双界幻幽伝 三人で相思相愛? (ビーズログ文庫)

著者 :
制作 : ビーズログ文庫編集部 
  • エンターブレイン
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047286443

作品紹介・あらすじ

エリート武官・蒼刻に無理やり連れ出された皇都で大活躍?の"引きこもり公主"朧月。そこへ『侍女選び中』の公子・天祥から幽鬼事件に関する依頼が!目撃者である夏燐は、なんと凛々しい男装の麗人でおまけに蒼刻の後輩・雄飛の許嫁。雄飛から恋愛相談(!)をされつつ、さらにもう一人の関係者・秋翠に話を聞くと、何やら裏がありそうで-!?大人気シリーズ・恋満載の初番外編。

感想・レビュー・書評

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  • 幽鬼を見ることのできる、ひきこもりの姫のお話の番外編。うーん、ちゃんとキャラクターがゲストでもできていいですねえ。安心して楽しめます。青いのう……青いのう、小僧……。

  • 緊迫した今、とは別に、ある意味緊迫した番外長編。

    ついに夢をかなえたか…という脱力感から始まります(笑)
    場所が場所なだけに、最初と似たような犯人(?)が。
    一応そのために来たので、話の軸?
    2カップルも大変なすれ違いを起こしてますが
    主人公メンバーは安定のいちゃつき具合w
    そして、どこも女性が強いものです。

    事件よりも2カップルよりも
    気になるのは生野菜男。
    正体はすごく分かるわけですが…住居がどうなってるのか
    かなり見てみたい気がします。

  • シリーズ第7巻。シリーズ初の番外編。
    今回は天祥の寵姫になりすまし、後宮内の幽鬼騒動の解決を命じられた二人のお話。副タイトル通り、朧月だけでなく蒼刻も寵姫とか……天祥なら有り得そうで怖いわ。天祥の父(つまり皇帝陛下)登場や、蒼刻の後輩とその婚約者の騒動など、本編で再登場を予想させる展開でした。後宮に潜り込んだ原因となった幽鬼騒動より、後輩と婚約者騒動の方を重視しているのは、おそらくそのためかなと。本編で蒼刻はプロポーズしてましたが、この番外編でもそれに近い発言があるので、ファンなら読んで損はないと思います。

  • 蒼刻に無理やり連れ出された皇都で紅梅宮の騒ぎを解決した“引きこもり公主"朧月。
    が、今度は『侍女選び中』の公子・天祥からさらなる幽鬼事件の依頼が!
    幽鬼の目撃者である夏燐に会いに行くと、なんと凛々しい男装の麗人。
    彼女は蒼刻の後輩・雄飛の婚約者でもあるのだが、その雄飛が、恋人同士である朧月たちに恋愛相談を──!?
    今度は二人で仲人作業?
    大人気シリーズ初の番外編!!

    黄巾族編ですごいとこで終わってるのに、間に番外編挟んでくるという焦らしプレイ。
    新刊買って番外編だと気付いた時の衝撃はすごかった。
    でもこれはこれ、
    シリアス一直線な本編とはいったん離れ、ほのぼのとした小さな事件を追うことに。
    それにしても太子様は本当に変わってる。というか男だよ!? 男の蒼刻を後宮入りさせるってどういうことなの!?
    そんなゴリ押しできちゃう太子様はマジで大丈夫かとも思うけど、まぁ…いいのか?
    着飾った蒼刻さんいっそ見たかったかも。
    今回は蒼刻の後輩とそのお相手達メイン。こちらも中々濃い新キャラ達でした。
    特に無名さんはちらっとしか出てこなかったものの、不器用さとキャラデザが好み。

  • 続きかと思いきや、なにやらあかるい番外編だった。
    これはこれでおもしろかったけど、
    ちょっと肩すかし。破妖で半分きたとこで番外編が始まった時ほどじゃないが・・・・。

    天祥パパがめっちゃすてきでした。
    いやー、お野菜、おいしそー。
    そーいや、今まででも思ってたんだけど、
    桃まんをはじめ、食卓に並ぶお料理がとてもおいしそーで、
    いいなあ、と思う。
    こーゆーのって作者さん、食べたことあって書けるのかしら。
    妖界アパートもそうだけど、
    食べ物がおいしそうだと、なんかもうそれだけでしあわせになっちゃいますな。

  • 人の恋路を世話する話なので、その辺り話は可もなく不可もなく、テンポよくまとまった話だと感じましたが、できれば、もっと主人公二人のイチャツキが欲しかった。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2601.html

  • どの方も言っていらっしゃいますが、本編続きではなく、「番外編」となっております。
    漫画版が一緒に出るのもあって、漫画版で興味を持たれた方でも、キャラの説明を知ってるとなんとなーく話の雰囲気は分かるかな、という感じ。

    内容としては、カップル同士の悲喜こもごもが入り乱れつつの、ちょっとした幽霊騒ぎ、という感じです。
    そこかしこに、ギャグと隙のないいちゃつきっぷりに、にやにやと出来る一冊。
    あまり重苦しい話ではないので、あっさりと読める点でもお勧めです。

    しかし、本編が本編だけに、ここで区切りの番外編をいれるのか!?という一冊である気がするので、前作を読んでない方は、案外前回は読まず、この回を読むのをオススメします。

  • 普通に読み終わったんだけど、そうか、これ番外編だったっけ。
    本編の最後で蒼刻が気になる台詞を言っていたから、ちょっと楽しみにしてたのに、そういえば、嫁の話がいっちょもないなぁって・・・。

    ただ、やっぱり何気に蒼刻が朧月をかまってたり、ヤキモチ妬いてたりってだけでなく、朧月もヤキモチ妬いてる描写があると、ニヤニヤしちゃいますねー。

    ああ、本編の続きが読みたいです。

  • えー。このタイミングで番外編挟むんかい!なシリーズ七冊目。主に初出な脇役の方々の痴話と本編からかなり巻き戻った距離感の朧月と蒼刻のモヤモヤ漫才。早いとこ本編の続きをお願いしたい。蒼刻と静心の朧月嫁取り一騎討ちを!待ってるから!!

  • 新刊が手元に届いて喜んだものの、そうでしたこれ番外編でしたとつい肩を落としてしまいました(笑)
    これはこれでおもしろかったんですけどね~。

    来将軍だけじゃなく、呂不幻さまも出てきて個人的にはうはうはです。
    よそさまの恋もまた楽しい。
    本編がシリアスなので、安心安定平穏のいちゃいちゃっぷりになごみました。
    蒼刻さんもまだ踏みとどまれてるんだか、踏み込んでるんだかっていうのが楽しいし!やきもちやきなところがかわいい!

    本編が終わったらまた王宮に帰ってきて、今回の番外編に出てきたキャラのその後とか見たいなぁ。

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