ハルタ 2013-MARCH volume 2 (ビームコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784047288126

感想・レビュー・書評

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  •  今回の目玉は帯文でも紹介されていたBIG3「坂本ですが?」「シャーリー・メディスン」「ハクメイとミコチ」ですね。年10回刊ということで作品も載る号と載らない号がありますが載ったら載ったらで面白く、載らなかったらそれを補う面白い新人たちとハルタはバランスがとても良いマンガ雑誌だなと今回思いました。

     ギャグ勢の安定した伸び率。回数を重ねるごとにこの漫画雑誌の作品は本当にこちらの予想をはるかに超えてきます。「坂本ですが?」のスタイッリュアクションは毎回光り続けていますが、今回の遅刻、早弁は特に輝いていましたね。どうやってそんな特技を坂本くんが身につけたのか、閉じてねぇで教えてくれよ!坂本くん!。坂本くんに負けず劣らず「ヒナまつり」の面々も冴え渡ってました。誰か新田さんに味方してくれる人はいないのかと運命のままに流される新田が面白かったです。仁志のことをちゃんと調べてあげて。

     癒し勢もどんどんと。ハルタ1号から連載している「カプチーノ」ですがこの第2回はキュンキュンきましたね。手をつなぐことに悪戦苦闘するシチュっていうのは男側でも女側でもやっぱ萌えます。萩原くん、きみは充分少女マンガに出てくるようなタイプですよ。そして、満を持しての復活連載「シャーリー・メディスン」、小さなシャーリーが所狭しと動きまくる可愛さがもう萌えの極地でした。シャーリーに対しての店のでかさやヤカンのでかさがもぉーなんとも可愛さを引き立てていました、可愛すぎるぞシャーリー。

     読切たちも見応えあり。これがデビューとは思えないほど面白かったのが「ふしぎの国のバード」でした。実在の旅行家、イザベラ・バードの日本での滞在記をマンガ化するっていうのもロマンあって好きです。画風も森薫先生を彷彿とさせるし、ぜひシリーズ化してほしいな。他にもホラーの「誘い花」、ロボットホームドラマ「反抗のメモリー」、ドタバタアクション「スラムバングブラザーズ」、サイレントドラマ「ハニー・エニー・マニー」、ショートショート「いつもの町」など魅力あふれる読切たちでした。

     自分は全作品すべて面白いと思えてしまうほどハルタが好きです。様々な作品が色んな所で陽の目を見てほしいと思う今日このごろ。

  • 坂本ですが?(佐野菜見先生)
    竹を生ける発想はなかった…!

    カプチーノ(菊池まりこ先生)
    手をつなぐのも一苦労なところがかわいい。

    シャーリー・メディスン(森薫先生)
    働き者のシャーリーが可愛い。メイド服で可愛さ100倍。

    ハクメイとミコチ(樫木祐人先生)
    食べ物がおいしそう!森の暮らしは厳しいけれど楽しそう。

    でこぼこガーリッシュ(原鮎美先生)
    絵がかわいい!イケメン女子の天野さんがかっこかわいい。

    ヒナまつり(大武政夫先生)
    音楽が鳴りっぱなしなのがよかった。

    誘い花(高江洲弥先生)
    ちょいエロスと残酷さ加減が美しくもある。壁の花は美しいものが好きなんだね。

    狼の口(久慈光久先生)
    少年漫画という画風でした。

    乱と灰色の世界(入江亜季先生)
    扉絵の倒れた人が痛そうだったけど人物の描写がかっこいい。

    事件記者トトコ!(丸山薫先生)
    絵が可愛いです。

    年越しプラクティス(新居美智代先生)
    リアさんがかわいい。美人だけど日本の文化を一生懸命勉強しようとしているところが可愛い。

    ふしぎの国のバード(佐々大河先生)
    実在した旅行家、イザベラ・バードさんが主人公。素足で踏んだそばを食べたり、蚤だらけの家に寝泊まりしたり、ぎちぎちに髷を結われたり。。日本人でも衝撃。過去に戻って生活するのは厳しい。。

    反抗のメモリー(畑田知里先生)
    保護者ロボットが、唯一主人に逆らったエピソードがいい。何度も反抗しそうでしないなあと思っていたら、そうきたか~。

    ふうらい姉妹(長崎ライチ先生)
    美人なのに残念な姉妹。不思議な感覚の4コマ。

    補助隊モズクス(高田築先生)
    不思議な異能力をもつ少年。可愛くて不気味。顔のない白い服の子どもが怖すぎる。トラウマもの。

    星屑ニーナ(福島聡先生)
    女子高校生?がかわいい。

    ルドルフ・ターキー(長蔵ヒロコ先生)
    線画がはっきりしていて見やすい。イケメン兄ちゃんが沢山出てくる。そしてみんなデカイ。

    かぶき伊左(紗久楽さわ先生)
    絵がとても美しい!繊細です。

    スラムバングブラザーズ(大窪晶与先生)
    動物顔の兄弟がコミカル。

    石精綺譚(原鮎美先生)
    石精っていうものがあるセカイ。原先生の絵が素敵です。

    鴨の水かき(空木哲生先生)
    デザイン事務所のお話。新人と先輩とのやりとりが興味深い。クリエイターって大変ですね。。

    魔街の坂(中村哲也先生)
    ロボットもの?

    最愛の隣の悪夢(安住だいち先生)
    すごい部屋だ…!

    ベルチャイルドの鐘(高田健一先生)
    牢屋に入っている男の元に次々と来訪者が。面白かったです。

    青とグランドワーカー(犬童千絵先生)
    解体業者のお話。珍しくて興味深かった。

    ハニー・エニー・マニー(尾崎友美先生)
    ヘソクリサイレントまんが。

    罪と罰(天乃タカ先生)
    魔女マリーとハルニレ。夢のような不思議なおはなし。
    このハルタの中で一番続きが気になったお話。ハルニレが鹿男になった姿が怖くて悲しい。

    いつもの町(近藤聡乃先生)
    シンプルな絵で空気感が生っぽい。

  • 「かぶき伊左」と「シャーリー」が気になりすぎて買ってしまったハルタ2号。
    雑誌はいろいろ未知のものも読めるのが面白いし、
    たまに買うのはやぶさかでないのですが
    年に10号刊行で、連載作品は載る号と載らない号があるというのが、
    いまいちつかみにくいです。本屋さんではビニールかぶってるし。

  • 絶対面白い鉄板の作品が毎号全部載ってないし、新人ばかりで荒いし、話が偏ってるしで、フェローズの時は面白いのとそれなりの作品でバランス取れてたけど、掲載号が分かれたことで全体がそれなりになった…。
    今号は佐々大河の『ふしぎの国のバード』っていうの面白かった。19世紀末の実在の人物、イザベラ・バードのアイヌ冒険記。もっと読みたい。

  • 「なぁ閉じてねぇで、教えろって!」←どうなってんの(笑)

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著者プロフィール

* 同名著者複数

1.漫画家
森薫(もり かおる)
1978年東京都出身の漫画家、同人作家。代表作に2005年第9回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞、テレビアニメ化された『エマ』、マンガ大賞2014では大賞を受賞した『乙嫁語り』。

2.カウンセラー
森薫(もり かおる)
1950年佐賀県に生まれる。中央大学卒業後、2007年まで東京都内の中学校において、心障学級・通級情緒障害児学級などを受け持ち、熱心な生徒指導で保護者からも信頼を集める。2007年にはkTC総合教育研究所所長となる。元屋久島おおぞら高校副校長。2012年、一般社団法人家族支援メンタルサポート協会を設立、理事長に就任。
現在は学びリンク総研所長・家族支援メンタルサポート協会理事長。専門分野は、家族カウンセリング・非行問題・子育て支援・発達障害・不登校問題等多岐にわたり、年間百回以上の講演を行うなど、全国を駆け回っている。

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