紺碧の騎士団 -サラキアの書と海の宝石- (ビーズログ文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
3.11
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047285927

作品紹介・あらすじ

海を駆ける聖獣・水棲馬に主として認められ、騎乗を許されたエリート騎士団ネプトゥス隊。彼らに憧れるリリアに、念願の仮配属が決定した!-が。彼女の居候先に手違いがあり、ドSな隊長クラウディオと"望まない同棲生活"までスタート!!隊長の「バレたら殺す」発言にビクビクしつつ、必死に他人を装うけど…「貴方は水棲馬の主になれない」と不吉な予言までされてしまい-!?-。

感想・レビュー・書評

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  • 騎士団という設定とかドS隊長っていう設定が、角川ビーンズの「銀の竜騎士団」と似ているなって思いながら、割合好きな設定だったんで買ってみましたが、意外と面白かったです。

    隊長クラウディオとリリアの出会いのシーンは、最悪で、クラウディオの口の悪さには、ちょっと驚きましたけど、その後、クラウディオがリリアに惹かれていって、敵国の船の中でのシーンはちょっとニヤニヤしました。

    また、リリアが水棲馬に触れない原因について、海神ネプトゥスが女神サラキアと夫婦っていう設定が出て来て、そうか序盤の夫婦げんかは彼らだなって分かりました。で、出て来た水棲馬の女王「レジーナ・アズーリ」の性格もいい感じです。

    通いの家政婦オルガやナルシストな第二王子レオ、ジュゼの妹チェシーリア、あとまだ本人は出て来てないですけどクラウディオの溺愛する弟のアドルフォとか、個性豊かな脇役陣も、面白いことをしてくれそうですし、次巻以降も楽しみにしてます。

  • 主人公リリアとクラウディオの掛け合いが軽快。
    元気良すぎて周りを巻き込んでいくリリアと、厳しいけどきちんと甘いクラウディオとのやり取りはギャグっぽくて楽しい。

  • 一巻は、彼との出会い、ネプトゥス隊入隊での試練と、事件のお話で、恋愛感はそこはかとなく淡い感じで終わりまス。
    同棲生活スタートとありますが、同棲感はあまりなく、ネプトゥス隊で水棲馬の主として認められ、騎士になりたいと頑張る女の子のストーリーでした。
    クラウディオのツンと、デレが結構楽しく、一巻だけでは、物足りなさも有りですが、今後の活躍に期待
    隊長のボギャブラリーの酷さに、突っ込みつつ笑

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2646.html

  • 設定的には好きだし、割と面白かった。
    でも、イラストがなぁ……。表紙はそれなりに良かったけど、中のモノクロが微妙だった気がする。

  • 読み切りかと思い買ってみたのですが、物語の序章といった感じです。
    もしかするとシリーズ化するのかもしれません。

    主人公のリリアは元気一杯で剣術や体術に長けた女の子ですが、ヒーローのクラウディアの言葉遣いが悪過ぎて少々引きました。
    いくらドSで暴君と称されるキャラ設定だとしても、初対面の女の子に向かっていきなり「クソバカ女」はないなーと。(^_^;)
    ストーリー展開も勢いで読ませている印象を受けました。

    登場人物達は魅力的なので、次巻以降はリリアとクラウディアが互いを意識したり、その他キャラとの交流が繰り広げられそうです。

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