- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047286429
作品紹介・あらすじ
王の専属騎士3人目の騎士が決まり、"おこぼれ姫"との評価も変わりつつある次期女王レティーツィア。そんな彼女の元に、東の凌皇国より皇女シェランが訪ねてくる。ただの諸国見聞とは思えないほど豪華な衣装をまとい、護衛はたったの1人だけ-彼女の様子を怪しむレティだったが、どうやらシェランの目的は"次期国王の花嫁"になることで!?最強女王誕生秘話(?)も明かされる第5弾。
感想・レビュー・書評
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遠い東の凌皇国から皇女シェランが押し掛け妻にやってくるのだが、実はシェランは男で、消えた黒龍を探し出すという目的があったのだ。シェランはいろいろと屈託を抱えていて、誘拐事件が起こるなどの騒動のうちに、レティを見習って、自分の意志を持ち、強くて優しい人間になろうと決心するというもの。全体の筋を書いちゃったけど、読めば面白い。レティが立派になって来たよ。それにしても、政治状況がなかなか難しいねえ。
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遥か東の国から押しかけ妻がやって来た!?
と思ったら、姫は本当は皇子で、最終的にはレティの4人目の騎士になっちゃったよ^^;
おまけに、皇子の来訪で黒い手の正体も判明!
意外な繋がりは面白かったけど、黒い手がレティの元を離れちゃったのはちょっと残念かな。
だいぶ手懐けてきてたから、今後も色々使い道がありそうだったのに…(笑)。 -
情報量が多くなって頭ブスブスしてきた…(カタカナ苦手人間)
けど、情報いっぱいでも面白いから読めちゃうのよねぇ。 -
3人目の騎士が決まり、“おこぼれ姫”との評価も変わりつつある次期女王レティーツィア。そんな彼女の元に、東の凌皇国より皇女シェランが訪ねてくる。
西洋は西洋、東洋は東洋と独立させてほしいタイプなので、表紙を見たときちょっとがっかりしたのですが、読んでみるとそんなことが気にならないくらいおもしろかった。
マティアスがレティの初恋の人とかだったら、少女小説一直線な感じですが、そうはならないところがこのシリーズらしいです。
欲を言えばクレイグの出番がもっと欲しいです!おじさま騎士万歳! -
デュークが不憫に思うものの、最後でなにやら今の状況を楽しんでいるようにも感じる。
なかなか進展しないけれどデュークが弄られる姿が面白いのでもう少しこのままでもいい気もしてくるから不思議。
内容は新キャラのお姫様とレティがほとんど。兄2人にもう少し出張ってほしかった気も……
全体的に楽しめるけれどバレが早いなぁという印象。
でもこれまた新キャラのウィルがいいキャラしてるのでプラマイゼロかな -
幅広い身分から性格の男性キャラが出てくるがレティさんとはまた違う性格の女性キャラが出てこないかなと思ってきた。過去の話が今回あったが幼くありながら言動がカッコイいと思えた。
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黒龍さん、お茶目でした。
2017.10.16 -
物語の最初の方で登場した、レティが従えた謎の「黒い手」。その正体がこう繋がってくるとはね~。邪悪な物のイメージがあったけれど、言葉の代わりに手振りで伝えようとする所とかお茶目なところもあって可愛く思えてきたのに、もう出てこないのかな~。ところでレティは自分の有能さ加減は父王にも明かさないのでしょうか?明かしてバックアップしてもらえばもっと物事簡単に進むのではないかと思うのですが…。
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騎士にまさかの男の娘投入か?と思ったシリーズ五冊目。女装は特に趣味という訳ではなかった模様。レティの暫定ペットの正体が判明するんだが、もとの飼い主に返しちゃうのか、残念な。デュークは脇で恋ばなしてるのが精一杯の出番だったけど、表紙絵復活。絵面だけ見たら両手に華だね(笑)
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面白かった~(●´∀`●)
毎回読み終わるとすぐに続きを読みたくなる(*'▽'*) -
女王となることを決意した、決意せざるを得なかった幼い頃のレティが今回の話の一番の見所かと
不機嫌な獅子王格好いい
今まで実力重視だったレティの騎士達にやっと箔が現れました
てっきりそのまま婿候補という扱いになるのかと思ったけど期間限定の騎士という事で落ち着きましたな
レティの婿はいつ現れるのか、騎士問題と共に興味深いです
クレイグさんファンとしては、地味にいいところかっさらってくので今回も満足です
追記
過去作読み返したら第8王子が婚約者候補として話が上がっていた記述があったので、元でも婚約者候補だった男性はこれから出てきそうですな
銀狼公が愛人候補に上がる日を楽しみにしてます(笑) -
優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの5作目。
今回は遠すぎる東の凌皇国から、"皇女"シェランが次期国王の花嫁になるために押しかけてくる。
デュークが変態趣味を持つ同期のウィラードにものすごく遠回しな恋愛相談をしていたり、第一王子フリートヘルムとウィラードが幼くくだらない喧嘩をしていたり、第二王子グイードのわかりにくい助言だったり、第三王子レオンが年相応だったり覚悟を持った姿がかっこ良かったり、クレイグの飄々ぶりにクスッとなったり、レティは初めから強いわけではなかったのねということが分かってぎゅーっとなったり、シェランの思い切りの良さに清々しさすら覚えたりとなかなかに忙しい1冊だった(笑)
最後、なかなか不穏な空気で終わっているので、次はどんな展開になるのかな。 -
8月18日読了。図書館。
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シリーズ5作目