- Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047287365
作品紹介・あらすじ
目を覚ました時、太一はただ一人グラウンドにいた。人気もなく薄暗い校舎に怯えながら仲間を探す内に、ようやく伊織と合流する太一。そして二人は気づいてしまう。外に出ることができない『孤立空間』、そこで出会ったすべての人に現象が起きていると…。百人を超える生徒を積極的に取りまとめる生徒会長の香取、強制終了を避けるために動く文研部。だが現象が長引くにつれ、そこには不穏な空気が漂い始めていた-。愛と青春の五角形コメディ、完結。
感想・レビュー・書評
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最終巻はまさに筆者が表現したかったものをあるがままに書いた、そんな印象を持ちます。
確かに文章だけで言えば至らない部分もありますが、こんなに直球な作品も最近ではあまりないのではないでしょうか。
好みは分かれると思いますが、この作品は細かい部分まで世界への想いに溢れています。最後の太一の独白はまさに筆者の言葉を代弁したかのようです。
その青臭さが僕は好きで、だからこそ最後の瞬間まで一喜一憂しながら読めたのだと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人的にはヒト〜ミチランダムで燃え尽きて、それ以降は何となく惰性で読んでしまった感はあるけどココロコは間違いなく心のバイブル、いや人生のバイブル!
次回作は気軽に読める話(短編集はそういう話なのかな?)というのも見たいですね。
いろいろあったけど何はともあれお疲れ様でした! -
今回はすべての「最後」へ向けて後編
最後のエピソードらしく壮大で大掛かりな現象が起きてどういう風に締めくくるか気になっていた前編。
この巻はそのまとめといったところ。
面白かったんですけど、やっぱりちょっと壮大すぎたのと最後はこうなるだろうなと思ったところに着地していい意味での読者を裏切れなかった気がします。
まぁ、ある人物が自信を取り戻したのはなによりでしたが(笑)
いままでありがとうございました! -
最後の戦いの下巻。
生徒会長が悪者にしか見えないのだが 笑
三番目達は、いたのかいないのかわからない。
一旦記憶は消えてしまい、世界がふうぜんかずらに会わなかった世界になるが、記憶が戻ると元通りは、都合がよすぎる気がしないでもない。
こちらもなんかスッキリしない。