ましまろ文學ガール 2巻 (ビームコミックス)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047287068

感想・レビュー・書評

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  • 2巻で完結。大団円。古本屋の男の子はなかったことになってたけど、他はまあまあ。清兄さんの反対する理由や百音の文学への想いが描かれていてよかった。でも、後日談のような淡い恋のお話も読んでみたかったな、なんて。お園嬢、がんばれ。

  • 創作をする喜び、創造する苦しみ、それに伴う葛藤の数々。男装をしてまで文学に挑む。その姿はかわいいけれども勇壮でかっこいい。
    その主役の百音を盛り上げたり手助けする面々もきれいにまとまっている。

  • 本格的に作品に取り組む百音が選んだ題材とは?
    伯父が文學に反対する理由はとても切なかったですが、それでも百音の文學に救われて良かったなと思いました。

    表面上にはないことばを掬い取るのは難しい。
    でも伝えるために必死に捉えようとする。

    文章を紡ぐことにおいて、困難と素晴らしさの両方を伝えてくれた作品でした。

  • 「たった2巻で終わりとは!」
    ……と、いう思いを書店で見て抱きましたが、2巻でもまとまっていてきれいに終わっていて、非常に良かったです。
    百音の文学への愛と、スパイスとなっている少女の恋心のようなものがたまらない作品です!
    ほんの少し載せられていた後日談も何とも可愛らしかったです。
    1巻を表紙(装丁)買いして良かった!!

  • 完結編。ガチの実録大正ものではなく、大島弓子「いちご物語」の系譜をつぐ王道少女マンガ。少女マンガとして読み応えある。同作家の他の作品も読んでみたい。

  • これは結構いい青春ものですね。

    ストーリーもちゃくちゃくと進んでるし!

    でも進みすぎてもう描くこと無いのでは心配になりました。

  • 共鳴するために表現し続ける。文学でも、絵画でも。そして、保護ばかりしていてはその人のためにならない。男装してまで文学にかかわりつづけたい、百音。彼女の文学に、共鳴し、また最後は保護するばかりではなく、ともに成長していこうとする夢。最後は、文学をすることを大反対していた後見人の叔父にも思いが通じて。純粋だから何もかも許されるわけではない、けれど、どうしてもなにがあっても、したいことを突き詰めていけば、手も差し伸べられる、キラキラと輝いて見える、と思う一編。

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