大剣振り回してるくせに体力ないってのはちょっと納得いかんw

    悪くないんだけどところどころ気になったかな。
    やっぱ一番はレジスの有能描写。これは次巻以降に期待したい。

  • 武芸が苦手な軍人レジスが左遷させられた辺境の地で皇姫アルティーナと出会い困難へ立ち向かっていくファンタジーラノベ。

    キャラと世界観はいいですね!
    本職が苦手な男とそれに気に入られる女の組み合わせは結構多いので少しバランスが悪いと面白くなくなりますが、このラノベはそのあたりはいいですね。
    全体の評価としてはまだ物語の序章といったところなんでどうともいえないけど、これから広がっていきそうな感じはありますね。
    あとは変に恋愛方向に走らないようにお願いしたい。

  • なかなかに良いファンタジー。
    異能バトルとか、ど派手な演出はないですが、主人公とヒロインの二人を中心に進めるので、難しい設定や世界観が出ることもなく、さらさらと読めて楽しかったです。

  • むらさきゆきやだし今回も幼女幼女してるんだろふひひ!ってな感じで読み始めてみたんだが、意外と本格派でしっかりした戦記ものになっていた。(まだ序盤だが)
    最近読んだラノベと比べてみると、鷹山誠一の「百錬の覇王と聖約の戦乙女」よりもずっと「戦記もの」としての土台がしっかりしているし、直前に読んだ周防ツカサの「完璧なレベル99など存在しない」あたりとは比較にならないほど地の文章がしっかりしている。
    「完璧なレベル99~」が口に会わなかったこともあってラノベ読書欲がかなり減退していたんだけど、この「覇剣の皇姫」のおかげでまたモチベーションが上がってきた。
    やはり面白い作品というのは素晴らしい。そして、口に合わない作品を読むのは無為で無駄で不毛ですらある、と思った。

    読了。
    腕力も体力も剣の才能もないが軍師としての才能を持つ青年下士官のレジスと、類まれなる剣の才能と強い意思、前向きで明るい性格を持つ少女皇姫アルティーナの戦記物語。
    ラノベっぽい萌え萌えした要素は少なくて、どちらかというとストイックで真面目なタイプの戦記ものって感じだった。
    この作者ならもっと萌え萌え幼女幼女したものになるだろうと思っていたのに予想外。
    でも地の文章は結構しっかりしているし、意外と面白かった。
    まあ、皇姫相手に本気で決闘しちゃうジェロームとかさすがに無理が有りすぎだろうと思ったけど、それぐらいはギリギリ許容範囲か。
    てか第四皇姫のアルティーナに自分の結婚相手を決める自由があるとも思えないし、皇族との決闘が勢いで決まってしまうのも無理があるし、不敬罪のある世界で、辺境に左遷された伯爵ごときが皇族を「お嬢ちゃん」呼ばわりはそれこそ死罪だろって話だが、まあギリギリで目を瞑るしかない。
    続巻でこの物語がどんな方向に向かうのかにもよるけど、続きにも少し期待する。
    ・・・え?本当に幼女でないの?マジで?

    追記
    お話的にはけっこう面白いし期待したいんだけど、このイラストを描いてるHimesuzって人の絵にはあんまり魅力がないね。
    無難な絵だけど、みんな同じ顔に見える。

  • 主人公は本が好きで戦うことは苦手な文官(苦手というか弱い)レジス、 ヒロインは皇帝の血筋と特別な武器を持ってたりするけれどそこまで強くない(腕力はある)アルティーナ。本を読むことで想像力豊かなレジスの軍師としての才能と身近なところから自分のことを認めてもらうように動きつつ皇帝を目指すアルティーナのお話。メインの2人が特別強いわけではないのでどんな策を使って変革していくのか楽しみ。

  • 面白いんだが面白くないんだがよく分からない。
    銀英伝っぽいっていうアマゾン のレビューもある。
    分からなくもないけど、内容は薄いかな。
    本当のラノベって感じがした。
    うーん、惰性で出てるとこまで買ってしまいそうな感じかな。

  • 最近注目のファンタジー物のひとつだそうで、
    読書オタクの文官軍師君が主人公と聞いて
    興味を惹かれて買ってみました。

    結論から言いまして、
    さくっと読み終わっちゃうくらい面白かった。
    だけどさくっと読み終わっちゃうくらい軽かったかな?

    とくに設定とかに不満は無いですし、
    キャラもそれなりに立ってますし面白かったのです。
    主人公のスタイルも好感が持てますし、
    これからに期待できそうです。

    ただ、今回の軍師っぷりは、
    本人も言ってますがただの知識なので、
    ちょっとパッとしないのですねー。

    次巻以降で奇策なんかが飛び出して、
    こっちをわくわくさせるような展開があればイイですが…
    はてさて…?

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著者プロフィール

ライトノベル作家・漫画原作者。

「2017年 『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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